年が変わったことですから、「いつも赤信号な交差点」(初出はこちらの記事)の2012年4Q(第4四半期:10-12月)のランキングをまとめました。
もっとも、「第4四半期」といっても、データを取り始めたのはこちらで書いたように去年の10月22日でしたから、「2ヶ月と1週間」の集計です。
で、渋滞を除いて赤信号に引っかかる確率が高い「いつも赤信号な交差点」ベスト10(ワースト10?)は、
1位:土支田(笹目通り) 100%![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bz/shock.gif)
2位:千歳台(環八) 93.1%![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bz/happy02.gif)
3位:宮の前(R246) 64.0%
4位:中の橋(環八) 61.9%
5位:有馬四丁目(R246) 60.0%
6位:世田谷清掃工場前(環八) 58.6%
7位:東工大入口(R246) 57.9%
8位:観蔵院入口(笹目通り) 54.5%
9位:環八神明通り(環八) 52.6%
10位:名無し[牛房歩道橋南](笹目通り) 52.4%
でございました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bz/sign03.gif)
そうそう、側道から大きな通りに合流する「瀬田(64.5%)」と「笹目橋(78.6%)」は、ランキングから除外しています。
また、複数の交差点のユニットで「いつも赤信号な区間」を構成してる地点のランキングはこんな風になっています。
1位:谷原周辺の5交差点(笹目通り) 92.6%
2位:世田谷清掃工場前 & 大蔵一丁目(環八) 79.3%
3位:東電荻窪支社前 & 荻窪白山神社北(環八) 74.1%
4位:牛房歩道橋前後の2交差点(笹目通り) 73.9%
5位:環八神明通り⇒南荻窪一丁目南⇒川南(環八) 72.2%
ちなみに「5位」の「環八神明通り⇒南荻窪一丁目南⇒川南」は、R246の「東工大入口⇒つくし野」に次ぐ渋滞ポイント
でして、渋滞まで加味した「いつも止められる区間」度は、「環八神明通り⇒南荻窪一丁目南⇒川南」が81.5%、「東工大入口⇒つくし野」が87.9%という高率になってしまいます。
こんなわけで、私の帰り道で鬱陶しく思っている区間
は、1位が渋滞
プラス「いつも赤信号」
上位に食い込んだ「東工大入口⇒つくし野⇒長津田⇒宮の前」(R246)、
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2位がクルマの流れを止めようとしている
としか思えない度しがたい信号制御
をしている「高松六丁目(最近、赤丸急上昇[死語か
])⇒土支田⇒名無しの三叉路⇒名無し[牛房歩道橋南]⇒名無し[牛房歩道橋北]⇒名無し[坂上歩道橋手前]」(笹目通り)、
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3位がなぜか連発で止められる
ことの多い「有馬四丁目⇒有馬病院入口」(R246)がワースト3です。
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なお、環八の川南を先頭にした渋滞(酷いときには千歳台辺りまで繋がっている…
)はさじを投げています![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bz/bomb.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bz/signaler.gif)
日経新聞に中嶋一貴さんがコラムを書いていて、去年11月6日、「なぜクルマを運転する機会が減ったのだろう」と題する記事で、
移動の自由を与えてくれる道具である車は、「動いてなんぼ」だと僕は思っています。だから、渋滞が嫌いです。できるだけ、止まらず、走っていたいのです。ところが、日本では様々な交通ルールや道路事情から、「無駄に止まる」ことが多いのではないでしょうか。
(中略)
欧州と日本のドライブ環境の違いで感じる最大の違いは、欧州では「車は走って動くもの」という前提で道路が作られていることです。信号は少なく、その代わりに町中には「ラウンドアバウト」があります。ラウンドアバウトは円の中心に近い車が先に行きたい方向に行く優先権を持つという仕組みなのですが、車が他にいなければ止まらなくてもいいので自由に動けます。運転手の主体性に任されているという状況には感動しました。
信号という仕組みは、赤で止まり青で進むというシンプルなものですが、車も歩行者もあまり考えることなく、半ば機械的に赤で止まり、青で進むというのは危険なことだと思います。
日本は一時停止も多い。徐行すれば済むようなところを、一時停止させられてしまう。しかも、完全に止まっていないという理由で罰金を取られることさえあります。自分では安全運転をしていると思っていても、そういう細かいところで違反切符を切られてしまうと、運転する気も次第にうせてきます。
最高速度100キロでしか走れない日本の高速道路。一律の制限速度には事故が起きた場合の被害を減らすという利点があるのかもしれません。しかし、自分の責任で安全確保につとめながら、移動する自由を楽しむという車の本質を犠牲にしてはいないでしょうか。
と書いていらっしゃいました。
かなり同意
しながらこのコラムを読んで、しばし考えてみると
、妙な信号制御は警察(公安委員会)だけのせいではない気がしてきます。
自律的な運転ができないドライバーがいること、警察がドライバーを信用していないこと、事故が起これば警察や道路管理者の責任が追及されがちなこと、こんなことが重層して「交通は規制すべきもの」となってしまっているのかと思います。
毎朝、渋滞の中、首都高速5号線の志村料金所を通過して、6列の車列がものの見事に2列に収斂していく儀式に参加していると、たまには変なクルマ(首都圏以外のナンバーのクルマや、数人が乗り込んだ1BOX車に多い
)もいますけれど、もっとドライバーを信頼しても良いと思うのですがねぇ…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bz/think.gif)
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さて、今後、この「いつも赤信号な交差点」は、月〆めで、直今3ヶ月を集計してみようと思っています。
注目(?)は、①土支田の「いつも赤信号」はいつまでつづくのか、②世田谷清掃工場前の「復権」はあるのか、③高松六丁目が上位に食い込んでくるのか、の3点です。
【追記】Google マップを追加しました。(2013/01/12 21:48)