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小心者の旅行遍歴
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砂漠の塩

2018-10-30 19:28:06 | 

松本清張の「砂漠の塩」

最近の言葉でいうとダブル不倫の物語。
ふつうならまず読まないジャンルなのだが、エジプトが出てくるというので
図書館から借りてきた。

舞台が昭和40年代ということで、カイロまで行くのが大変。

主人公が乗った飛行機は、東京からアンカレッジ・ハンブルグで給油してパリへ。
そこからまたアテネで止まってカイロ。

その相手は南回りで、香港~バンコク~テヘラン(?)でそれぞれ休憩してカイロへ。
「3時間飛んで1時間休む」って、これじゃ海外旅行も大変!

今の時代でよかった。

言葉づかいも違う。不倫相手の男と話すのに
 カーテンをお閉めになったら
とか
 よろしいのよ。寒かったらあとでいただきますから
とか。

いやはや。これが普通だったんだろうか?

コメント
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