「忘れた頃に年末の愛知旅行記を再開(その4)」のつづきは、明治村「3丁目」からお送りします。
と、その前に、、、またもや雪
先週は東日本を中心にした雪だったのが、今週は関西から東北にかけて広範な地域で大雪
になっているようです。
今週末の「MISIA星空のライヴVII -15th Celebration- Hoshizora Symphony Orchestra」横浜公演に遠征してくる皆さんは無事に横浜アリーナにたどりつけるのでしょうか
Good Luck と切に願う私でございます。
ちなみにきょうの私、この雪のため、会社
が基本的に午前中で終わったことから、早々に帰宅
しています。
きのうのうちから、きょうは電車で出勤するつもりで、実際、そうしたもので、大きな影響は受けませんでした
明日は、昼頃までには雪がだいぶ溶けて、何事もなかったように横浜に出撃できる気がしています(希望的観測かもしれませんナ)
「4丁目」から「3丁目」に向かって歩く途中、こんなものがありました。
現代アート
っぽく見えますが、これは、下関市彦島たけのこ島町(cute
な地名
)にあった「台場鼻潮流信号機」だそうです。
説明板によりますと、
関門海峡は、潮流が急で海峡幅が狭く、とくに明治後半には交通量も増加し、衝突座礁する船舶が少なくなかった。
この潮流信号機は、明治42年8月、竹ノ子島の台場鼻通潮流信号所に設置され、航行する船舶の安全を図るため潮流の方向、緩急を70年間も知らせ続けその役目を果たしてきた。
そうな。
関門海峡海上交通センターのサイトによれば、
黒い四角板■が、上70度の場合は東流中央期、上30度は東流初又は末期、赤い丸板●が上70度の場合は西流中央期、上30度は西流初又は末期を表してい
ました。
なお、夜間は、灯台の閃光の間隔、色によって表していました。
ですと。
上の写真の状態は、「西流(周防灘から玄海灘の方へ流れる潮流)の中央期(速い)」を示しているわけですな。
そして、現在は、
電光板・日本語放送・テレホンサービスでお知らせしています。
で、右の図は台場鼻潮流信号所を含む潮流信号所の位置と、電光板の視認範囲を示したもの。
なるほど~、勉強になります。
こちらの「建物」、何だと思います?
入鹿池の畔に立つ四阿(あずまや)の風情ですが、四阿にしてはかなりデカい
説明板には、「宗教大学車寄」とあります。
この車寄は東京郊外の巣鴨に(1908年:明治41年に)新築された宗教大学本館の正面に設けられた。本館は中央にバロック風の角ドームをのせた大屋根をいただく一文字型で、二階建ての洋風建築であった。車寄の高さが6.9mにもなることから、本館が壮大な建築であったことがうかがえる。
「宗教大学って?」と思いますが、
仏教学を専門とする宗教大学は、大正15年(1926)に大正大学と改称されたが、校舎は昭和43年(1968)の解体まで続けて使用された。
ということで、現在の大正大学です。
Wikipediaに載っている写真(雪景色
)に、「中央にバロック風の角ドームをのせた大屋根をいただく一文字型で、二階建ての洋風建築であった」という本館とこの車寄が写っています。
上に載せた「宗教大学車寄」の写真を撮った場所で、ふり返ると「神戸山手西洋人住居」が立っています。
「木造総2階建の主屋と付属屋からなる住宅」なんですが、付属屋の2階がかなり違和感ありでした。
アップにしますと、
白塗りの下見板を除けば、屋根瓦を含めて、完全に和風です
この建物は、
当初は外国人のものであったと思われるが、同29年(1896)には日本人増田周助の所有であったとの記録がある。
というものなんですが、増田さんが和風に改装したのか、はたまた、最初に所有した外国人が異国情緒を楽しもうと和風
に造らせたのか判りません…
後者だったら面白いんだけどねぇ…。
この「神戸山手西洋人住居」の隣りも洋館で、
こちらは、いかにもグラバー園にありそう と思ったら、案の上、「長崎居留地二十五番館」でした
この「長崎居留地二十五番館」の内部の展示のメインテーマが、どうしたことかトイレでした。
染付の便器とか、
おまるとか…。
そのおまるというのが、そんじょそこらのものではないのが、「博物館 明治村」です。
例えばこちら
説明板によれば、日光金谷ホテル
で使われた「チェインバーポット」なんだそうですが、
チェインバーポットはベッドの下や、扉つき家具の中に収められておかれた『おまる』で、中には砂が入っていた。特に美しい装飾を施されることが多かった。
ですと
そしてこちら、
明治宮殿で使用された「便器(チェインバーポット)・洗面器・水差し」だそうな
洗面器とおまるがお揃いのデザインってのは…
いろいろ感じ入るところを胸に秘めて歩を進めると、おぉ
「軍艦島」こと「端島」の模型です
去年の軍艦島探訪のこと(記事はこちら)が頭の中を巡りまくり
今、私のメインPCのログイン&ログオフ画面は、こちら
の写真
を使っています。
ログインの時はともかく、ログオフの時にこの画面が出ると、サヨナラ~ぁって感じでなかなか良いものです
ログイン&ログオフ画面の変更方法はこちらのサイトをご参照ください。
ちょいと話の流れが変わったところで「その6」に続きます。
つづき:2014/03/02 忘れた頃に年末の愛知旅行記を再開(その6)