「2017年3度目の関西旅行記 #2-11」のつづきも海上自衛隊舞鶴地方隊北吸桟橋のお話です。
ヘリコプター搭載型護衛艦(DDH)「ひゅうが」の東側に停泊していたのは、補給艦「ましゅう」でした。
デカい「ひゅうが」(全長:197m、基準排水量:13,950t)にもまして「ましゅう」(全長:221m、基準排水量:13,500t)はデカい
そして、より「のぺぇ~」としていました。
とても地味な船なのですが、
それは補給艦ですから、地味なのは当然といえば当然のこと…、なんですが、前日、夕潮台公園から見えた「ましゅう」は「満艦飾」モードでした。
ところが、この日の「ましゅう」は「満艦飾」モードとはほど遠い地味ぃ~な存在でした。
「#1-6」で書いたように、前日(10月28日)は、通常なら一般公開されているはずの土曜日ながら、北吸桟橋は「都合により」公開されていなかったわけで、それなのに、「満艦飾」モードとは、どういうことなのでしょうか?
賓客か要人が視察に来ていたのでしょうかねぇ…
「ひゅうが」同様、「ましゅう」くらい大きな船になると岸壁から見える範囲も狭まるわけですが、
クレーンっぽいものがあったり、燃料ホースらしきものがあったりして、そこはやはり補給艦らしい
外からは見えないものの、「ましゅう」は病院船としての機能も持っていて、Wikipediaによれば、病床が46床もあるんですって
でも、病人や怪我人をどうやって「ましゅう」に収容するんでしょ?
そこは当然ながら後部甲板にヘリポートを持っておりまして、ヘリコプターで病人や怪我人を運び込むことができます。
物資の輸送や補給もできるし、病人や怪我人の手当もできる「ましゅう」、災害出動でも活躍が期待できるわけでして、東日本大震災の際には「ましゅう」も出動したとのこと。
地味な艦船ではあるけれど、頼れる船なんですな、「ましゅう」は…
つづき:2017/12/21 2017年3度目の関西旅行記 #2-13