好天に誘われて上野の東京国立博物館(トーハク)に行ってきました。
恒例の「博物館でお花見を」は先週日曜日で終わってしまい、行けずじまいでしたが、本物のサクラ
はまだまだ間に合う
という次第です。
で、きょうの上野公園は、とても平日とは思えないほどの賑わい
そして、なんと外国人の多いこと
そして、人出が多いだけでなく、服装も話す言葉も多様性に満ちていました。
これだけでも十分に驚いたのですが、トーハクに入場すると、本館前の行列にびっくり
これは、特別展「中尊寺金色堂」を観ようとする人たちの列で、なんでも「60分待ち」だとか
私がこの特別展を観た1月末には(記事)、行列することもなくすんなり展示室に入室できて、ゆっくりゆったり見物できたのですが、今週末が千穐楽ということもあってか、こりゃ早めに観に行ってよかった…と思ったのでした。
さて、きょうの私のトーハクでのお目当ては、敷地内のサクラでした。
トーハクには咲く時期の違う数種類のサクラが植えられていて、長い期間、サクラを楽しめるのです。
遅咲きのカンザンなんて、まだツボミの状態でした。
でも、私一番のお気に入りのイチヨウザクラは、ちょうど見頃を迎えていました。
ほんとかわいらしい花です
また、もう一つの私のお気に入りのオオシマザクラもほぼ満開でした
一方で、葉桜になりつつあるソメイヨシノほどではないにしろ、ミカドヨシノも、盛りを過ぎた感じ…。
でも、これを眺めながら食したランチはなかなかオツなものでした
このように、「ソメイヨシノだけがサクラじゃない」
なのですが、「サクラだけが花じゃない」 でもあるわけで、サクラ以外の花も楽しんできましたので、そちらも紹介しましょう。
まずはこちら。
これを「花」と呼ぶのはどうかと思いますが、2か月ほど前に花と香りを楽しませてくれたウメが実をつけていました。
また、こちらは「花」と呼ぶには地味すぎるカエデ。
まぁ、今でこそ地味ですが、カエデは秋の主役ですから…
ここまでウメ・サクラとくれば、モモを忘れてはいけません
九条館の前では、「ヒナタシダレ」が、まごうことない桃色の花を見事に咲かせていました
私は、今週末、今シーズン初のドライブ帰省を予定しています。
この季節のドライブ帰省のお楽しみは、東北道沿線のサクラと、福島辺りのモモの花なんですが、今回はどうでしょうか?
サクラの季節は、どうしても上
ばかりを見てしまうものですが、こちらで書いた皇居・乾通りで見かけた少年
のように視線
を変えると、思いがけないものを見つけるものです。
表慶館裏の日陰ではハナニラが咲きまくっていましたし、
九条館の傍らではシャガが咲きまくっていました。
ところで、「シャガ」という奇妙な名前の由来はどういうものなのでしょうか?
Wikipediaを見てもよく判りませぬ
そのうち気が向いたら調べてみます
トーハクに着いてから約1時間半を庭園とレストランで過ごしてしまった私、この後、本館(日本ギャラリー)の展示も楽しんだのですが、そのことは、これまた気が向いたらブログに書くかもしれません
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