きのうの「マイナンバーカードをgetした」のつづきのようなものです。
自宅にマイナンバーの通知カードとマイナンバーカードの交付申請書類が届いたのは、2015年12月のことでした。
でも、通知カード(のコピー)があれば、
勤務先とか金融機関とか税務署への届出/申告ができたこともあって、マイナンバーカードを作成する気はまったく起こりませんでした。
とりわけ、平日のワーキングアワーに区役所まで受取に行くのは、勤労者にとってはハードルが高かった…
でも、こちらで書いたように、昨年末以降、いろいろ状況が変わり、私もマイナンバーカードを作ろうか…
と思ったら、交付申請書が行方不明
そりゃ、4年も経っているのですから、年に1~2回は使っていた通知カードのようなわけにはいきません。
申請書類を郵送する方法以外にも、Webやスマホからも申請は可能ですが、申請書類に印字されている「申請書ID」(マイナンバーとは違う) が必要で、いかんともしがたい…
区役所に相談してみようかな…と考えているうちに、新型コロナウイルスが流行始めて、10万円の特別給付金絡みで、マイナンバーカードの申込が急増しているなんてニュースが伝わってきました。
そして、緊急事態宣言が出されて、家
に引きこもったことをきっかけに片付けを始めて、没頭
していると、5月11日、出てきましたぁ~、マイナンバーカードの申請書類
そうだよなぁ~、捨てるはずはないものなぁ~ です。
でも、特別給付金だぁ、マイナンバーカードだぁ
、とドタバタ状況
のなか、慌てて申請する必要はないわけで
、結局、私が、自分の顔写真
をデジカメ
で撮って、Web
でマイナンバーカードの発行を申請したのは、申請書の出土からちょうど1ヶ月後の6月11日のことでした。
「マイナンバーカードをgetした」で書いたように、昨日、マイナンバーカードを受領した私がとった行動は、大宮まで行って、ICカードリーダーを買うことでした。
私は、こちらとかこちらに書いたように、ICカードリーダーの「PaSoRi (パソリ)」を持っています。
かつては、Suica(カード型)の残高を確認したり、Suicaに入金するのに使った「PaSoRi」ですが、SuicaをモバイルSuica主体に替えたことで(クレカのVIEW Suicaの残高は0円)、すっかり使う機会が無くなっていました。
それなのに、なぜ、新しいICカードリーダーを買った?
それは、来年以降の確定申告に使おうと考えたからです。
これまで、電子納税システム、いわゆるe-Taxを使おうとする場合、こちらで書いたように、
区役所に行って住基カード(ICカード)を作った上に電子証明書を発行してもらわなければならないし(さいたま市の場合、手数料が初年度1,000円、その後3年毎に500円)、カードリーダーも準備する必要があります。
だったのですが、マイナンバーカードを入手したことで、「住基カード」と「電子証明書」はクリアして、あとは、PaSoRiをマイナンバーカード対応のものに替えればOK
となったのです。
もっとも、確定申告は、これまでどおり郵送ならば、84~94円の郵送料+αで済むのですが、それでも、まぁ世の中はペーパーレスに向かっているわけですから…
さて、マイナンバーカード対応のPaSoRiを買って、昼食に大宮駅の駅ナカで牛たん定食を食べた私は、自宅に帰ると、マイナポイントの申込作業にとりかかりました。
マイナポイントというのは、
令和2年9月から令和3年3月の期間内にキャッシュレスで2万円のチャージまたはお買い物をすると1人あたり上限5,000円分(付与率25%)のマイナポイントがもらえる!
※マイナポイントは選択したキャッシュレス決済サービスのポイントとしていつものお買い物で使えます。
というキャンペーンで、利用イメージは、
というもの。
これとマイナンバーカードがどう絡むのか、、、なんですが、このイベントというかサービスへの参加登録するには、マイナンバーカードが必須 というところがミソ。
要するに、普及が全然進まないマイナンバーカードの普及促進施策なんですな。
このマイナポイントの付与対象になるキャッシュレスサービスは、各人がそれぞれ一つだけ選んで、それを登録する必要があります。
私は、「Suica + JREポイント」を選びました。
Suicaへのチャージ
に応じて、JRE POINTが貯まる、というヤツ。
JREポイントは、使い勝手が良くないのですけど、私の場合、マイナポイント上限の5000円分には、半月で到達するのは必至
ですので…
そして、結論から書きますと、無事に申込が完了しました
ここまでの作業は、難しくはないけれど、簡単ではありませんでした。
とにかく、いろいろなコードというか文字列を入力しなくてはならないし、PCから申請しようとすると、ICカードリーダー必須はもちろんのこと、OSはWindowsだけでiOSはNG
だし、ブラウザは、Internet Explorer 11限定
ときたもんだ
私が常用しているGoogle Chromeはもちろんのこと、Microsoft Edgeまでもがダメとは…
私は、「Windowsアクセサリ」から「Internet Explorer」を見つけ出して、作業を進めました。
IEを立ち上げ、Microsoft Edgeの利用を勧めるメッセージを無視して、マイナポイントのポータルを検索して、申込作業にとりかかりました。
手順は、
マイナポイントの予約(マイキーIDの取得)
マイナンバーカードの読み取り
「利用者証明用暗証番号(4ケタ)」を入力
マイナポイントの申込に進む
マイナポイントをもらう決済サービスを検索して選択
利用規約を確認
決済サービスID, セキュリティコード その他を入力
申込情報を確認し申込み
「利用者証明用暗証番号(4ケタ)」を入力
申込情報を確認し完了
というもので、繰り返しになりますが、難しくはないけれど、簡単ではありません
私が申し込んだ「Suica + JRE POINT」の場合、
【決済サービスID】JRE POINT交換番号(半角数字10ケタ)
【セキュリティコード1】氏名(全角カナ・スペース無)
【セキュリティコード2】生年月日(西暦・半角数字8ケタ)
※セキュリティコード3・4は入力不要です。
で、ホント、面倒くさい…
ということで、全国民がすべからく支障なく申し込みできるシロモノではない気がします。
これからマイナポイントを申し込もうとされる皆様、めげずにガンバッてくださいまし。
ちなみに、私のスマホでは、マイナンバーカードを読み取れません
Why?
【追記】スマホでマイナンバーカードを読み取れるようにするには、いろいろ調べてみると、スマホの設定で「NFC」を使えるようにしておかなければならないらしいことが判りました。
「NFC(Near Field Communication)」とは、「近距離無線通信規格」のことで、「かざすだけで周辺機器との通信ができる技術」なんですが、わたしは、普段、モバイルSuica
を問題なく使っていますので、もちろん「NFC」が使える設定になっていると思い込んでいました。
それでも、一応、確認してみますと、、、、おろっ? OFFになっている
ではありませんか
スマホの設定で「NFCがOFF」でも、FeliCaを使ったSuicaは使えるとは、どういう論理構成になっているのでしょうか?
さっそく、「NFC」を「ON」にして、マイナンバーカードをスマホの下に重ねてみますと、今度は難なく読み取れました
これで私の生活が変化することはありえませんが、とりあえず、良かった… ということにしておきます。(2020/08/05 11:20)
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