新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

信州遠征記ダイジェスト(最終日・後半)

2015-07-21 23:24:31 | 旅行記

「信州遠征記ダイジェスト(最終日・前半)」つづきでございまして、予告のとおり、昨日の旅程を紹介したいと思いま・・・・・・したが、前振りがあった方がよかろうということで、信州旅行出発前夜のことから話を始めます。

当初のもくろみでは、最終日の午前中は松本落ち穂拾いをして、昼過ぎに茅野に移動、路線バス尖石(とがりいし)縄文考古館に行って国宝土偶に再会し、とって返して茅野駅から特急あずさに乗って家路につく、、、というものでした。

ところが、出発前夜になって、茅野には私にとって重要なスポットがあることを思い出しました

それは、建築史家・藤森照信さんの作品茅野に存在するということ

5年前、米TIME誌(電子版)「世界の危険な建造物トップ10(Top 10 Precarious Buildings)」を発表したのだそうで、その中にはかのピサの斜塔と共に、日本からも1棟の建物が選出されました。
その名誉に輝いたのが、現在、茅野市に存在する藤森照信さんの作品、茶室「高過庵(たかすぎあん)」

実は私、25年前に名著「明治の東京計画」を読んで以来、藤森照信さんのファンでございます。

その茶室「高過庵」を含む藤森さん3棟の作品茅野市にあるというので、どこなのだろうかと調べてみると、諏訪大社上社本宮前宮ほぼ中間点にありました。

これなら、松本の散策は旅行2日目で終えて、3日目は朝から茅野を探訪することにすれば、諏訪大社上社2社藤森さんの一連の作品高過庵空飛ぶ泥舟茅野市神長官守矢史料館)を鑑賞できるのではないかと気づきました

ところが、茅野駅から諏訪大社上社本宮または前宮までの路線バスを調べると、路線があることはあったのですが、、、

なななななんと、

土曜日、日祝日、12月31日~1月3日は、全便運休

ですと

およそ「観光地」としてはあり得ないバスダイヤではありませんか

   

ということで前振りはこの辺に留めておきまして信州旅行最終日旅程は以下のとおりです。

ホテル⇒徒歩松本駅特急あずさ茅野駅タクシー諏訪大社上社本宮⇒徒歩茅野市神長官守矢史料館⇒徒歩諏訪大社上社前宮⇒徒歩茅野駅路線バス尖石縄文考古館前尖石縄文考古館尖石縄文考古館前路線バス茅野駅特急あずさ立川駅中央線・快速西国分寺駅武蔵野線最寄り駅⇒徒歩自宅

上に書いた「藤森さんの一連の作品高過庵空飛ぶ泥舟茅野市神長官守矢史料館)」は、茅野市神長官守矢史料館の界隈に点在しているんですが、案内図はありませんで、案内板に従って歩いて行くと、高過庵空飛ぶ泥舟ど~ん と目の前に現れて、これはもう、最高の気分でした。

高過庵(左)と空飛ぶ泥舟(右)

きょうはここでお終いなんですが、もったいないので、高過庵アップ写真を載せておきます。

高過庵

つづきのようなもの:2015/07/22 信州遠征記ダイジェストのダイジェスト
本編:206/03/09 半年前の信州旅行記(その31)茅野編 1

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