フィリピン、ベトナムを襲った台風30号、とても一つの台風とは思えない甚大な被害をもたらしたようです。
この台風30号、米軍の観測によれば、「最大風速は秒速87・5メートル、最大瞬間風速は同105メートル」だったとか(讀賣の記事より)。「87.5m/s」とか「105m/s」とか、日本にやって来る台風の瞬間最大風速30~40m/sに比べて、そのとてつもなさ
は判りますが、イメージがわきません
そこで、これらの数値を時速に換算してみますと、
87.5m/s=315km/h
105m/s=378km/h
となります。
ちなみに、飛行機が離陸するときの速度は300km/h前後だそうですから、そんなタイミングに窓から顔を出したとき(実際には不可能ですが
)を想像すると、なんとなくその威力の凄さ
を感じることができる気がします。
同じく300km/h前後で東北新幹線が駅を通過するYouTubeの映像
を見ると、、、、
窓から出した手が風圧で千切れそうです
台風30号の風って、いったいどんな暴風
だっただろうかと…
加えて、高さ4mにも及んだという高潮
ほとんど津波と同じように、建物を根こそぎ破壊
してしまったようです。
自然災害としても強烈きわまりないところにもってきて、現地では、略奪やら強盗やら刑務所からの囚人の脱走やら、風評やらで、治安が激しく悪化して、フィリピン国内外からの支援活動までもが阻害されている由
被災者の人たちは、自然災害に加えて人的災害の脅威にもさらされているんですな
そんな報道に接して思い起こすのは、東日本大震災に見舞われたときの日本のこと。
海外のメディアが、「略奪は起こらず、被災者の方々は列をつくって、配られる食糧を受け取った」と驚きを持って報道したこと自体に驚いたものですが、やはりそれは「世界の常識」からすれば驚くべきことだったのだと感じています。
日本でも「空き巣狙い」や「窃盗」は起こったようですが(やはり善人ばかりではありません)、それでも、「治安が悪化しているから早く逃げたい
」といったパニック
が発生しなかったことは確か。
つくづく日本人としての誇りと日本人として生まれた喜びを感じてしまった私でございました。
それでも、大変な状況に置かれているフィリピンの人たちのために何かしたいという思いから、私はささやか
ながら寄付
いたしました。
私、クレジットカードを使ったのですが、上に載せた記述によれば、
この度の募金のお振替は2014年1月、になります。また、領収書の送付をご希望頂いている場合は、2014年3月頃に発送させて頂く予定です。
※クレジットカードのお振替は上記の通りですが、現地への拠出は、みなさまからお約束いただいた募金の状況に応じて、実際のお振替より前に速やかに行ってまいります。
だそうで、失敗したぁ~ です。
銀行振込にすればよかった…
これは今後のための教訓として、とりあえずは私のささやかな寄付が、被災者の人たちのために役立ってくれることと、被災地の速やかな復興を願うばかりです。