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[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様…日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]
日刊ゲンダイのコラム【中村敦夫 怒りん坊の閻魔堂会議/阿呆の出る幕なし “反知性主義”のポピュリスト政治家たち】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/268888)。
《「反知性主義」という言葉があちこちで使われておる。学術用語でもないし、辞書にもない。「一体これは何なのか」と、閻魔堂会議の話題になった。結論。どうやら、ポピュリスト政治家たちを、揶揄する表現のようだ。彼らに共通しているのは、知識や教養、思考力の欠如。調査やデータの軽視。事実の隠蔽と改ざん。依怙贔屓とエゴイズム。嘘言癖。人種差別。女性蔑視。こうしてみると、わが国の内閣の面々が、そのままスッポリ入っちまうような気もするな。もっとも日本の場合は「漢字が読めない」とかも共通しとるがの。》
『●中村敦夫さん、《経済的に弱い地域が犠牲になって危険を
引き受ける構図は、原発も基地も同じだ》』
「《権力にへたへた》しない中村敦夫さん、「経済的に弱い地域が
犠牲になって危険を引き受ける構図は、原発も基地も同じだ」
と訴えたそうだ。《経済的に弱い地域》、そして、外国人労働者の
ような弱い立場の人々への押し付け。」
中村敦夫さんの仰る通り、《「反知性主義」…知識や教養、思考力の欠如。調査やデータの軽視。事実の隠蔽と改ざん。依怙贔屓とエゴイズム。嘘言癖。人種差別。女性蔑視。…わが国の内閣の面々》…本当にそうです。
番犬様の本国も含めて、《そういう政権を選んだ国民にも危険な兆候》…。与党自公や癒着党お維を直接的に支持し、選挙にもいかない眠り猫な皆さんは独裁政権を間接的に支持。未だ内閣支持率が4割程度ときている。そういう悲惨な状況を生み出した元凶は、アベ様による《メディアコントロール》、アベ様の〝唯一上手く行っている〟「政」。
『●「俺様王国」ニッポン、「俺様王国」大阪「ト」を
造りたい強権的政治手法好きな二人』
「『日本の反知性主義』は内田樹が依頼した9人と内田自身に
よる論考からなる評論集だ。9人の顔ぶれはさまざま。
作家の赤坂真理や高橋源一郎もいれば、精神科医の
名越康文や映画作家の想田和弘もいる。最年長は
哲学者の鷲田清一で、最年少は政治学者の白井聡。
つまり、いろんな人がいろんな立場で反知性主義について考える」
『●内閣法制局は最後の一線を越えていた: アベ様達と何を
協議したのか「内情」をどう検証?』
《問題の閣議決定は安倍首相が設置した有識者懇談会の報告書を受けて、
与党の幹部が横畠裕介内閣法制局長官と非公式協議を重ねた上で、
与党協議会において文言が練られた。その議事録がないとは、
反知性主義政権の正体をむき出しにするものだ》
『●『超・反知性主義入門』の小田嶋隆さんインタビュー、
「そういう政権を選んだ国民にも危険な兆候」』
《反知性主義という言葉が流行している。立憲主義を否定し、
学者の声も黙殺した安倍首相に対して向けられたもの……
そこで話題なのが「超・反知性主義入門」(日経BP)の
著者・小田嶋隆氏(58)だ。反知性主義なのは野蛮政権のトップ
だけではない。そういう政権を選んだ国民にも危険な兆候が
広がりつつあるという》
「アベ様らだけが「反知性主義」者ではなく、《そういう政権を
選んだ国民にも危険な兆候》を見てとる小田嶋隆さん。
青木理さんや内田樹さんが仰っていることも、
そういうことなのかもしれない」
《ユネスコの記憶遺産に南京大虐殺が登録された時、菅官房長官は
分担金を減らすことを示唆しました。驚天動地の発言で、昔だったら
クビが飛んでいると思う。虐殺した数についての議論はあってしかるべき
だが、虐殺の事実そのものを否定したり、分担金を減らしてユネスコに
圧力をかけるのは別次元の話でしょう。しかし、菅官房長官がああ言うのは、
国民の方に『ユネスコはケシカラン』という応援の声があるのを感じたから
だと思う。ああいう発言ができちゃう空気が、すでに存在しているんですよ》
『●「そういう政権を選んだ国民にも危険な兆候」の行きついた先
…「平成の治安維持法」が衆院を突破』
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/268888】
中村敦夫 怒りん坊の閻魔堂会議
阿呆の出る幕なし “反知性主義”のポピュリスト政治家たち
2020/02/11 06:00
(トランプ大統領(C)ロイター)
「反知性主義」という言葉があちこちで使われておる。学術用語でもないし、辞書にもない。「一体これは何なのか」と、閻魔堂会議の話題になった。
結論。どうやら、ポピュリスト政治家たちを、揶揄する表現のようだ。彼らに共通しているのは、知識や教養、思考力の欠如。調査やデータの軽視。事実の隠蔽と改ざん。依怙贔屓とエゴイズム。嘘言癖。人種差別。女性蔑視。こうしてみると、わが国の内閣の面々が、そのままスッポリ入っちまうような気もするな。もっとも日本の場合は「漢字が読めない」とかも共通しとるがの。
反知性主義者の厄介な点は、選挙で多数を取れば、何をしても許されると勘違いしていることじゃ。これがOKなら、議会などいらないことになる。アホノミクスが延命してきたのは、国会の議論から逃げ出し、マスコミも世論も深追いしなかったからじゃ。
さて、これがアメリカともなるとスケールが全然違う。なにせ、大統領をやっておるのが、反知性主義の世界チャンピオンみたいな男じゃ。
この男は、本来の意味での政治家ですらない。どこから見ても、怪しげなカジノ経営者であり、脱税と脅迫で財を築いた不動産業者だ。
政治家は「交渉」によってものごとを決めるが、この男は「取引(DEAL)」する。勝ち負けと損得だけが価値観で、地上げ業者のやり口を政治に持ち込んだ。
その究極の手段が「殺人」ときた。アメリカ大統領の指示で、イランの軍司令官が殺害された。国際社会では、前代未聞の蛮行じゃ。自分が気に入らなければ、他国の高官を殺してもよいのか?
仏教は殺生を禁じておる。殺すことで何かを解決するなんぞは、閻魔様が絶対にお許しにならぬ。
イランは今のところ、ペルシャ帝国のプライドを胸に秘め、大統領選で不動産屋が落選するのを待っている。その結果次第で、報復の形が変わるじゃろう。
一方、国とは別に、中東は強烈な血族社会である。一族の誰かの名誉が傷つけられたら、7代後の子孫まで、復讐を誓うと聞いたことがある。なんとも物騒な話じゃ。
今や、イラン国内も分裂気味になってきた。
金髪薄毛の不動産屋は、イランの反政府デモを外から煽り、事態を悪化させようと騒ぎ立てている。やることなすこと、行き当たりばったりじゃ。
ここは、「反知性主義」など、出る幕ではない。
(筆者は2016年に出家得度)
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