団体客が去った後、女性に写真撮ってくれと声かけられた。
個人の旅行者もいたのか。
どんな角度がいいかなど英語で聞いて、向こうも英語で説明してくる。
~~~~~、カンジデ
カンジデ?感じで?日本の方?
帽子にサングラス、直接陽に当たらないような格好で分からなかった。
ここからは日本語で。
夏休みでこちらにきて歩いて5日目。
以前に団体旅行でここに来て、次回来るときは歩こうと思い、
歩くには年齢的にそろそろリミットかと思って今年来たんだとか。
それほどの年には見えんかったけど。。。
しばらくお話した後、残り5kmの道を歩き始めた。
二人の像ばかり見ていたが、後方のちょっと離れた後ろにこんなものがあった。
交流400周年、慶長遣欧使節の方ですかね。
「あの人これ見たのかなぁ・・・」と思っていると、こっちに戻ってきた。
遠くのカテドラルをもう一度見に来たのか?
声が通りそうなところまで来たので、声かけてこの碑を指すと見ていないというじゃない。
ここでも撮影。カメラは持ってきてなくて、スマホオンリーのようだ。撮った後、
残り5km一緒にどうですか?
とおっしゃる。
もうちょっとここを見ていたいので、先に行ってもらって後から追いつこう。
やっぱり触っとかないと。
この像を後にして小屋のところまで戻ると、
彼女(T子さん)座って売店で買った炭酸飲料飲みながら休憩中。
これだけ暑い中歩けば喉も乾くでしょうね。
こちらはそれほどでもなく時折水を口にする程度。
ここまで100km以上歩いてきたというけど、僕はここを1kmくらい歩いただもの。
飲み終わって、じゃぁそろそろ行きますか。
前述の通り今日で巡礼5日目。それまでのことなどをいろいろと聞かせてくれた。
市内に入ってきましたかね。
途中疲れたり飽きたりしたらまたバスで戻ろうかとも思ったけど、
話しながらなら完歩できそうだ。
二人とも道を知っている訳ではないので、特に交差点などではホタテのマークを頼りに。
自販機の小屋がある。もしやと思って覗いてみるとNESTEAがあるじゃないですか。
春の旅行ではめぐり合うことができなかったから一年ぶりの再会だ。
市内からバスで来た身としてはこっちの方が歓喜だ。
買うのを待っててもらおうとすると、彼女も飲むという。
さっき炭酸飲んだばかりなのに、100km歩くとあれだけじゃ足りないんだな。
後姿失礼します。テーブルがあったのでそこでカンパーイ
話をつづけながら一年ぶりのNESTEAをゆっくり味わっていたら、
T子さん早くも完飲!速いぃぃぃ!
朝から歩いている人と、30分くらい前から歩きだした人との違いだ。
100km歩いた人をそんなに待たせてペースを狂わせてはいけない。
飲みながら本丸に向かって。
おっ、このあたりから旧市街じゃないですか?
もうすぐじゃないですか?
カテドラルまだか?
これ・・・じゃないよね、カテドラル
ここをもう少し歩いて、左に折れると・・・
これだ!
120km(と言っていたかな?)走破ならぬ歩破、お疲れ様~~~
旅行前は、修復中という話もあって少しがっかりしていたが、
ブラガで会ったおばさまはここにも来ていて工事はしていないと
教えてくれていた。その通りでした。