通勤のクルマの中で聴いていたラジオ番組で、
三陸の海が豊かな漁場なのは、三陸の森が豊かだから
といった話題が取り上げられていました(こちらをご参照方)。
手っ取り早くいうと、豊かな森から流れ出た川には豊富な栄養分が含まれていて、その水が流れ込む海も栄養たっぷりの良い漁場になる、という次第。
番組では、NPO法人「森は海の恋人」の副理事長で、気仙沼で牡蠣の養殖業を営む畠山信さんが、東日本大震災からの復興状況について語られていました。
被災地で暮らしている方の切実なお話もさることながら、印象的だったのは、森と川と海がつながっているということ。至極当然といえば当然な話ですが、海の幸を得るために、森を育てる…、なんとも視線の遠い、素晴らしい考え方だと思います。
10月7日の記事「国連生物多様性の10年×MISIAプロジェクト」に書きましたように、今年から10年間、「国連生物多様性の10年」がつづきます。
そんなこともあってか、先日届いた雑誌「ナショナル ジオグラフィック」には、こんな別冊が同封されていました。
「再生と生物多様性」と題された「特別編集版」には、NPO法人「森は海の恋人」の理事長、畠山重篤さんも登場しています。
この特別編集版(さすがはナショジオで、写真がステキ
)、読めば読むほど(かなり読み応えあり
)、生物多様性の深さというものを感じます。
まさしく、
この空の下 数えきれないほどの命が
繋がり 生きている
(LIFE IN HARMONYより)
です
ところで、「国連生物多様性の10年×MISIAプロジェクト」で書いた、「MISIAさんが歌う童謡『故郷』に合わせてコマ撮りのアニメーションで里山や森の風景を紹介」するメッセージ映像が、YouTubeで観られるようになっていました
うぎゅあぁぁ、いい…
明日「文化の日」も、私にとっては、祝日とは関係なく稼働日であることを忘れてしまいます