「第2回 おとなの社会科見学(その3)」のつづきです。
JAXA 筑波宇宙センターの展示館には、当然のようにコレが鎮座ましましておられました。
MUSES-C(小惑星探査機)「はやぶさ」です。
1/2サイズの模型なのはチト残念ですが(JAXA 相模原キャンパスには実物大模型があるはず)、はやぶさの地球帰還に大喜びして(記事はこちら)、ついには十数年ぶりにプラモデル(下の写真)まで作ってしまった私としましては、感激
でありました。
一方で、先に模型を見ていれば、もうちょいとうまくプラモデルを作れたのではないかと思ったりもして…。
例えば、衛星の下(宇宙空間では上下左右はないのだけれど)からの眺めなんて、かなり参考になります。
太陽電池パネルの裏の白い筋(配線?)とか、サンプル採取用の筒(特にメッシュ状のところ)とか、ふ~ん、こんな風になっているんだ…と、なんだかもう一回プラモデルを作ってみたい思いがフツフツと湧き上がってきます。
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惑星探査機 はやぶさ (1/32 スペースクラフト NO.01) 価格:¥ 2,100(税込) 発売日:2010-06-06 |
筑波宇宙センターのお土産売り場では「はやぶさ」のプラモデルが販売されていて、かなぁ~りそそられましたが、必死にこらえましたぁッ
だけんども、しかし。 8月15~19日に丸の内オアゾで、はやぶさのカプセル一部が展示されることになっていて(こちらをご参照方)、私は見に行くつもりです(幸いにも職場に近い
)。そこで「はやぶさ」のプラモデルが販売されていたりなんかしたら、私は決壊してしまうかもしれませんナ
こうして「展示館」の見学は興奮のうちに終了して(お土産にメモパッドをいただきました)、広報棟とその中にあるお土産売り場を冷やかして(冷やかすつもりが、1点だけグッズを買ってしまった…
このグッズの話はまた後日)、最後にこちら
をしげしげと見学しました。
H-IIロケットです。
H-IIロケットをなめるように見ていると、SRB(補助ロケットブースター)(上の写真では、手前に写っている小さめのロケット)の台座にこんなプレートを発見(?)しました。
SRBの台座の製造会社が日産自動車とな…
日産がSRBだけでなく、固体ロケット(やロケット兵器も)を造っていたことは知っていましたが、まさかこんなただの鉄の塊(失礼)まで作っていたとは知りませんでした。きっと、日産がどこかの鉄工所に発注して、日産の責任で納入したのでしょう。
そんな細かいことはともかく、SRBのノーズコーン(先端の円錐状の部品)にありゃりゃと思いました。
JAXAの見学者用パンフレットに載っているH-IIロケットは、汚れなくピッカピカ
です。が、現物は風雨に晒されて、水垢がついて結構薄汚れています。ところが、その汚れ方がハイテク
ほら
水垢が見事な曲線を描いています
やはり、模型とはいえ、ただ者ではありません(意味不明?)
それじゃ、H-IIロケット先端の衛星フェアリングはどうかと申しますと、、、
わたくし、黄色のクルマを所有していたことがありまして、そのクルマを手入れなく放っておくと、ついた水垢が縦縞に見えて、まさに「トラぐるま」になっていました。
でも、かつての愛車の「水垢の縦縞」とは次元が違う繊細さでした(「トラぐるま」も捨てたものではなかったと思うケド)。
やはり加工の精度がアストロ・レベル(意味不明)なのでしょうな、きっと…。
妙なところに感激しつつ、JAXA 筑波宇宙センターの見学を終えたのでありました。
いやはや、楽しかった…。
交通費や飲み物代、お土産代以外は不要な、お手軽な観光&見学スポットですゾ
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