「2017年3度目の関西旅行記 #2-10」のつづきです。
「#2-11」に引き続いて海上自衛隊舞鶴地方隊の北吸桟橋で見たヘリコプター搭載型護衛艦(DDH)「ひゅうが」をしげしげと拝見しましょう。
主錨が艦首の左舷と先端についているのも珍しい のですけど、
艦全体が、なんか、のぺ~っ としている気がしませんか?
下に載せた戦艦大和(大和ミュージアムで観た1/10模型)の艦橋付近と比べるまでもなくシンプルというか、平面的というか…
Wikipediaから引用すれば、
艦体や上部構造物はステルス性を考慮して側面に傾斜がつけられ、表面は平滑に整形されている。
だそうで、敵方のレーダーに写らないようにするための造形なんですな。
加えて、平面型レーダー(フェーズドアレイ・レーダー)を付けやすくするという意味もあるかもしれません。
見えない遠方にいる敵と対峙する現代の軍艦にとって、「人の目を気にする」よりも「敵のレーダーを気にする」ことが必要だし、敵より先に敵の存在に気づき、その位置を特定することが大事
なんでしょう。
「#2-10」に載せたこの写真、
艦船の姿でもっとも目立つのは、白い物体で、その武装以上にやたらと目
につきます。
で、その「白い物体」のほとんどはレーダーなんですな。
今回、護衛艦を間近に観て持った印象の第一は、レーダーが多いこと、そして第二が武装が目立たないことでした。
というところで、きょうはここまで
つづき:2017/12/16 2017年3度目の関西旅行記 #2-12