新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

生物多様性って奥が深い

2011-11-02 23:29:14 | MISIA

通勤のクルマの中で聴いていたラジオ番組で、


三陸の海が豊かな漁場なのは、三陸の森が豊かだから


といった話題が取り上げられていました(こちらをご参照方)。


手っ取り早くいうと、豊かな森から流れ出た川には豊富な栄養分が含まれていて、その水が流れ込む海も栄養たっぷりの良い漁場になる、という次第。


番組では、NPO法人「森は海の恋人」の副理事長で、気仙沼で牡蠣の養殖業を営む畠山信さんが、東日本大震災からの復興状況について語られていました。
被災地で暮らしている方の切実なお話もさることながら、印象的だったのは、森と川と海がつながっているということ。至極当然といえば当然な話ですが、海の幸を得るために、森を育てる…、なんとも視線の遠い、素晴らしい考え方だと思います。


10月7日の記事「国連生物多様性の10年×MISIAプロジェクト」に書きましたように、今年から10年間、「国連生物多様性の10年」がつづきます。


111102_1_1そんなこともあってか、先日届いた雑誌「ナショナル ジオグラフィック」には、こんな別冊が同封されていました。
再生と生物多様性」と題された「特別編集版」には、NPO法人「森は海の恋人」の理事長、畠山重篤さんも登場しています。


この特別編集版(さすがはナショジオで、写真がステキ)、読めば読むほど(かなり読み応えあり)、生物多様性の深さというものを感じます。

まさしく、


 この空の下 数えきれないほどの命が
 繋がり 生きている

  (LIFE IN HARMONYより)


です


ところで、「国連生物多様性の10年×MISIAプロジェクト」で書いた、「MISIAさんが歌う童謡『故郷』に合わせてコマ撮りのアニメーションで里山や森の風景を紹介」するメッセージ映像が、YouTubeで観られるようになっていました



うぎゅあぁぁいい…


明日「文化の日」も、私にとっては、祝日とは関係なく稼働日であることを忘れてしまいます

コメント
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