[※ 『ふくしま原発作業員日誌-イチエフの真実、9年間の記録』(片山夏子、朝日新聞出版、2020年2月刊、1700円)↑]
(2024年12月15日[日])
「震災も原発事故もまだ終わっていない」。あれから13年10ヶ月、震災の傷が癒えずに、故郷に戻ることのできない多くの方が居られる。その大きな理由の一つが、《原発事故もまだ終わっていない》ためだ。東京電力や国は、未だ、福島を《原状回復》していない。にもかかわらず、《原発復権》《原発回帰》する原発依存症な人々、核発電〝麻薬〟中毒な人々。経産省は、《原発依存度「可能な限り低減」の文言削除》だそうです。核発電全開…。
「教訓」として、《震災後の2014年に策定した計画では「震災前に描いてきたエネルギー戦略は白紙から見直し、原発依存度を可能な限り低減する」》と誓ったはずなのに。「警告」を無視して、《原発を「最大限活用する」》気満々な原発依存症、核発電〝麻薬〟中毒な皆さん。
片山夏子記者による、東京新聞の記事【学校でタブーだった「被災に触れる」 福島の女子高生 本音込め演劇制作 3.11当時の思い 若者ら語る集い】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/372278?rct=tokuhou)、《東日本大震災や原発事故後、福島の子どもたちはどんな思いで過ごしてきたのか。震災後、地元高校生の本音を描いた劇を仲間と作った女性は「家族や友達を傷つけないよう、つらい体験を語るのも聞くのも難しいのは今も続いている」と明かす。避難生活はつらいことばかりじゃなかったという大学生も「学校で語る場はなかった」という。震災から13年あまり。今、伝えたいことは何か。(片山夏子)》。
『●女川核発電所2号機を再稼働したい…《辛うじて難を逃れたにすぎません》、
そのような幸運に次回も恵まれると思っているオメデタさ…』
『●原発マネーに群がる核発電「麻薬」中毒者の意地汚さ…《辛うじて難を
逃れたにすぎ》ない、《辛うじて事なきを得たにすぎない》女川原発を再稼働』
『●「閉じない環」破綻した核燃サイクル…《1993年から26回の延期…
核燃料サイクル政策は要の再処理工場の稼働が見通せず、「破綻」》が露わ』
《各電力会社は使用済み核燃料を再処理工場に搬出できず、急場しのぎの
対応に追われている。使用済み核燃料を保管する原子炉建屋内の
貯蔵プールが満杯になると、原発を運転できなくなるためだ。
東北電力は2月、女川原発(宮城県)の敷地内に新たな保管先
とする「乾式貯蔵施設」を設けると発表した。乾式貯蔵施設は、
プールで十分に冷やされた核燃料を金属製の容器に密封し、空冷
保管する。水がなくなれば重大事故になりかねないプール保管より
も、リスクが低い。東北電によると、今年9月に再稼働予定の
2号機のプールは貯蔵率75%で、運転再開から4年ほどで満杯になる。
乾式貯蔵施設を28年に稼働させるという余裕のない計画を示した。》
『●“日本一避難しにくい原発”伊方原発…大島堅一さん「エネルギー政策で、
インフラが不十分で逃げにくい場所を選び、差別的にリスクを押し付け」』
「志賀原発、女川原発、柏崎刈羽、そして伊方原発…稼働させたいという
核発電「麻薬」中毒者に好き勝手やらせていると、日本中が迷惑し、
世界にも事故の影響が及ぶ恐れ。」
『●もう一度、「幸運に恵まれる」とでも思っているのかね? 《辛うじて難を
逃れた》にすぎない、《辛うじて事なきを得たにすぎない》女川原発を再稼働』
『●《周辺住民には地震と津波、その後の大事故の衝撃がなお生々しい》女川核
発電所再稼働…周辺住民はあのような「幸運」に、再度、恵まれるだろうか?』
『●小出裕章さんは《国が福島県に約束した廃炉へのロードマップはただの県民を
ごまかすだけのパフォーマンスであり、…悪質な時間稼ぎであると見ています》』
『●核発電バンザイなホシュという矛盾…《地震大国の日本には、北海道から
沖縄まで原発を動かせる場所はどこにもない》(樋口英明さん)というのにね』
『●樋口英明元裁判官《地震大国の日本には、北海道から沖縄まで原発を動かせる
場所はどこにもない》はずなのに、仙台高裁ときたら住民側の控訴を棄却』
『●核発電賛成派の周辺住民の皆さん、いいんですね? 経産省や電力会社、原子力
「推進」委員会は「事故時、避難できませんよ」と言っているのに等しい』
『●樋口英明元裁判官《地震大国の日本には、北海道から沖縄まで原発を動かせる
場所はどこにもない》はずなのに、仙台高裁ときたら住民側の控訴を棄却』
『●東京電力核発電所人災の教訓も能登半島地震の警告も無視してオンボロ核発電
所を稼働させたいとはね…ところで、福島は「原状回復」したのですね?』
『●ホントにオメデタイ国だ…14年前の「教訓」やわずか1年前の「警告」を
無視する、経産省や原子力「推進」委員会委員ら核発電〝麻薬〟中毒者たち』
『●《エネルギー基本計画…原発依存度「可能な限り低減」の文言削除》…原発
依存症、核発電〝麻薬〟中毒な皆さん…もうどうかしてしまっているニッポン』
『●「教訓」も「警告」も無視して暴走…《原発活用は政府と同じ方向》な
玉木雄一郎コミ代表(3カ月役職停止処分中)が《原発復権》を大きく後押し』
『●《原発回帰》《原発復権》《原発を最大限活用》核発電全開…《「脱原発依存」
の看板を下ろすのは、福島の教訓を忘れ去るということだ》(東京新聞)』
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/372278?rct=tokuhou】
学校でタブーだった「被災に触れる」 福島の女子高生 本音込め演劇制作 3.11当時の思い 若者ら語る集い
2024年12月8日 06時00分
東日本大震災や原発事故後、福島の子どもたちはどんな思いで過ごしてきたのか。震災後、地元高校生の本音を描いた劇を仲間と作った女性は「家族や友達を傷つけないよう、つらい体験を語るのも聞くのも難しいのは今も続いている」と明かす。避難生活はつらいことばかりじゃなかったという大学生も「学校で語る場はなかった」という。震災から13年あまり。今、伝えたいことは何か。(片山夏子)
◆「震災を伝える演劇を作らないか」と誘われ
(「おらもしゃべってみっが」で震災や原発事故以降の
体験や思いを語る(右端から)渡部裕賀さん、
松崎里帆子さん、井戸川あけみさん)
「みんな涙を流しながら体験や思いを話し合い、何度も台本を作り直した」
福島県南相馬市で先月16日、震災や原発事故時やその後の体験や思いを分かち合う「おらもしゃべってみっが」が開かれた。4回目の今年のテーマは昨年に続き「若者」。相馬市の県立相馬高校放送局で震災翌年、普段は語れない自分たちの不安や思いが詰まった劇「今 伝えたいこと(仮)」を作った新地町の看護師、渡部裕賀(ゆか)さん(28)は、会場の約40人を前に当時を思い起こし語った。
あの日、裕賀さんは中学の卒業式だった。家は山側にあり津波を免れたが、海沿いでは多くの人が亡くなった。電車が止まり、隣の市の高校には祖母が送り迎えをしてくれた。入学式は窓が割れたままの体育館で、制服のない子もいた。震災の起きた2011年の12月、放送局顧問の渡部(わたのべ)義弘教諭に「震災を伝える演劇を作らないか」と誘われ、裕賀さんら1年の女子生徒6人が手を挙げた。
◆「前を向くって何」 台本何度も直し
震災体験はみんな違う。どこで相手の傷口が開いてしまうかわからず、学校では震災の話は「地雷(タブー)」だった。台本の話し合いでも、なかなか自分の体験や思いを話せなかった。そんな中「恩師が津波で亡くなって」と1人が口火を切り、少しずつ出てきた話を別の生徒がまとめた。
(南相馬市の上空から望む福島第1原発(写真右奥))
「初めの台本は『つらいこともあるけど前を向いて頑張ろう』という感じだった」。学校や周囲でも「頑張ろう」とさかんに言われていた。だが練習を重ねるうちに、違和感がどんどん大きくなっていった。
「先が見えないのに前を向くって何」「頑張ろうって何をどう頑張ればいいの」「根本的に台本が違うんじゃない?」。台本は何度も書き換えられ、震災から1年の12年3月の初演の1週間前、最初のシーン以外すべてが変わった。
◆劇は反響を呼ぶ一方、校内の批判は強まっていった
「将来子どもができたときにその子どもに何かあったりしたら…私たちのせいにされる…?」「放射能みたいに風評被害も、もう消えないのかな?」「誰かお願いです!私たちの話を聞いてください?」。書き直された台本には、本音や叫びがつづられていた。
劇は反響を呼び、各地で上演がされたが、校内の批判は強まっていった。「そんなことやってるんじゃねー」「何むきになってるの」。裏方の裕賀さんは直接言われなかったが、演じた3人への批判は強く、泣きながら練習を重ねた。
地元での上演は厳しいと感じていたが、震災から2年がたつころ、初めて隣接する南相馬市で上演をした。客席は4分の1も埋まらなかった。見に来た在校生はゼロ。教員も2、3人だった。裕賀さんはずっと後に同学年の子が話していたことを聞く。「当時はきつくて震災や原発事故を伝える舞台に立つことも、見に行くこともできなかった」
◆「震災も原発事故もまだ終わっていない」
(「おらもしゃべってみっが」の第2部では5、6人の
小グループに分かれ、自分たちの思いや体験を語り合った)
裕賀さんは言う。「当時はまだみんなに話せなかったことがある」。宮城県の海沿いに住むおばさんは「何かあったら要介護の夫とひもで体をくくりつけて一緒に逝く」と話していた。震災後、夫婦は行方不明に。後に体にひもがついた夫だけが見つかった。おばさんを捜しに行ったときに見た、津波に何もかもさらわれ………
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[※ 「日本だけ賃下げ」(週刊金曜日 1353号、2022年01月21日) ↑]
(2024年12月14日[土])
『アリ地獄天国』『フツーの仕事がしたい』。
木下昌明さん《わたしは土屋トカチのドキュメンタリー『アリ地獄天国』を思い出す。ここでは一人の青年が車両事故を起こして会社から弁償金を要求された。青年は個人事業主でなく、会社の従業員であるが、それでも組合がなくてはたたかえないので、1人でも入れる組合に参加して、会社に自らの主張を貫いて勝利をかちとった。このケースをみると、働くものはまず組合に入ることがいかに大切かが教えられる。それによってはじめて会社と対抗できるからだ。それでなければ、いいようにこき使われて放り出されるだけだ。個人事業主もしかり。かれは裸にされた“労働者”でしかない。よく「労働は人間を育てる」といわれるが、逆に「労働は人間をダメにする」こともあるのだ。それが個人事業主のシステムである。グローバル経済のもと、働くものはもの言えぬ奇怪な道具と化す》。
長周新聞の映画評【映像作品『Amazon配達員――送料無料の裏で』(土屋トカチ監督) PARCが完成記念上映会&DVD発売】(https://www.chosyu-journal.jp/review/33060)、《アジア太平洋資料センター(PARC)が製作した映像作品『Amazon配達員――送料無料の裏で』(土屋トカチ監督)の完成記念上映会が11月20日に東京で開かれた。この映画はクラウドファンディングで資金を集めて製作された。インターネットでモノやサービスを購入することがあたりまえになっているなか、「“ポチッ”とした商品が人々の手元に届く最後の道のりはどうなっているのか、“送料無料”の裏側で起こっている労働実態」に迫ったドキュメンタリーだ。作品上映後には、作品に登場したドライバーやアマゾン配達員弁護団の弁護士や労働ジャーナリストによるクロストークもおこなわれた》。
『●働くとは何か? 生業とは?』
『●「報われない国」の労働環境の「質」の劣化』
『●働くとは何か? 死ぬために働く……』
『●「利益率の向上」だけのために働かされる……』
『●企業の貯金250兆と「働くとは何か?」』
『●「長時間労働を前提にした企業文化」…
ニッポンの哀しい「文化」…働くとは何か? 生業とは?』
『●働くとは何か?: 「社員は「定額使い放題」へ」』
《監督の土屋トカチ氏が言う。
「一部の企業は、『労働法を守っていたら企業活動できない』と
平気で言います。『今の憲法ができる前から店やってるんだから、
そんな法律に縛られないよ』なんて開き直るケースもある。
長時間労働は日本企業なら当たり前でした。かつても同じように
法律違反をしていたのです。でも、頑張った分だけ昇給できたので
救われていた。今は、そうじゃない。働きに見合う報酬は
得られなくなっているだけに悲惨なのです」…
「離職率や研修内容、過労死を出しているかといった情報は、
ネットや過去の記事で簡単に知ることができます。アットホームを
売りにしているのも怪しい。土日集合でボランティアを強制なんて例も
あります。『年俸制』とうたいモチベーションを上げさせる企業もありますが、
新鮮な言葉には注意が必要です」》
(2013年06月14日)
『●「残業代ゼロ法案」: お零れが滴り落ちてくるどころか、
対象が下へ下へと『トリクルダウン』』
『●アベ様の「「岩盤規制に穴を開ける」「大改革」なる言葉に
もう騙されてはいけない」…何度騙されりゃぁ…』
『●竹信三恵子さん《声をあげない限りどんどんやられていく。
…ニーメラーの警告を無視してはいけない》』
「レイバーネットの土屋トカチさんの記事【ニーメラーの警告を
無視してはいけない〜「関西生コンを支援する会」結成される】」
(2019年04月30日)
『●木下昌明さん《ケン・ローチの『家族を想うとき』はすごい。
しかし、働くものにとってはやりきれなさが残るかもしれない》』
【木下昌明の映画の部屋 第261回 : ケン・ローチ監督
『家族を想うとき』 労働は人間をダメにする】
《ケン・ローチの『家族を想うとき』はすごい。しかし、
働くものにとってはやりきれなさが残るかもしれない。
では、見なければいいかというと、いや、だからこそ
見てほしいといいたい》《よく「労働は人間を育てる」
といわれるが、逆に「労働は人間をダメにする」こともある
のだ。それが個人事業主のシステムである。グローバル経済の
もと、働くものはもの言えぬ奇怪な道具と化す》
(2020年01月19日)
『●《映画批評や社会活動をしてきた》木下昌明さん…《あるところで
「映画アクティビスト」と紹介…本人はとても気に入っていました》』
(2020年12月18日)
『●《映画批評や社会活動をしてきた》「映画アクティビスト」木下昌明さん
…《資本主義は人の命を食い物にしなければ生き延びられない》』
(2021年03月03日)
『●《「殺人オリンピック」「強行派は死の商人」「バカの祭典」といった
ハッシュタグが次々と…中でもしっくりきたのが「パソナ五輪」》』
(マガジン9)【雨宮処凛がゆく! 第561回:
「普通の生活がしたい」という悲鳴。の巻】
《「普通の生活がしたいです」 最近、そんな言葉を耳にする
機会が増えた。…普通の生活。それがどんなものかと聞くと、
「普通に帰れる場所がある生活」「布団で寝れること」
「普通にご飯を食べられること」「時間を気にせずいられる家が
ある生活」「外で寝ないでいい日々」なんて答えが返ってくる。
多くが若い世代から発されている。彼ら彼女らの望む
「普通の生活」があまりにもささやかなものであることに、
いつもショックを受ける。この国では、こんなことすら実現できて
いない人たちが多くいる。「普通の生活がしたい」。そんな
あまりにささやかな願望を聞くたびに思い出す映画がある。
土屋トカチさんの『フツーの仕事がしたい』だ。…最近聞いた
言葉の中には、「週に一度でいいから普通のご飯を食べたい」
というものもあった。若者に「普通の生活がしたい」と言わせて
しまう国は、どこかが完全に終わっていると言っていい。
そんなこの国で、オリンピックが開かれようとしている》
(2021年06月29日)
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【https://www.chosyu-journal.jp/review/33060】
映像作品『Amazon配達員――送料無料の裏で』(土屋トカチ監督) PARCが完成記念上映会&DVD発売
書評・テレビ評 2024年12月12日
(2024年11月25日付掲載)
(ドキュメンタリー映像作品
『Amazon配達員:送料無料の裏で』(PARC製作))
アジア太平洋資料センター(PARC)が製作した映像作品『Amazon配達員――送料無料の裏で』(土屋トカチ監督)の完成記念上映会が11月20日に東京で開かれた。この映画はクラウドファンディングで資金を集めて製作された。インターネットでモノやサービスを購入することがあたりまえになっているなか、「“ポチッ”とした商品が人々の手元に届く最後の道のりはどうなっているのか、“送料無料”の裏側で起こっている労働実態」に迫ったドキュメンタリーだ。作品上映後には、作品に登場したドライバーやアマゾン配達員弁護団の弁護士や労働ジャーナリストによるクロストークもおこなわれた。
アマゾン配達員が労組結成
アマゾンの商品を運搬するのは、大手運送会社のほか、アマゾンが独自につくりあげた配送網で運ばれる。そこで利用者に商品を届ける最後の行程を担っているのがフリーランスで業務委託契約をする個人事業主だ。ところが個人事業主という契約を理由に、残業代や各種手当もなく、事故にあっても労災保険などが受けられない。そんななかで、あまりにも理不尽で人間扱いされない労働実態に対して、2022年に「愚痴ばかりではなく、自分たちで動いて変えよう」と横須賀と長崎で個人事業主のドライバーたちが労働組合を結成した。
横須賀市の個人事業主ドライバーは、1日1万9000円で働いている。配達員はアマゾンのAIアプリ「ラビット」が荷物の量を示し、アプリが効率的配送ルートを割り出す。フリーランスといいながら、「まるでAIが上司」になっているのだ。かつては1日100個配送だったが、アプリシステムが導入されてからは、荷物の量は260個と3倍近くに増えた。トイレに行く時間も食事をする時間もとれない。夏場などは飲料水の大量注文が増えて、2㍑のペットボトル9本が入った段ボールは、1個18㌔をこえる。それを山の上の方や階段を上って何度も運ぶのは重労働だ。「以前、30㌔の“マットレス”があり、箱にはチームリフトとあった。運ぶのに2人必要なのに、その荷物が個人事業主の軽バンに回ってくる」と実態を語る。日当は1日1万9000円というが車両代、スマホ、通信料、ガソリン、車両保険料などは自己負担だ。
別の女性配達ドライバーは、「フリーランスは経験値やスキルによって、働いた分だけお金が入るのが普通だが、私たちは日当が決まっていて時間も拘束されている。日当1万9000円からガソリン代をひくと1万4000円、それを労働時間で割ると時給は安いし、計算すると荷物1個67円で配っていた」と語っている。重量がある荷物もあるため毎日コルセットをしながら配達しているという。「毎朝、アプリを立ち上げるのが不安」というドライバーの言葉が象徴的だった。
長崎市は街の地形上、車が進入できない狭い道に家々が建ち並ぶが、飲料水などの20㌔近い商品を持って100段200段の階段をのぼらなければいけない。日当は1万4500円で、そこからガソリン代を引くと1万1000円程度で、荷物1個あたり60~70円にしかならない。
こうした労働実態を変えようと、2022年は横須賀と長崎でアマゾン配達員による組合が結成された。しかしアマゾンは、フリーランス(個人事業主)は個人で契約していることを理由に、労働者としての法的な保護をしない。そのためケガを負っても治療費や生活保障もない。だが実態は、ドライバーはアマゾンアプリ「ラビット」に配達量も決められ指揮命令下にあり、アマゾンの労働者として保護せよと要求している。
今年3月には長崎市のドライバーが不当な契約打ち切りに対しストライキも決行した。10月に建てられたデリバリーステーションでドライバーがトイレを借りようとしたら、「ドライバーへのトイレ貸出は禁止」という驚くような扱いを受けたという証言も紹介された。
2020年以降、世界中でアマゾン労働者の運動が高まっている。6年前にイタリアのアマゾン労働者がブラックフライデーに合わせてストライキをうったのを契機に、欧州各国で倉庫労働者がストライキをおこない待遇改善を求めてたたかい、全世界で妨害をはねのけながら運動が広がっている。クロストークに登壇した個人事業主の男性は、「組合を結成したのは、荷量の増加が大きい。いつも“今日何個ある?”というのがドライバー同士で話題になって愚痴ばかりをいっていたが、動いて変えようということで意見が一致した。組合の全国化をめざしてたたかっていきたい」と語った。また労働ジャーナリストの男性は、「日本でアマゾン労働者が頑張っていること、そして世界のアマゾン労働者がたたかっている動きを日本に伝えたい。力を結集しなければこの問題の多い会社に立ち向かえない」と労働者のたたかいの意義を語った。
11月29日にはアマゾンのセールイベント「ブラックフライデー」に合わせて、世界中で一斉にアマゾン労働者による国際キャンペーン「Make Amazon Pay」の行動がおこなわれた。日本でも同日、アマゾンジャパン合同会社(東京都目黒)前で配達員の労働環境の改善を求める要請行動がおこなわれた。
この作品は12月上旬にDVD化された。(購入はPARC公式サイト)
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[※ 「一本化しなくていいです マイナ保険証に「No!」」(週刊金曜日 1486号、2024年08月30日) ↑]
(2024年12月22日[日])
現行の健康保険証で何の問題も無かったのに、無駄にドブガネ。資格確認書で大丈夫なことを《周知》すべきだというのに、厚生省は「不安に思っている方もいるので、マイナ保険証を安心して使ってもらえるように周知していきたい」…頓珍漢。「…解除の仕組みが、ある程度機能していると思う」って、何なの?? 今直ぐ「紙の保険証の廃止」を廃止することが最良の道。マイナ保険証をなぜ強制するのか? 同姓の強制と同じ。マイナ保険証が便利で、使うメリットがあると思うのならば使えば良い。でも、「紙の保険証」を使いたいと思う者に、マイナ保険証を強制しないでもらいたい。選択性にすれば良いだけだ。
小寺香菜子記者による、東京新聞の記事【マイナ保険証の登録解除、1カ月で1万件超える 厚労省「安全性周知していく」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/374424)によると、《〈シリーズ 検証マイナ保険証〉 マイナ保険証の利用をやめる登録解除の申請が、受け付け開始から約1カ月で、全国で1万3147件あったことが分かった。厚生労働省が19日、明らかにした。厚労省は東京新聞の取材に、「不安に思っている方もいるので、マイナ保険証を安心して使ってもらえるように周知していきたい」としている。(小寺香菜子)》、《◆厚労省「一定の数はあった」 12月18日の衆院厚生労働委員会で、立憲民主党の柚木道義議員が解除件数を質問し、19日に厚労省から回答があった。厚労省の担当者は取材に、1カ月で1万件を超える解除件数について「一定の数はあった。解除の仕組みが、ある程度機能していると思う」との受け止めを示した。この日、国会内で開かれた野党ヒアリングで解除の理由を問われると、厚労省の担当者は「資格確認書がほしいという声や制度への心配の声があったと聞いている」と説明した。マイナ保険証の利用登録数は11月30日時点で約7874万件。》
「2015年の日刊ゲンダイ【マイナンバー「1兆円利権」山分け 制度設計7社と天下り官僚】…《納税者番号(財務省)、…運転免許証(警察庁)など…》」…改めて、日刊ゲンダイのこの記事が重要だったことが分かった。ドブガネする理由は、やはり「利権」。《制度設計を行ったのは、2011年に内閣官房に創設された「情報連携基盤技術ワーキンググループ」という検討会議だ。構成メンバー21人のうち13人が民間企業の関係者で、日立製作所、富士通、NEC、NTTデータ、野村総研、大和総研などの管理職が名を連ねた》。日立製作所、富士通、NEC、NTTデータ…だそうですよ。
そして、またしても、しんぶん赤旗、【マイナンバー 政官財の癒着 受注4社が自民党に献金5.8億】(https://www.jcp.or.jp/akahata/aik23/2023-07-13/2023071301_01_0.html)によると、《マイナンバーカードをめぐるトラブルが相次いでいますが、制度設計段階からかかわり、マイナンバー事業を受注してきた企業が2014年から21年までの8年間で、自民党の政治資金団体「国民政治協会」に計5億8000万円もの献金をしていたことが本紙の調べで分かりました》、《14年3月、マイナンバー制度の中核システム「情報提供ネットワークシステム」を内閣府から123億1200万円で受注した5社連合のうち、献金していたのは、NTTコミュニケーションズを除く4社。マイナンバーカードの誤発行が続いている富士通はじめ、日立製作所、NEC、NTTデータの4社です》。さすが、カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党ですね。経団連といった財界に言わせると、献金は民主主義のコスト、社会貢献だそうですよ。「賄賂」としか思えないのですが。
<水島朝穂の新聞への直言>《本紙20日付「こちら特報部」は、この30年前の政治改革法が、小選挙区制導入にすり替えられた経緯と、企業・団体献金の制限を緩めて、政党助成を導入した手法をたどりながら「腐敗防止法どころか腐敗温存法」という当時の本紙の指摘を再現する(デスクメモ)》。さらに、《「民主主義のコスト」論(麻生太郎自民党副総裁)という居直りの論理まで出てきた。「ならば主権者が正そう」(本紙22日付社説)である》。
日刊ゲンダイの記事【マイナ保険証登録解除「791件→1万3147件」に激増の裏側…20日間で16倍の異常事態】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/365222/2)によると、《マイナ保険証はセキュリティー上の懸念も多く、認証エラーや紐づけミスなどのトラブルも続出。解除ラッシュは国民の不安の裏返しだ。やっぱりこの制度は破綻している》。
『●岸田文雄首相も河野太郎大臣も、錯乱していないか? 《マイナンバー
カードに一本化》したりせず、《現行の健康保険証》のままで良い』
『●ズブズブ壺壺ヅボヅボでない自民党議員はほぼ居ないようだが、《「政治
とカネ」の疑惑を抱える》議員も多数で、キシダメ首相自身も…』
【政界地獄耳/いまこそマイナカードの出番!?「政治とカネ」で問われる
自民党の政権担当能力】…によると、《★次の更迭候補は
「政治とカネ」の疑惑を抱える復興相・秋葉賢也といわれるが、
ここにきて週刊文春が昨年の衆院選の選挙運動費用収支報告書に
白紙の領収書94枚が添付されていると指摘。首相自身にも
公職選挙法違反の疑いがもたれた》
『●(東京新聞)《学業や研究とは関係のないマイナカードの使用状況で、教育
施設に与えるカネの多寡を決めるというのだ。道理が通る手法だろうか》』
『●「監視社会ならん!市民ネット沖縄」《…国民に不安と不信をもたらす
マイナンバーの制度そのものを根本的に見直し廃止することを求めます》』
『●《政府の対応が批判されると、河野は「日本だけデジタル化に背を向ける
ことはできない」と意味不明なことを言い出した。フルスロットルの…》』
「《河野太郎デジタル相は「(トラブルは)マイナンバー、
マイナンバーカードのシステムの仕組みに起因するもの
ではない」として、悪いのは登録を誤るなどデータを
入力した人間、ヒューマンエラーだという立場を崩して
いない》…SNSでは、河野太郎氏こそ「エラーヒューマン」
との、もっともな指摘が。」
『●自公お維コミの皆さん、《まずは政治家の政治資金の出入りを、政治家が
大好きなマイナンバーカードにひもづけて透明性を高めたらいかがか》』
『●自公お維コミ国会議員や地方議員がまずはマイナカードを取得して見せて
は? …琉球新報【<社説>マイナカード返納 保険証廃止を撤回せよ】』
『●【<ますます迷走マイナ保険証> 防大内部告発・「処理水」放出・大阪万博
・「捏造」大川原化工機【山田厚史の週ナカ生ニュース】】…落ち込むょ』
『●《マイナンバーカードの交付責任者を務めたこともあるという都内自治体
…男性職員…「保険証廃止といった暴論は想像していませんでした」》』
『●2015年の日刊ゲンダイ【マイナンバー「1兆円利権」山分け 制度設計7社
と天下り官僚】…《納税者番号(財務省)、…運転免許証(警察庁)など…》』
『●アベ様のお友達・新浪剛史氏、キシダメ首相の「聞く力」に期待…健康保険
証の来年秋廃止について《納期》までに《ぜひとも仕上げていただきたい》』
『●(こちら特報部)《経済同友会の新浪剛史代表幹事…あたかも財界が政府
に保険証廃止を発注し、その納期を守れと言っているようにみえる…》』
『●《「マイナ保険証」の国家公務員の利用率…当の厚労省すら昨年11月の
利用率は4・88%》…「エラーヒューマン」河野太郎氏によるドブガネ』
『●傲慢な「エラーヒューマン」氏「イデオロギー的に反対の方はどうやった
って反対…」、山田厚史さん「イデオロギー的に賛成する者達が推進…」』
『●傲慢な「エラーヒューマン」大臣による「マイナ保険証」ごり押し…《政府
方針に従わない医療機関を探して「密告」を促す手法には背筋が寒く…》』
『●《イデオロギー的にどうしてもやりたい政府中枢》…なぜ強制されねばならぬ
のか? 傲慢な「エラーヒューマン」大臣による「マイナ保険証」ごり押し』
『●マイナ保険証ごり押し「エラーヒューマン」←《トラブル時の対応は「…健康
保険証で確認した」…健康保険証の廃止について「保険証は残すべきだ」》』
『●マイナ保険証ごり押し「エラーヒューマン」氏はマトモじゃない…現行
の保険証で十分なのに、12月の健康保険証の新規発行停止という狂気…』
『●《河野氏…保険証廃止の方針…「大臣間で適宜、意見交換はしていた」と説明。
一方で、大臣間の協議の事実を裏付ける記録は「ありません」と断言》』
『●《政府の国民生活審議会が1970年11月に提出した答申…「…」「情報の独占
に対する不安感やプライベートな情報の利用面に対する不安感が増大する」》』
『●武田砂鉄さん《【マイナ保険証】総裁選中「先送りの検討も必要」
現在「法に定められたスケジュールで進めていく」》…息吐く様に“変節回答”』
『●《国民の理解や納得をおざなりにしたツケ》…マイナポイントで〝釣り〟、
従来の保険証を廃止して、カードを強制する…その歪みの被害者が続出』
『●「紙の保険証の廃止」を廃止に…《現行の保険証を残していれば…システム
改修は不要だ。券面に印字される内容も、現行の保険証とほとんど変わらない》』
『●ついに、この日を迎えた《12月2日から現行健康保険証は新規に発行され
なくなります》…「紙の保険証の廃止」を廃止して税金の無駄遣いを止めよう』
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/365222】
マイナ保険証登録解除「791件→1万3147件」に激増の裏側…20日間で16倍の異常事態
公開日:2024/12/20 11:00 更新日:2024/12/20 11:00
(実態は紐づけ解除激増で逆転現象(福岡資麿厚労相)/
(C)日刊ゲンダイ)
ゴリ押しに再び“NO”が突き付けられている。
厚労省は19日、マイナ保険証の登録を解除する申請が、受け付けを開始した10月下旬から11月末までの約1カ月間で1万3147件あったと公表した。先月12日に福岡厚労相が会見で明らかにした792件から、わずか20日間で16倍にまで激増した。
19日国会内で開かれた野党ヒアリングで、厚労省は「(マイナ保険証の代わりに交付される)資格確認書が欲しいという声や、制度への心配の声があったと聞いている」と説明した。解除を求めた申請者は高齢者だけでなく、40~50代も多かった。
先月の公表以降、厚労省は「集計中」を理由に申請数を開示してこなかったが、18日の衆院厚生労働委員会で、立憲民主党の柚木道義議員が開示を要求。19日、柚木に厚労省から文書が渡され、実態が明らかになった。
現行保険証の新規発行は今月2日に停止。その影響か、今月2日から8日までの1週間のマイナ保険証利用率は、先月の18.52%から、28.29%にまで上昇した。その一方で、マイナ保険証の紐づけを解除する人が激増する逆転現象が起こるとは、一体どういうことなのか。保険証廃止の撤回を訴える全国保険医団体連合会(保団連)事務局次長の本並省吾氏は、その背景をこう推測する。
■解除可能が認知された途端に…
「厚労省はマイナ保険証の利用を強引に進める一方で、資格確認書や登録解除についての広報・周知を怠ってきました。先月の福岡大臣の会見がきっかけで解除申請できることが広く認知され、結果として申請数が激増した可能性があります」
登録解除の制度が認知された途端に申請が激増。つまり、それだけニーズがあったということだ。
「解除申請や資格確認書について、保団連にも多くの問い合わせがきています。本当に便利なシステムならおのずと浸透していくもの。それなのにこれだけの人が、窓口に書面で申請するという手間をかけてでも登録を解除したということには、数字以上の重みがある。やはり、マイナ保険証自体に問題があるのです」(本並省吾氏)
マイナ保険証はセキュリティー上の懸念も多く、認証エラーや紐づけミスなどのトラブルも続出。
解除ラッシュは国民の不安の裏返しだ。やっぱりこの制度は破綻している。
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// (2024年12月19日[木])
「教訓」も「警告」も無視して暴走…《原発活用は政府と同じ方向》な玉木雄一郎コミ代表(3カ月役職停止処分中)が《原発復権》を大きく後押し。
「教訓」も「警告」も無視して暴走する原子力依存症、核発電「麻薬」中毒者ども。特に許せないのが、コミ、および、玉木雄一郎コミ代表(3カ月役職停止処分中、2025年03月03日まで)だ。福島を元の姿に《原状回復》(する努力すら)することなしに、《原発復権》《原発回帰》を後押しし、《原発依存度「可能な限り低減」の文言削除》され、《原発を「最大限活用する」》に舵を切らせた。政権や経産省、カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党の背中を押して、「核発電全開」へと向かわせた。
『●核発電所新増設を要望、《原発活用は政府と同じ方向》な玉木雄一郎コミ
代表…カルト協会とヅボヅボな利権裏金脱税党に入れてもらえばいいのにね』
『●《エネルギー基本計画…原発依存度「可能な限り低減」の文言削除》…原発
依存症、核発電〝麻薬〟中毒な皆さん…もうどうかしてしまっているニッポン』
『●「教訓」も「警告」も無視して暴走…《原発活用は政府と同じ方向》な
玉木雄一郎コミ代表(3カ月役職停止処分中)が《原発復権》を大きく後押し』
(東京新聞)《原発事故の被災者からは怒りの声が上がった》のは、当然だ。「原発事故に奪われた人生そのものを返してほしい」という叫びに何も応えない原子力依存症、核発電「麻薬」中毒者達。
東京新聞の【<社説>エネ基本計画 「原発依存」は続かない】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/374541?rct=editorial)、《第7次エネルギー基本計画の原案から、福島第1原発事故以来の「原発依存度を可能な限り低減する」との表現が消えた。岸田文雄前内閣が「GX(グリーントランスフォーメーション)基本方針」で示した「原発の最大限活用」を踏襲した形だが、「脱原発依存」の看板を下ろすのは、福島の教訓を忘れ去るということだ》。
『●女川核発電所2号機を再稼働したい…《辛うじて難を逃れたにすぎません》、
そのような幸運に次回も恵まれると思っているオメデタさ…』
『●原発マネーに群がる核発電「麻薬」中毒者の意地汚さ…《辛うじて難を
逃れたにすぎ》ない、《辛うじて事なきを得たにすぎない》女川原発を再稼働』
『●「閉じない環」破綻した核燃サイクル…《1993年から26回の延期…
核燃料サイクル政策は要の再処理工場の稼働が見通せず、「破綻」》が露わ』
《各電力会社は使用済み核燃料を再処理工場に搬出できず、急場しのぎの
対応に追われている。使用済み核燃料を保管する原子炉建屋内の
貯蔵プールが満杯になると、原発を運転できなくなるためだ。
東北電力は2月、女川原発(宮城県)の敷地内に新たな保管先
とする「乾式貯蔵施設」を設けると発表した。乾式貯蔵施設は、
プールで十分に冷やされた核燃料を金属製の容器に密封し、空冷
保管する。水がなくなれば重大事故になりかねないプール保管より
も、リスクが低い。東北電によると、今年9月に再稼働予定の
2号機のプールは貯蔵率75%で、運転再開から4年ほどで満杯になる。
乾式貯蔵施設を28年に稼働させるという余裕のない計画を示した。》
『●“日本一避難しにくい原発”伊方原発…大島堅一さん「エネルギー政策で、
インフラが不十分で逃げにくい場所を選び、差別的にリスクを押し付け」』
「志賀原発、女川原発、柏崎刈羽、そして伊方原発…稼働させたいという
核発電「麻薬」中毒者に好き勝手やらせていると、日本中が迷惑し、
世界にも事故の影響が及ぶ恐れ。」
『●もう一度、「幸運に恵まれる」とでも思っているのかね? 《辛うじて難を
逃れた》にすぎない、《辛うじて事なきを得たにすぎない》女川原発を再稼働』
『●《周辺住民には地震と津波、その後の大事故の衝撃がなお生々しい》女川核
発電所再稼働…周辺住民はあのような「幸運」に、再度、恵まれるだろうか?』
『●小出裕章さんは《国が福島県に約束した廃炉へのロードマップはただの県民を
ごまかすだけのパフォーマンスであり、…悪質な時間稼ぎであると見ています》』
『●核発電バンザイなホシュという矛盾…《地震大国の日本には、北海道から
沖縄まで原発を動かせる場所はどこにもない》(樋口英明さん)というのにね』
『●樋口英明元裁判官《地震大国の日本には、北海道から沖縄まで原発を動かせる
場所はどこにもない》はずなのに、仙台高裁ときたら住民側の控訴を棄却』
『●核発電賛成派の周辺住民の皆さん、いいんですね? 経産省や電力会社、原子力
「推進」委員会は「事故時、避難できませんよ」と言っているのに等しい』
『●樋口英明元裁判官《地震大国の日本には、北海道から沖縄まで原発を動かせる
場所はどこにもない》はずなのに、仙台高裁ときたら住民側の控訴を棄却』
『●東京電力核発電所人災の教訓も能登半島地震の警告も無視してオンボロ核発電
所を稼働させたいとはね…ところで、福島は「原状回復」したのですね?』
『●ホントにオメデタイ国だ…14年前の「教訓」やわずか1年前の「警告」を
無視する、経産省や原子力「推進」委員会委員ら核発電〝麻薬〟中毒者たち』
『●《エネルギー基本計画…原発依存度「可能な限り低減」の文言削除》…原発
依存症、核発電〝麻薬〟中毒な皆さん…もうどうかしてしまっているニッポン』
『●「教訓」も「警告」も無視して暴走…《原発活用は政府と同じ方向》な
玉木雄一郎コミ代表(3カ月役職停止処分中)が《原発復権》を大きく後押し』
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/374541?rct=editorial】
<社説>エネ基本計画 「原発依存」は続かない
2024年12月19日 07時41分
第7次エネルギー基本計画の原案から、福島第1原発事故以来の「原発依存度を可能な限り低減する」との表現が消えた。岸田文雄前内閣が「GX(グリーントランスフォーメーション)基本方針」で示した「原発の最大限活用」を踏襲した形だが、「脱原発依存」の看板を下ろすのは、福島の教訓を忘れ去るということだ。
国のエネルギー政策の指針となる基本計画は、おおむね3年ごとに改定される。2040年度の電源構成比をどうするかを中心に、議論が進められてきた。
福島の事故後、14年の第4次計画では「福島の復興・再生をエネルギー政策を再構築するための出発点」と位置付け「原発依存度は可能な限り低減させる」と明記した。21年の第6次に至るまで、この方針は守られてきた。ところが前政権は、脱炭素などを名目に原発の「最大限活用」に大転換。新増設の推進にまで踏み込んだ。
そして今回、人工知能(AI)の急拡大に伴って電力需要の急増が見込まれるとする経済界の提言なども入れ、「脱原発依存」の表現を削除し、脱炭素電源として「最大限活用する」と明記。40年度の発電量に占める割合を2割程度(23年度実績は8・5%)に保つとしている。
だが、原発回帰は現実的な解決策とは言い難い。まず、安全対策の必要性から新型原発の建設コストは高騰している。経済産業省は新増設の費用を確保するため、電気料金に上乗せできる制度を検討中のようだが、安易に消費者に負担を強いてはなるまい。
能登半島地震では、避難計画の危うさが露呈したし、何より、核のごみの行き場が見つかる見通しがまるでない。脱炭素の名目も説得力が薄い。原発1基が稼働するには20年かかるため、温暖化対策の国際ルール「パリ協定」が求める「50年に二酸化炭素(CO2)実質ゼロ」には間に合わない可能性が高いからだ。こうした問題を残したまま、原発依存を続けていくのは無責任というほかない。
一方、40年度の電源構成比の目標を4~5割程度に引き上げるとする再生可能エネルギーは、さらに「のびしろ」が見込める。洋上風力や地熱など日本の開発余地は大きい。AIを含め、省エネ化もさらに進展させられるはずだ。
「脱原発依存」こそ原点だ。その方向性を変えるべきではない。
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[↑ ※「地震列島の原発安全性に警告」(週刊金曜日 1457号、2024年01月26日号)]
(2024年12月18日[水])
「教訓」も「警告」も無視して暴走する原子力依存症、核発電「麻薬」中毒者ども。特に許せないのが、コミ、および、玉木雄一郎コミ代表(3カ月役職停止処分中、2025年03月03日まで)だ。福島を元の姿に《原状回復》(努力すら)することなしに、《原発復権》《原発回帰》を後押しし、《原発依存度「可能な限り低減」の文言削除》され、《原発を「最大限活用する」》に舵を切らせた。
『●核発電所新増設を要望、《原発活用は政府と同じ方向》な玉木雄一郎コミ
代表…カルト協会とヅボヅボな利権裏金脱税党に入れてもらえばいいのにね』
『●《エネルギー基本計画…原発依存度「可能な限り低減」の文言削除》…原発
依存症、核発電〝麻薬〟中毒な皆さん…もうどうかしてしまっているニッポン』
《原発事故の被災者からは怒りの声が上がった》のは、当然だ。「原発事故に奪われた人生そのものを返してほしい」という叫びに何も応えない原子力依存症、核発電「麻薬」中毒者達。
東京新聞の記事【「国は福島の事故を完全に忘れてしまった」 原発回帰のエネルギー基本計画にがくぜん…避難者らの怒り】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/374240)、《原発を最大限活用するとした国のエネルギー基本計画の原案が17日に示されたことに、東京電力福島第1原発事故の被災者からは怒りの声が上がった》、《◆「自宅は現在も帰還困難区域」なのに 「『原発依存度を低減する』という言葉が削除されたなんて。福島の事故が終わらないまま、国は原発を推進するのか。許せない」 福島県富岡町から郡山市に避難している深谷敬子さん(80)はがくぜんとする。富岡の自宅は現在も帰還困難区域のまま。車庫を改装して開いた美容室も、家族や近所の人との暮らしもすべて奪われた。自宅は動物に荒らされ、更地にせざるを得なかった。「原発事故に奪われた人生そのものを返してほしい」 原告となった賠償訴訟の最高裁判決では...》。
『●斎藤貴男さん《日本列島は地震の巣なのに、原子力の利用を「国の責務」
とうたうGX(グリーントランスフォーメーション)法案にかまけて》いた…』
『●「労」も〝労〟なら、「使」も〝使〟、労使共々腐っている…十倉雅和経団連
会長と芳野友子連合会長が「利権」「裏金」「脱税」党に媚を売る醜悪な図』
(長周新聞)【経団連の「社会貢献」/コラム 狙撃兵】《経団連
会長の十倉雅和(住友化学)ったら、自分たちの要求を丸呑み
してくれる岸田政権の支持率が20%台まで急落しているのが
不満なようで、「なぜこれで支持率が上向かないのか、わたしも
不思議だ」とのべ、認識の浮き世離れっぷりを晒したのに続いて、
今度は国からの政党交付金制度があるにもかかわらず、
経団連が毎年24億円の政治献金を自民党に続けていることに
ついて「民主主義を維持していくにはコストがかかる。企業が
それを負担するのは社会貢献の一つだ」とのべて炎上している》
《社会貢献はしてからいって欲しいものである》
「さらには、志賀原発の再稼働も訴えていた財界総理…
《これが弾みとなり、昨年11月、経団連の十倉雅和会長
(住友化学)が志賀原発を視察して「一刻も早く再稼働できる
よう心から願っている」と訴えるなど、政財界が総力を挙げて
再稼働に向けて動き出していた矢先に迎えたのが今回の
能登半島地震だ》(長周新聞)」
『●志賀原発が止まっていてよかった、珠洲原発の建設計画が凍結されていて
よかった……能登半島地震の「警告」は核発電所の運転など以ての外』
『●久原穏編集委員《政治献金するお金を被災地に送れば…。…利に聡い
経団連らしさや自民党への企業・団体献金を社会貢献だと言い張る独善性》』
「それにしても、呆れた、《裏金》《ヤミ金》やりたい放題の
「利権」「裏金」「脱税」党から《政策をカネで買う》財界総理。
《社会貢献》だって? 社会を破壊する反社・泥棒集団・犯罪集団に
カネを貢ぎ、何が《社会貢献》か。自身の会社・住友化学の経営は
どうなっているのですか? デタラメの限りを尽くすキシダメ政権の
評価が…「ひとつひとつの施策はいいことをやっている。
防衛、GX(脱炭素化)、原子力、デフレからの完全脱却など、
きちっとした政策だと私たちは思っている」。正気なのかね。
消費税増税をせがむ…(法人税減税してね! 「輸出戻し税」分の
還付・丸儲けもお願い!)」
「《十倉雅和会長は「間接民主主義にはお金がかかり、そのコストを
企業が担うのは社会貢献だ」と繰り返す》…よく言うよねぇ。
「利権」「裏金」「脱税」のどこが民主主義なのか? 利権政治・
裏金政治・金権政治にカネがかかるんでしょ? 泥棒が政治を
やっているのに、追い銭してどうする」
財界も、大半が原子力依存症、核発電「麻薬」中毒者達。十倉雅和経団連会長など、酷いものだ。
鈴木太郎記者による、東京新聞の記事【財界の一声で原発回帰のエネ基原案がゴリ押しされた 「融通の効かない電源をいつまで使う気か」と識者は批判】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/374253)、《第7次エネルギー基本計画(エネ基)の原案で、「最大限活用する」とされた原発。経済産業省は「温室効果ガスを出さず、安定供給に資する電源」と重要性を強調するが、上昇する新設コストや放射性廃棄物の処分など、複数の重大な課題をはらんだままだ。懸念を示す民意が根強い中、原発回帰策のさらなる推進が確定的になった。(鈴木太郎)》、《「20年の建設期間を考えると、まさに今(建て替えへの準備を)始めなくてはいけない」。エネ基の改定を議論する経産省の審議会で夏、原子力研究者や企業経営者の委員が、原発活用の歯止めとなっていた6次計画までの「依存度低減」の文言の削除を強く求める場面があった》、《◆経産省は「原発の総数は増えない」と言い訳》。
『●女川核発電所2号機を再稼働したい…《辛うじて難を逃れたにすぎません》、
そのような幸運に次回も恵まれると思っているオメデタさ…』
『●原発マネーに群がる核発電「麻薬」中毒者の意地汚さ…《辛うじて難を
逃れたにすぎ》ない、《辛うじて事なきを得たにすぎない》女川原発を再稼働』
『●「閉じない環」破綻した核燃サイクル…《1993年から26回の延期…
核燃料サイクル政策は要の再処理工場の稼働が見通せず、「破綻」》が露わ』
《各電力会社は使用済み核燃料を再処理工場に搬出できず、急場しのぎの
対応に追われている。使用済み核燃料を保管する原子炉建屋内の
貯蔵プールが満杯になると、原発を運転できなくなるためだ。
東北電力は2月、女川原発(宮城県)の敷地内に新たな保管先
とする「乾式貯蔵施設」を設けると発表した。乾式貯蔵施設は、
プールで十分に冷やされた核燃料を金属製の容器に密封し、空冷
保管する。水がなくなれば重大事故になりかねないプール保管より
も、リスクが低い。東北電によると、今年9月に再稼働予定の
2号機のプールは貯蔵率75%で、運転再開から4年ほどで満杯になる。
乾式貯蔵施設を28年に稼働させるという余裕のない計画を示した。》
『●“日本一避難しにくい原発”伊方原発…大島堅一さん「エネルギー政策で、
インフラが不十分で逃げにくい場所を選び、差別的にリスクを押し付け」』
「志賀原発、女川原発、柏崎刈羽、そして伊方原発…稼働させたいという
核発電「麻薬」中毒者に好き勝手やらせていると、日本中が迷惑し、
世界にも事故の影響が及ぶ恐れ。」
『●もう一度、「幸運に恵まれる」とでも思っているのかね? 《辛うじて難を
逃れた》にすぎない、《辛うじて事なきを得たにすぎない》女川原発を再稼働』
『●《周辺住民には地震と津波、その後の大事故の衝撃がなお生々しい》女川核
発電所再稼働…周辺住民はあのような「幸運」に、再度、恵まれるだろうか?』
『●小出裕章さんは《国が福島県に約束した廃炉へのロードマップはただの県民を
ごまかすだけのパフォーマンスであり、…悪質な時間稼ぎであると見ています》』
『●核発電バンザイなホシュという矛盾…《地震大国の日本には、北海道から
沖縄まで原発を動かせる場所はどこにもない》(樋口英明さん)というのにね』
『●樋口英明元裁判官《地震大国の日本には、北海道から沖縄まで原発を動かせる
場所はどこにもない》はずなのに、仙台高裁ときたら住民側の控訴を棄却』
『●核発電賛成派の周辺住民の皆さん、いいんですね? 経産省や電力会社、原子力
「推進」委員会は「事故時、避難できませんよ」と言っているのに等しい』
『●樋口英明元裁判官《地震大国の日本には、北海道から沖縄まで原発を動かせる
場所はどこにもない》はずなのに、仙台高裁ときたら住民側の控訴を棄却』
『●東京電力核発電所人災の教訓も能登半島地震の警告も無視してオンボロ核発電
所を稼働させたいとはね…ところで、福島は「原状回復」したのですね?』
『●ホントにオメデタイ国だ…14年前の「教訓」やわずか1年前の「警告」を
無視する、経産省や原子力「推進」委員会委員ら核発電〝麻薬〟中毒者たち』
『●《エネルギー基本計画…原発依存度「可能な限り低減」の文言削除》…原発
依存症、核発電〝麻薬〟中毒な皆さん…もうどうかしてしまっているニッポン』
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/374253】
財界の一声で原発回帰のエネ基原案がゴリ押しされた 「融通の効かない電源をいつまで使う気か」と識者は批判
2024年12月18日 06時00分
第7次エネルギー基本計画(エネ基)の原案で、「最大限活用する」とされた原発。経済産業省は「温室効果ガスを出さず、安定供給に資する電源」と重要性を強調するが、上昇する新設コストや放射性廃棄物の処分など、複数の重大な課題をはらんだままだ。懸念を示す民意が根強い中、原発回帰策のさらなる推進が確定的になった。(鈴木太郎)
◆「まさに今、建て替えへの準備を始めなくては」
(高浜原発の1号機㊨と2号機。今年11月で運転開始から
それぞれ50年と49年を迎えた=2021年2月撮影)
「20年の建設期間を考えると、まさに今(建て替えへの準備を)始めなくてはいけない」。エネ基の改定を議論する経産省の審議会で夏、原子力研究者や企業経営者の委員が、原発活用の歯止めとなっていた6次計画までの「依存度低減」の文言の削除を強く求める場面があった。
政府資料では、原発の発電能力を示す設備容量の合計は、全ての原子炉が60年間動く想定でも、2040年代以降に急速に減少する。建設から送電開始までの期間が世界的に長引く状況も踏まえ、電力業界をはじめとする経済界は、「原子力産業を維持するラストチャンス」と躍起だった。原案はこれらの声を受けてか、廃炉した敷地内での建て替えに言及したGX(グリーントランスフォーメーション)基本方針から、さらに活用に踏み込む表現にした。
◆経産省は「原発の総数は増えない」と言い訳
原発活用への流れが着々と進む一方、民意の懸念は根強い。エネ基作成に際し、経産省が設置したオンラインの「意見箱」に寄せられた市民………
=====================================================
(2024年12月13日[金])
《原発依存度「可能な限り低減」の文言削除》だそうです。原発依存症、核発電〝麻薬〟中毒な皆さんは、福島を「原状回復」せずに、「原発復権」「原発回帰」…もうどうかしてしまっている国・ニッポン。例外中の例外のはずが、原則40年がずっと無視されっぱなしで、60年越えの超オンボロ核発電所も運転可能にしてしまっている。(樋口英明元裁判官)《地震大国の日本には、北海道から沖縄まで原発を動かせる場所はどこにもない》はずのニッポンで、デタラメがまかり通る。
『●女川核発電所2号機を再稼働したい…《辛うじて難を逃れたにすぎません》、
そのような幸運に次回も恵まれると思っているオメデタさ…』
『●原発マネーに群がる核発電「麻薬」中毒者の意地汚さ…《辛うじて難を
逃れたにすぎ》ない、《辛うじて事なきを得たにすぎない》女川原発を再稼働』
『●「閉じない環」破綻した核燃サイクル…《1993年から26回の延期…
核燃料サイクル政策は要の再処理工場の稼働が見通せず、「破綻」》が露わ』
《各電力会社は使用済み核燃料を再処理工場に搬出できず、急場しのぎの
対応に追われている。使用済み核燃料を保管する原子炉建屋内の
貯蔵プールが満杯になると、原発を運転できなくなるためだ。
東北電力は2月、女川原発(宮城県)の敷地内に新たな保管先
とする「乾式貯蔵施設」を設けると発表した。乾式貯蔵施設は、
プールで十分に冷やされた核燃料を金属製の容器に密封し、空冷
保管する。水がなくなれば重大事故になりかねないプール保管より
も、リスクが低い。東北電によると、今年9月に再稼働予定の
2号機のプールは貯蔵率75%で、運転再開から4年ほどで満杯になる。
乾式貯蔵施設を28年に稼働させるという余裕のない計画を示した。》
『●“日本一避難しにくい原発”伊方原発…大島堅一さん「エネルギー政策で、
インフラが不十分で逃げにくい場所を選び、差別的にリスクを押し付け」』
「志賀原発、女川原発、柏崎刈羽、そして伊方原発…稼働させたいという
核発電「麻薬」中毒者に好き勝手やらせていると、日本中が迷惑し、
世界にも事故の影響が及ぶ恐れ。」
『●もう一度、「幸運に恵まれる」とでも思っているのかね? 《辛うじて難を
逃れた》にすぎない、《辛うじて事なきを得たにすぎない》女川原発を再稼働』
『●《周辺住民には地震と津波、その後の大事故の衝撃がなお生々しい》女川核
発電所再稼働…周辺住民はあのような「幸運」に、再度、恵まれるだろうか?』
『●小出裕章さんは《国が福島県に約束した廃炉へのロードマップはただの県民を
ごまかすだけのパフォーマンスであり、…悪質な時間稼ぎであると見ています》』
『●核発電バンザイなホシュという矛盾…《地震大国の日本には、北海道から
沖縄まで原発を動かせる場所はどこにもない》(樋口英明さん)というのにね』
『●樋口英明元裁判官《地震大国の日本には、北海道から沖縄まで原発を動かせる
場所はどこにもない》はずなのに、仙台高裁ときたら住民側の控訴を棄却』
『●核発電賛成派の周辺住民の皆さん、いいんですね? 経産省や電力会社、原子力
「推進」委員会は「事故時、避難できませんよ」と言っているのに等しい』
『●樋口英明元裁判官《地震大国の日本には、北海道から沖縄まで原発を動かせる
場所はどこにもない》はずなのに、仙台高裁ときたら住民側の控訴を棄却』
『●東京電力核発電所人災の教訓も能登半島地震の警告も無視してオンボロ核発電
所を稼働させたいとはね…ところで、福島は「原状回復」したのですね?』
『●ホントにオメデタイ国だ…14年前の「教訓」やわずか1年前の「警告」を
無視する、経産省や原子力「推進」委員会委員ら核発電〝麻薬〟中毒者たち』
「教訓」として、《震災後の2014年に策定した計画では「震災前に描いてきたエネルギー戦略は白紙から見直し、原発依存度を可能な限り低減する」》と誓ったはずなのに。「警告」を無視して、《「低減」の文言をなくすかわりに、「特定の電源や燃料源に過度に依存しない」という趣旨の表現を盛り込む方向》といいつつ、核発電のみを推進する、《原発を「最大限活用する」》に決まっている原発依存症、核発電〝麻薬〟中毒な皆さん。
多鹿ちなみ・小手川太朗両記事による、アサヒコムの記事【原発依存度「可能な限り低減」の文言削除へ 経産省のエネ基本計画】(https://www.asahi.com/articles/ASSDC3GR5SDCULFA00XM.html)、《国の中長期のエネルギー政策の方向性を示す「エネルギー基本計画」(エネ基)について、経済産業省が近くまとめる新しい計画案の概要が分かった。東日本大震災後に掲げた「原発依存度を可能な限り低減する」との表記を削り、原発回帰の姿勢をより鮮明にする》。
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【https://www.asahi.com/articles/ASSDC3GR5SDCULFA00XM.html】
原発依存度「可能な限り低減」の文言削除へ 経産省のエネ基本計画
多鹿ちなみ 小手川太朗 2024年12月11日 20時03分
(東京電力柏崎刈羽原発。左から5、6、7号機=
2023年6月18日午後2時12分、新潟県柏崎市、
刈羽村、朝日新聞社機から、岩下毅撮影)
国の中長期のエネルギー政策の方向性を示す「エネルギー基本計画」(エネ基)について、経済産業省が近くまとめる新しい計画案の概要が分かった。東日本大震災後に掲げた「原発依存度を可能な限り低減する」との表記を削り、原発回帰の姿勢をより鮮明にする。
経産省が来週にも開く有識者会議で素案を提示する。「低減」の文言をなくすかわりに、「特定の電源や燃料源に過度に依存しない」という趣旨の表現を盛り込む方向で、最終調整している。
エネ基はおおむね3年に1度のペースで改定し、震災後の2014年に策定した計画では「震災前に描いてきたエネルギー戦略は白紙から見直し、原発依存度を可能な限り低減する」と掲げた。その後の改定でも「可能な限り低減」の文言は維持されてきた。
だが、ロシアによるウクライナ侵攻により資源価格が急騰したことをきっかけに、岸田文雄前政権は原発推進に転換。22年6月、経済財政運営の指針となる「骨太の方針」で、前年に盛り込んでいた「依存度低減」の表記を見送り、原発を「最大限活用する」と踏み込んだ。23年2月に閣議決定した「GX(グリーン・トランスフォーメーション)実現に向けた基本方針」でも、原発回帰の動きを鮮明にした。
新しいエネ基もその流れを引き継ぎ、原発の建て替え(リプレース)にも踏み込む方針だ。GX基本方針では建て替えを「廃炉を決めた原発の敷地内」に限ったが、新しいエネ基には、同じ電力会社ならほかの原発の敷地でも、廃炉した分だけ原子炉をつくれるようにする案を盛り込む。
ただ、40年度の電源構成に占める原発の割合は2割を目標とし、震災前の3割には達しないとする。その分、再生可能エネルギーは4~5割に増やし、火力は3~4割とする方向だ。
新しいエネ基の議論は今年5月に始まり、40年度に向けて原発を再生可能エネルギーとともに脱炭素電源と位置づけ、「拡大する必要がある」との議論が進む。データセンターや半導体工場の新増設に伴い、将来の電力需要が増加する可能性が高く、それに対応するためとの理由だ。ただ、稼働できる原発が減っていくため、少しでも早く原発の建て替えに着手したい経産省にとって、障害になりうる「低減」の文言を削ることが課題だった。
「低減」は「足かせ」だった
政府が原発回帰の姿勢を改め…
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[↑ ※「地震列島の原発安全性に警告」(週刊金曜日 1457号、2024年01月26日号)]
(2024年12月07日[土])
ホントにオメデタイ国だ…14年前の「教訓」やわずか1年前の「警告」を無視する、経産省や原子力「推進」委員会委員ら核発電〝麻薬〟中毒者たち。
山下葉月・荒井六貴両記者による、東京新聞の記事【日本でここだけ「県庁所在地にある原発」が13年ぶり再稼働 中国電力島根2号機、事故対策に9000億円費やす】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/372235)によると、《中国電力は7日、島根原発2号機(松江市)を再稼働した。2012年1月以来、約13年ぶり。島根原発は全国で唯一、県庁所在地に立地。東京電力福島第1原発(福島県)と同じ型式の沸騰水型軽水炉としては、東北電力女川原発2号機(宮城県)に続き2基目の再稼働になった。福島第1原発の事故後にできた新規制基準下で再稼働した原発は、計14基になった》。
3.11東京電力核発電人災の「教訓」も能登半島地震の「警告」も無視する愚かさよ。避難計画一つとっても、無茶苦茶。アノ東電に、アノ柏崎刈羽核発電所を再稼働って、正気ですか? 特に、《立地する柏崎市と刈羽村は再稼働に前向き》だそうだが、正気か?
『●東京電力は柏崎刈羽原発への核燃料の装塡を完了させて再稼働に前のめり
…「原発はもう、あり得ない」! 「脱原発の約束はどこに」?』
『●《新潟県の花角英世知事は、判断材料として主に「経済効果」「事故対策」
「避難計画」の三つの論点を挙げる》…って、一番に「経済効果」かよ?』
『●東京電力【核燃料セットが完了 借金返済のための柏崎刈羽原発再稼働 残る
手続きは新潟県の同意のみ】…借金返済のために市民の「命」を賭けさせる愚』
『●志賀原発が止まっていてよかった、珠洲原発の建設計画が凍結されて
いてよかった……能登半島地震の「警告」は核発電所の運転など以ての外』
『●東電原発人災の「教訓」も能登半島地震の「警告」も無視する愚かさ…避難
計画一つとっても無茶苦茶な上、アノ東電にアノ柏崎刈羽原発を再稼働?』
『●《新潟県の花角知事の判断》も無く、勝手に、柏崎刈羽核発電所の《原子炉に
核燃料入れる方針》の東京電力は福島を「原状回復」してみせたのですね?』
女川核発電所や高浜核発電所も同様。そして今度は、島根核発電所。《22年には丸山達也知事が再稼働に同意した》そうだ…。
曽田晋太郎記者による、今年4月の東京新聞の記事(2024年4月7日 12時00分)【「ここで事故が起きたら死ぬしかない」…島根原発を抱える衆院島根1区補選で「再稼働」が問われている】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/319713)によると、《16日告示の衆院島根1区補欠選挙では、原発稼働も焦点になっている。この選挙区は推進派の代表格だった故細田博之氏の地盤で、中国電力が8月の再稼働を見込む島根原発(松江市)がある。ただ、先の能登半島地震では住民避難の限界が露呈。その中で行われる補選は細田氏の後継に加え、脱原発を主張してきた元職が出馬を予定する。推進派の牙城で能登の教訓がどう判断されるか。各地の脱原発派も注目する。(曽田晋太郎)》。
『●いまごろ《あきれる》って…さっさと中止するよう声を上げて下さい、いくら
ドブガネしても《「核燃料サイクルの肝」再処理工場》は完成を見ない』
『●《着手》ねぇ? 「8億8千万グラムのデブリも1グラムから」…《放射線
量が極めて高》い、その数グラムのデブリをどこで保存するつもりなの?』
『●MOX燃料《1体は約12億400万円で、ウラン燃料の価格の10倍近い価格》、
衝撃のニュース! (皮肉です➙)ホントに核発電は「安い」のかね?』
『●“日本一避難しにくい原発”伊方原発…大島堅一さん「エネルギー政策で、
インフラが不十分で逃げにくい場所を選び、差別的にリスクを押し付け」』
『●狂気の核発電推進…「原状回復」することも無く教訓も警告も無視し「原発
回帰・原発復権」、しかも「コストやリスクをこっそり国民に押しつける…」』
『●もう一度、「幸運に恵まれる」とでも思っているのかね? 《辛うじて難を
逃れた》にすぎない、《辛うじて事なきを得たにすぎない》女川原発を再稼働』
『●それでも原子力「規制」委員会ではなく「推進」委員会…委員長をはじめ、
石渡明氏以外の他の委員の皆さんは「科学者」ではないし、「矜持」もなし』
『●核発電バンザイなホシュという矛盾…《地震大国の日本には、北海道から
沖縄まで原発を動かせる場所はどこにもない》(樋口英明さん)というのにね』
『●《敦賀2号機の1基だけで、ほかの12基は認めた》…それだけ、「不適合」の
敦賀原発2号機は酷いということ、何をダラダラ審査を続けてきたのか?』
『●核発電所新増設を要望、《原発活用は政府と同じ方向》な玉木雄一郎コミ代表
…カルト協会とヅボヅボな利権裏金脱税党に入れてもらえばいいのにね』
『●核発電賛成派の周辺住民の皆さん、いいんですね? 経産省や電力会社、原子力
「推進」委員会は「事故時、避難できませんよ」と言っているのに等しい』
『●樋口英明元裁判官《地震大国の日本には、北海道から沖縄まで原発を動かせる
場所はどこにもない》はずなのに、仙台高裁ときたら住民側の控訴を棄却』
『●東京電力核発電所人災の教訓も能登半島地震の警告も無視してオンボロ核発電
所を稼働させたいとはね…ところで、福島は「原状回復」したのですね?』
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/372235】
日本でここだけ「県庁所在地にある原発」が13年ぶり再稼働 中国電力島根2号機、事故対策に9000億円費やす
2024年12月7日 17時16分
(中国電力島根原発(資料写真))
中国電力は7日、島根原発2号機(松江市)を再稼働した。2012年1月以来、約13年ぶり。島根原発は全国で唯一、県庁所在地に立地。東京電力福島第1原発(福島県)と同じ型式の沸騰水型軽水炉としては、東北電力女川原発2号機(宮城県)に続き2基目の再稼働になった。福島第1原発の事故後にできた新規制基準下で再稼働した原発は、計14基になった。
◆営業運転入りは2025年1月上旬を予定
中国電力によると、2号機は午後3時、原子炉で核分裂を抑える制御棒が引き抜かれ、起動した。核分裂が安定的に続く「臨界」状態となった後、今月下旬に発送電を開始し、来年1月上旬の営業運転再開を目指す。
原子力規制委員会による新基準に基づく審査では、施設の耐震設計の目安とする基準地震動を820ガル、最大の津波の高さは11.9メートルと設定。2021年9月に適合と判断された。審査申請は2013年12月で、審査期間7年9カ月はこれまで再稼働した原発では最長。原発から南に数キロ先を東西に走る活断層「宍道(しんじ)断層」の評価などを巡り時間がかかった。
◆福島第1原発と同型、水素爆発を防ぐ装置を追加
2011年3月に始まった事故対策工事では、全長1.5キロ、高さ15メートルの防波壁を新設。福島第1のような水素爆発を防ぐため、建屋内に漏れ出た水素の濃度上昇を抑制する装置なども取り付けた。工費は計約9000億円だった。
2号機は1989年2月に営業運転を開始し、出力82万キロワット。島根原発は3基あり、1号機は廃炉作業中。3号機は規制委の審査中で、2030年度までの稼働を目指している。(山下葉月、荒井六貴)
【関連記事】宮城・女川原発が再稼働 東日本大震災から13年、「被災原発」では初めて 29m防潮堤など「津波対策」
【関連記事】「ここで事故が起きたら死ぬしかない」…島根原発を抱える衆院島根1区補選で問われた「再稼働」
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/319713】
「ここで事故が起きたら死ぬしかない」…島根原発を抱える衆院島根1区補選で「再稼働」が問われている
2024年4月7日 12時00分
16日告示の衆院島根1区補欠選挙では、原発稼働も焦点になっている。この選挙区は推進派の代表格だった故細田博之氏の地盤で、中国電力が8月の再稼働を見込む島根原発(松江市)がある。ただ、先の能登半島地震では住民避難の限界が露呈。その中で行われる補選は細田氏の後継に加え、脱原発を主張してきた元職が出馬を予定する。推進派の牙城で能登の教訓がどう判断されるか。各地の脱原発派も注目する。(曽田晋太郎)
◆集落が散らばる道の先に、島根原発を見た
(日本海に面した中国電力島根原発=松江市で)
島根県庁や国宝松江城がある松江市中心部から車で30分ほど。市街地のにぎわいとは打って変わり、のどかな田園風景が広がる。
距離にして10キロ弱。海沿いに点在する集落を通り過ぎると、だんだんと道幅は狭くなり、山肌が切り立つ。落石注意を呼びかける看板が立ち、所々ひびが入った道をさらに進むと、山の中腹から開けた視界の先に巨大な建屋が見えた。日本海に臨む島根原発だ。
その島根原発の2号機は今、注目を集めている。中国電力が8月に再稼働させる計画だからだ。定期検査で2012年から停止中だが、21年に原子力規制委員会の審査を通過。22年には丸山達也知事が再稼働に同意した。今年5月に安全対策工事を完了させる想定だ。
そうした中、今年の元日に能登半島地震が発生。いくつもの道路が寸断され、多数の集落が孤立した。震源に近い北陸電力志賀原発でもし、深刻な事故が起きていれば、住民避難は難航していたと目される。
◆原発30キロ圏内に人口45万人
島根原発を抱える島根1区でも不安は広がる。
「人ごとではない」。市街地で出合った会社員男性(24)は「お正月の能登地震以来、原発への不安を意識し始めている。動かすなら、みんなが避難できる万全の態勢を整えてほしい」と語る。
地元の無職男性(80)は「原発をやめたらエネルギーはどうなるかと思うこともあるが、ここで事故が起きたら死ぬしかない」。今の避難計画にも疑問があり「私の場合は事故があったら車で3時間半くらいかかる山口県の近くまで避難することになっているが、そんなの絵に描いた餅。とても無理」と断じる。
島根原発は北に日本海、南に宍道湖や中海があり、原発近くから逃げる場所が限定的。全国で唯一、県庁所在地に立地し、松江市中心部は10キロ前後の圏内に入る。避難計画が必要な30キロ圏には約45万人が暮らし、高齢者ら避難時に支援が必要な人は約5万人に上る。
◆「今、能登のような地震があれば…」
原発から500メートルほどのところに暮らす無職男性(68)は表情をこわばらせる。「事故があった時に住民が避難する道は1本しかなく、その道が寸断されたら逃げられない。寸断されなくても皆が一斉に逃げたら渋滞して大混乱が起こるだろう」とも語る。
原発への恐怖も増している。「この近くにも活断層がある。いつどこで地震が起こるか分からない今、能登のような地震があれば、壊滅的な被害を受ける可能性が高い」
原発近くの集落に暮らす無職女性(78)は、遠くを見つめながら声を潜める。「大地震があって原発で事故が起きたら一巻の終わり。わざわざそんな危ないものを動かさなくていいのに。原発はいらない」
◆自民擁立予定の新人「原子力災害の悲惨さは十分理解」
高まる原発への危機感。そんな中である補選は、自民党の新人と立憲民主党の元職による事実上の一騎打ちとなる公算が大きい。原発推進派と慎重派が対峙(たいじ)する構図でもある。
(細田博之氏の事務所だった場所。現在は錦織功政氏の
事務所になっている=松江市で)
長く島根1区で勝ち抜いてきたのが、自民の細田博之氏。旧通産省を経て政界入りし、政府や党の要職を歴任、晩年は衆院議長を務めた。他方………
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[『渡辺恒雄 脳内解析 ナベツネだもの』石黒謙吾著、情報センター出版局、2004年11月刊]
(2024年12月21日[土])
《本田靖春さん…はそんな読売の現状を憤り、生前こう語っていた。
「僕らの不幸は最も優秀な経営者をボスとして頭にいただいている
ことだと、いつも思っていた。正力さんは天才事業家だけど
新聞をチラシ広告と同じぐらいにしか考えていなかった。
務台さんも『販売の神様』であってジャーナリストじゃない。
その後を受けた渡辺さんもジャーナリストというより政界の人間
ですよね。だから読売でジャーナリストであろうとすると
必ず上とぶつかることになる」》
(『●魚住昭さん: 読売経営者陣と本田靖春さん』)
2024年12月29日、ナベツネこと渡邉恒雄(渡辺恒雄)氏が亡くなった。マスコミは「好意的」なお悔やみ記事が大半を占める異常な状況だと思うが、アベ様同様、功罪の「罪」しか思い浮かばない…。
東京新聞の記事【渡辺恒雄さんは「最後の独裁者」を自認した ジャーナリスト魚住昭が見た「戦後民主主義への功罪」〈評伝〉】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/374601)、《読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄さんが19日、肺炎のため、東京都内の病院で死去した。98歳。》、《新聞とは何か。戦後民主主義とは何か。渡辺恒雄(わたなべ・つねお)さんの訃報を聞いて、私の胸にとっさに浮かんだのは素朴な疑問だった。渡辺さんが戦後マスコミ界を代表する存在だったのは…》。
牧田幸夫記者による、東京新聞の記事【渡辺恒雄氏の「たかが選手が」発言には続きがあった…「球界のドン」死去、元担当記者が明かす実像】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/374580)、《読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄さん(98)が19日に死去した。政界やスポーツ界にも影響力を及ぼした。1996年の巨人オーナー就任以来、渡辺恒雄氏は長く「球界のドン」として君臨した。各球団の赤字経営が表面化した2004年の球界再編騒動では、その権勢を振るう姿を間近で取材した。(元運動部プロ野球担当・牧田幸夫)》、《球界再編問題 2004年6月、近鉄とオリックスの合併構想が表面化し、10球団1リーグ制の流れが急速に進んだ。他社への身売りではなく、合併を選んだことにファンも反発した。両球団の合併が決まると、プロ野球選手会は2リーグ12球団維持を求めて同年9月、プロ野球史上初のストライキを決行した。世論が選手会を支持したことで、経営側は新規参入を確約。楽天球団の誕生につながった》、《◆「巨人パ・リーグ移籍」案も ナベツネ氏の豪腕 「無礼な事を言うな。分をわきまえなきゃいかんよ。たかが選手が!」。渡辺氏の語録の中で、まず思い出すのが、世間の猛反発を招いた「たかが選手」発言だ。表面化した近鉄とオリックスの合併話で、合併の延期を求めたプロ野球選手会の古田敦也会長(当時)がオーナーと話をしたい意向を持っているとの質問に、語気を荒げて言い放った》。
《新聞は「公共財」》…正しい。でも、その「公共財」を使って一体何を行ってきたのか? 権力の監視、権力を批判することも無く、カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党と寄り添い、壊憲まで先導する始末。
中川紘希記者による【渡辺恒雄氏が君臨した「黄金時代」 「終生一記者」が権力の象徴に… 社説では国会議員を名指しで「ガチ反論」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/374975?rct=tokuhou)、《読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄氏が98歳で亡くなった。日本最大の販売部数を背景として各界への影響力を持つ一方、政治との距離の近さには常に批判もつきまとった。新聞界を代表した人物の死去は、今後のメディアにどんな影響を及ぼすのか。(中川紘希)》、《◆「保守的な指導者と深い結び付きを持つ新聞業界の大物」 …無所属の福島伸享衆院議員(茨城1区)が思い出すのは、2016年2月の衆院予算委員会で新聞を対象とした軽減税率の導入について質問したときのことだ。「新聞だけがなぜ生活必需品と言えるのか。安倍首相(当時)がマスコミ関係者と会食をしているから対象としたのか」とただすと、翌日の読売新聞の社説に新聞は「公共財」と反論され「全くの的外れだ」と名指しで批判を受けた》、《◆「戦後自民の内側を報じたが、権力に入り込みすぎた」 後になって読売社内の関係者から渡辺氏本人が書いた、と聞かされたという。「質問が核心を突いたのだろうと思った。国会の質問を受けて即座に社説で反論できるような権力を持つ人は、あの人しかいないだろう」と振り返った。現代日本政治が専門の神奈川大の大川千寿教授は「政治家に深く関わることで、戦後の自民党派閥がどう日本政治を動かしてきたか、内情を明らかにした人。ただ権力の監視というメディアの役割からすると、『入り込みすぎだ』との評価は免れない」と指摘する》。
《渡辺さんは1994年に自衛力の保持を明記した憲法改正試案を発表》…報道者がやるべきことか? 単なる政界のフィクサー気取りの下足番新聞元主筆だった。
【渡辺恒雄さん、政界にも大きな影響 憲法改正、大連立構想など提言】(https://www.asahi.com/articles/ASSDM0PNDSDMUTFK013M.html?iref=comtop_7_03)、《渡辺恒雄・読売新聞グループ本社代表取締役主筆は、政界にも大きな影響を与えてきた。ときの首相や有力政治家との太いパイプを生かし、憲法改正や軽減税率、大連立構想を提言。その実現のために実際に政治家同士の仲を取り持つこともあった。政界ではとりわけ、中曽根康弘元首相との親交が深かった。渡辺さんは1994年に自衛力の保持を明記した憲法改正試案を発表するなど、改憲に向けた社論をリードし、悲願を共にする安倍晋三首相(当時)とは蜜月の関係だった。両氏が会食した直後の2017年5月、安倍首相は自衛隊を書き加える改憲案を提唱。「考え方は相当詳しく読売新聞に書いてある。ぜひ熟読して頂いてもいい」と発言した》。
『●『渡邉恒雄 権力とメディア』読了(1/2)』
『●『渡邉恒雄 権力とメディア』読了(2/2)』
『●『官僚とメディア』読了(1/3)』
『●『「押し紙」という新聞のタブー』読了(2/2)』
『●『本田靖春/「戦後」を追い続けたジャーナリスト』読了』
《本田 …超タカ派の渡邊恒雄氏が編集の実権を握ってから、
紙面に彼の主観が強く押し出されているでしょう。彼の独裁を
許すのかどうか。記者個々人には彼と立場を異にする
主観はないのか。社内民主主義が問われている…》
『●『記者会見ゲリラ戦記』読了』
《岩上 …毎日新聞の記者だった西山太吉さんたちの時代は、
ボスがあのナベツネさん(読売新聞主筆のこと渡邉恒雄氏)で、
霞クラブでの記者会見では、ナベツネさんの席は記者席じゃなく、
大臣の隣。記者の方を向いて座る。しかも会見の間中、自分は
一言も質問しないで、パイプくわえて、大臣と後輩の記者たちに
睨みをきかせていたそうだ。…/岩上 ホントだよ。西山さんが
言っていた(笑)。本人から直接聞いた話。/大川 それ政治記者
じゃなくて、フィクサーが表に出てるようなもんですよね。/
岩上 そう、それが国民の目にさらされないだけ。…新聞と
テレビの情報が頼り。/大川 それ、中継してほしかったなー。
/岩上 国民は実態を全然知らされない。どれほど異常な
言論空間の中に、日本人はこれまで生きてきたか、ですよ。
その象徴的な存在が、ナベツネ氏であったわけです》
『●魚住昭さん: 読売経営者陣と本田靖春さん』
《渡邉氏は政治部記者時代から中曽根康弘元首相ら政官界の要人たち
と密接な関係を築き、社内の派閥抗争を勝ち抜いてのし上がって
きた男だ。彼が実権を握って以来、読売の論調は右旋回し、
“渡邉社論”に反する記事の掲載は許されなくなった。
抵抗する記者は排除され、社内民主義は機能しなくなった》
『●『渡辺恒雄 脳内解析 ナベツネだもの』読了』
『●『運命の人』余話 ~あるフィクサー的政〝界〟記者の反論~』
『●続『運命の人』余話 ~ある元政〝界〟記者の筋違いな激怒、はさておき~』
『●マスコミと癒着する「司法・最高裁」の堕落ぶり』
《ナベツネ&読売の代理人・TMI総合法律事務所に3人の最高裁
判事が天下り 癒着するメディアと司法 黒薮哲哉》
『●相変わらずの下品さ』
『●我が身を省みらずに遠吠えする元新聞記者らしき人と
校長の検閲に喝采を送る元弁護士らしき人のイサカイ』
『●「原子力」と「核」、言葉は違えど「原発=原爆」である』
「核兵器やその開発と、原子力の「平和」利用を同列に論じては
いけないそうだ。特に読売新聞の社説は社主の意向が大きく左右する
はずなので、これは渡邊恒雄=ナベツネ氏のご意向なのだろう。
さすがは《独占的な通信網欲しさから原発を日本に持ち込み、
田中角栄は利権目的で原発を利用した》《「原発の父」と呼ばれる
正力松太郎》氏の読売新聞の社説だ
(『●原発の父・正力松太郎のくだらない〝理由(わけ)〟』)」
『●確信犯? ノー天気? 猛毒法に、
座長・渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長は断言「…賛成だ」』
『●内閣法制局、NHK、秘密保護法、消費税増税…、
「肝いり人事」という安倍首相の暴走人事』
《7人中5人賛成 「秘密保護法」有識者会議も“安倍人事”
…やはり最初から結論ありきの人選だった。昨年12月に成立した
「特定秘密保護法」の秘密の指定や解除の基準を首相に答申する
有識者会議「情報保全諮問会議」(座長=渡辺恒雄・読売新聞
グループ本社会長兼主筆)の7委員のうち、5委員が「賛成派」
だったことが分かった。
委員には、渡辺座長のほか、衆院国家安全保障特別委員会で
参考人として賛成意見を述べた永野秀雄法大教授、宇賀克也
東大院教授、塩入みほも駒大准教授、清水勉日弁連情報問題対策
委員長、住田裕子弁護士、南場智子ディー・エヌ・エー取締役が
就いている。このうち、渡辺、永野、南場の3委員は法案に賛成
だったため、当初から人選を疑問視する声が出ていた。
…住田、塩入両委員が「必要」などと発言していたことが確認
できたといい、反対派は清水委員だけだった》
『●(非)特定秘密「隠蔽」法を大歓迎:
「たかり記者」だった?読売新聞ナベツネ氏は正気なのでしょうか?』
「《座長の渡辺恒雄……過去の機密漏洩事件を例に「今後こうした
事件が起きた際に適切公平な処理を行う上で非常に役に立つ」と評価》
した…って、ジャーナリズムの自死、自殺行為ではないだろうか?」
『●そりゃ、「老残」でしょ ~石原慎太郎・
森喜朗・米倉弘昌・渡辺恒雄の各氏のことです~』
『●トップからして腐敗したメディア:
「きょうの安倍将軍」「安倍様のNHK」』
《「新聞報国」 の再現こそ 「国難」 権力との一体化の危険性
情報保全諮問会議座長に「渡辺恒雄氏」=高田昌幸
…権力は嘘をつく。自らの地位や栄華を守るため、
責任回避のためなら、何度でも、どこまでも、だ》
『●アベ様の広報機関誌『産経』が「「新聞がないと、
政権の批判もできない」……だそうです、御笑い』
(リテラ)《12月16日、自民党の税制調査会は、消費増税
10パーセントに際する軽減税率の対象品目に、食料品に加え
「新聞」を含めることを、来年度の与党税制大綱に盛り込んだ。
すでに巷では、水道や電気などの公共料金、すなわちライフライン
すら対象外になった一方でどうして「新聞」だけ?という声が
噴出しているが、先日、本サイトが伝えたように、もともと
新聞業界は、部数減少対策として与党と政府に新聞を軽減税率の
対象にするよう、表から裏から、猛烈に働きかけてきた。
「裏でも、渡邉恒雄・読売グループ会長を中心に官邸、自民党、
公明党にさかんに働きかけをおこなってきました。政治報道の
ありようなどもからめながら、相当な裏取引があったとも言われて
います。それが実って、今回、軽減税率の適用が決まった」
(政界関係者)
何度でも言うが、マスメディアの使命は“権力の監視”である。
本サイトは、今回の軽減税率をめぐる、新聞メディアが政治権力に
頭をさげるという構図は、政権批判や政策批判などの機能が
損なわれる危険性が高く、「これは国民に対する裏切りだ」
と指摘したが、どうやら連中はその意識が皆無のようだ》
『●《権力にとって、これほど便利で御しやすい低能メディアも、
国民も珍しい…一刻も早く立て直さなければ、本当に危険》』
《ところが、これらの問題を日本のジャーナリズムはほとんど
報じない。加えて、かつての著者の盟友で読売グループの総帥の
渡辺恒雄が安倍内閣の情報保全諮問会議の座長になり、
マスコミの手足を縛る特定秘密保護法にジャーナリズムが自ら手を
貸してしまった。機能不全に陥っている日本のジャーナリズムに
対する深い憂慮の念に満ちたこの「遺言」を、
現役ジャーナリストがどう受け止めるかが問われている》
『●『別丁 石川真澄 という人がいた』読了(2/3)』
「石川さんは九工大機械工学科出身で、選挙結果や世論調査の
分析のち密さや、”守旧派”といわれながらも小選挙区制の危険さや
欠陥の指摘に孤軍奮闘した姿、そこに理系新聞記者の血が
見て取れる。「政治を科学した」。「絶対得票率」の提案も。…
「渡邉恒雄氏は理想的な政治記者像か」という対談で、
「「政界記者よりも真の政治記者に」の志を貫いた石川さんには、
だから呵責なし批判を期待したのだが、そう単純ではなかった。
…「ただの政界工作者でなく、理屈にも強いところが、しゃくなんだね」
という。逆に渡邉氏からは「お前みたいな、数字をいじくれるやつが
俺のところにもほしいんだよ」と言われたこともあった。…さすが
「ただもの」でない者同士か…」」
『●西山太吉さん亡くなる: 事件の本質のすり替えであり、「西山事件」に
非ず…《今も政府は密約を認めない…「返還密約事件」は終わっていない》』
(2012年2月10日) 【筆洗】《読売新聞グループ本社の会長・
主筆である渡辺恒雄氏が激怒している。反旗を翻した前巨人軍
代表との裁判ではない。TBS系ドラマ「運命の人」に、である
▼渡辺氏がモデルとおぼしき政治記者は「ゆすりたかりの悪徳記者」
に描かれているという。怒りたくなるのは分かるが、主人公の
モデルにされた元毎日新聞政治部記者の西山太吉氏に
「ワビを入れろ」とは筋違いだろう》
『●利権裏金脱税党… Dappi事件で暗躍した、天下の自民党本部事務総長・
《安倍政権、岸田政権通じてのキーマン》《自民党の“金庫番”》元宿仁氏』
《「戦後政治を牛耳ってきた怪物フィクサー・渡邉恒雄の
タブーと裏の顔」》
(2024年12月01日[日])
《新潟県の花角知事の判断》も無く、勝手に、アノ柏崎刈羽核発電所の《原子炉に核燃料入れる方針》の東京電力は福島を「原状回復」してみせたのですね? 《東京電力の柏崎刈羽原発の稲垣武之所長は…「東日本の電力供給の安定化に貢献できるように6号機でも再稼働に向けた準備を整えていく」》(NHK)と…、《東日本》の人々をバカにしているとしか思えない。(とっくに倒産していなければならなかった)東京電力に、「安全」「安心」に核発電所を稼働せせる能力があるのでしょうか? 道義的、倫理的に許されるのでしょうか? そもそも、《地震大国の日本には、北海道から沖縄まで原発を動かせる場所はどこにもない》(樋口英明さん)! そして、「規制」しない原子力「推進」委員会は、こんなことも「推進」する訳ね。何が「規制」委員会か!? 「立憲」の看板を下ろした野党第一党民主党上層部も沈黙し、「第2自民党」「第3自民党」を目指すタマキ〇・コミ代表は、カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党政権に、核発電所新増設を要望する始末。《原発新増設には経済的合理性もない。経産省の試算でも再エネより高くつく。莫大な原発建設費を新たに国民が負担する制度の検討もなされている。支援労組の意向を汲んで、既得権益を守るための行動》(宮本徹さん)。
「教訓」や「警告」はどこに行ってしまったのだろうか?
『●東京電力は柏崎刈羽原発への核燃料の装塡を完了させて再稼働に前のめり
…「原発はもう、あり得ない」! 「脱原発の約束はどこに」?』
『●《新潟県の花角英世知事は、判断材料として主に「経済効果」「事故対策」
「避難計画」の三つの論点を挙げる》…って、一番に「経済効果」かよ?』
『●東京電力【核燃料セットが完了 借金返済のための柏崎刈羽原発再稼働 残る
手続きは新潟県の同意のみ】…借金返済のために市民の「命」を賭けさせる愚』
『●志賀原発が止まっていてよかった、珠洲原発の建設計画が凍結されて
いてよかった……能登半島地震の「警告」は核発電所の運転など以ての外』
『●東電原発人災の「教訓」も能登半島地震の「警告」も無視する愚かさ…避難
計画一つとっても無茶苦茶な上、アノ東電にアノ柏崎刈羽原発を再稼働?』
何の批判もない「宣伝」記事、「洗脳」記事。新潟県知事の認可に向けての外堀を埋める記事。ブログ主は、 新潟県の花角英世知事を信用していません。とっくに破綻しているのに、一番に「経済効果」を挙げるようではお話にならない。
NHKの記事【東電 柏崎刈羽原発6号機 来年6月 原子炉に核燃料入れる方針】(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241128/k10014651851000.html)。《柏崎刈羽原発の再稼働をめぐっては、地元同意が焦点となっていますが東京電力の動きが新潟県の花角知事の判断にどのように影響するか注目されます》。
3.11東京電力核発電人災の「教訓」も能登半島地震の「警告」も無視する愚かさよ。避難計画一つとっても、無茶苦茶。アノ東電に、アノ柏崎刈羽核発電所を再稼働って、正気ですか? 特に、《立地する柏崎市と刈羽村は再稼働に前向き》だそうだが、正気か?
《首相が議長を務める原子力防災会議が「具体的かつ合理的」かを判断し了承する》前に、皆で、《避難計画の万全性を担保するために原子力規制委員会の審査を受けろと要求》(古賀茂明さん)しましょう。《実際には審査されていないからだ。国民は「えっ? 避難計画は規制委の審査を受けたんじゃないの?」と驚き、審査してもらえとなる。だが、専門家が審査したら、絶対に今の避難計画では通らない》からです。えっ、原子力「規制」委員会は核発電「寄生」委員会なので、「規制」するつもりはないし、「審査」する法的な建てつけになっていない? 「利権」「裏金」「脱税」党の国会議員の犯罪や不法は許し、こういう時だけ「法」を持ち出すのね? いい加減にしてほしい。とっくに法治主義国家ではなくなり、人治主義国家に堕ちています。
『●古賀茂明さん《国民の前で、ちゃんと議論すれば、止めろと言わずに
止めるのは簡単だ》…裁判で勝つために ――― 樋口英明理論の浸透を』
《日本では2000年以降、千ガル以上の地震が18回(ガルは揺れの
強さを表す単位)、七百ガル以上は31回起きていることを示す。
そのうえで、「民間の耐震住宅並みの強度は達成できていますよね」
と質問すると、社長たちは、答えに窮する。なぜなら、住友林業、
三井ホームの耐震性は、3400ガル、5100ガルだが、伊方原発は
650ガル、高浜原発は700ガルと日本の原発の耐震性は非常に低い
からだ。
国民の多くは、原発は民間住宅の何倍も頑丈に作られている
と信じている。…三つ目に、避難計画の万全性を担保する
ために原子力規制委員会の審査を受けろと要求する。実際には
審査されていないからだ。国民は「えっ?避難計画は規制委の
審査を受けたんじゃないの?」と驚き、審査してもらえとなる。
だが、専門家が審査したら、絶対に今の避難計画では通らない》
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【https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241128/k10014651851000.html】
東電 柏崎刈羽原発6号機 来年6月 原子炉に核燃料入れる方針
2024年11月28日 16時39分
東京電力は、再稼働を目指す新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所について、先行する7号機に続き6号機でも来年6月に原子炉に核燃料を入れる方針を正式に発表しました。
6号機の再稼働に向けた具体的な工程が明らかになるのは初めてです。
柏崎刈羽原発6号機と7号機は7年前、再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査に合格しこのうち先行する7号機ではことし4月に原子炉に核燃料が入れられ、これまでに設備面の準備としては最終段階となる検査が完了しています。
東京電力の柏崎刈羽原発の稲垣武之所長は28日の記者会見で、6号機でも、来年6月10日に原子炉に核燃料を入れる作業を始めるとして、原子力規制委員会に検査の確認を申請する方針を発表しました。
一方、再稼働の時期については今後の工程に見通せない部分があるなどとして今回の申請では「未定」とし、改めて具体的な時期を示す方針です。
東京電力はこれまで6号機については、電気料金を算定する上での「仮置き」として、12月、原子炉に核燃料を入れ、来年2月に再稼働させるという工程を示していましたが、今回は安全対策工事の進捗(しんちょく)を踏まえて決めたということで、6号機の再稼働に向けた具体的な工程が明らかになるのは初めてです。
記者会見の中で稲垣所長は「東日本の電力供給の安定化に貢献できるように6号機でも再稼働に向けた準備を整えていく」と述べました。
柏崎刈羽原発の再稼働をめぐっては、地元同意が焦点となっていますが東京電力の動きが新潟県の花角知事の判断にどのように影響するか注目されます。
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(2024年12月01日[日])
《次段階は知事の同意が必要》《知事が翻意しなければ両町村は選定プロセスから外れる》…そうなることを切に願います。
東京新聞の記事【核ごみ文献調査報告書、地元提出 北海道2町村と道に、次の段階へ】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/368722)。《原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分事業を担う原子力発電環境整備機構(NUMO)は22日、北海道の2町村で実施した全国初の文献調査の報告書を北海道知事らに提出した。両町村で次の概要調査に進めるとした。開始から4年で新たな局面を迎えたが、鈴木直道知事は同日、機構に「反対は変わらない」と伝えた。次段階は知事の同意が必要で実現まで難航しそうだ》。
いつも思うのですが、足抜けできるのかねぇ…NUMOにからめとられて、カネにものをいわせて底なし沼に引きずり込まれるのでは? 鈴木直道知事が翻意するのではないかということを大変に懸念しています。
(こちら特報部)《上田文雄さん…は「…すきを見せた瞬間に全てをなし崩しにするのが国の常とう手段」と語る》。さらに、《「非常に姑息(こそく)と感じるのは選定地を選ぶ道筋。地域振興のアメを見せて小さな自治体に手を上げさせ、自治体の意思に従ってやっているように見せる。いったん手を挙げると抜け出せない悪徳商法の手法に似ている。経済的に困窮する地域を札束でひっぱたくやり方があらわになっている」》。さらにさらに、《「そもそも2000年制定の最終処分法は、10万年の管理が必要という最終処分を『地質条件に対応した人工障壁を設計すれば安全』という根拠のないことを前提にした欠陥法。多くの地質学者が指摘するように、寿都と神恵内の地層からみても適地であるはずがない」と憤る》。また、《「核のごみと対馬を考える会」の上原正行代表…「文献調査の鍵をひとたび開けてしまえば、国側はお金を使い、ごり押しで進めてくる」とし「原発を止めることもせず、何本を地層に埋めるか全体像も分からないまま進めれば、あまりに未来に示しがつかない」と語気を強めた》。
『●《脱原発へ政策のかじを切り、際限のない健康被害の脅威に歯止めを
かける。それが最終処分場問題の解決に向けた国民議論の最低条件》』
《高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定に手を挙げそうな北海道
寿都町。町内に不安が広がり、道や隣接自治体との亀裂も深まって
いる。巨額の交付金で誘致を促す手法。このままでいいのだろうか》
《原発から出る核のごみを最終的にどこで処分するのか。国民に
突き付けられた課題であることは間違いない。とはいえ町の判断は
地域の行く末を委ねる手段としては余りに安易ではないか》。
『●空虚な《地域振興》…《核のごみ問題で過疎の町に「最大20億円」
財源の魅力 識者「札束で頬を叩くのはやめるべき」》(野村昌二氏)』
『●【NNNドキュメント‛20/核のごみは問いかける 「尊重」の先には…】
…空虚な《地域振興》なことは立候補しなくたって《学》べます』
『●《(文献調査後の)概要調査前に住民投票で意見を聴いて判断させて
いただきたい》…足抜けできるのか? NUMOにからめとられて…』
『●《原発を動かせばごみが出る…なすべきことは明白。原発を止め、ごみ
増を防ぎ…しかし国は稼働ありき。ごみが増えるほど後始末に困るのに》』
『●マンションからたれ流しにしておいて、トイレをどうするのかとか、放出
先どこにするのかなんてナンセンス…しかも、《被爆地の長崎》で…』
「「防人の島」の《町民の皆さんがその道を選んだ》のですか?
足抜けできるのか? NUMOにからめとられて、泥沼に足を
突っ込み、抜け出られなくなるのではないか。しかも、被爆地の
ナガサキで。《改めて誘致が浮上した背景には「深刻化する人口減少、
最近までの日韓関係の悪化、観光需要の落ち込み」があるという》
…意味が分からない? そんな理由で死の灰を受け入れるの?」
『●はぁ? 東京新聞【「原発マネー」で生まれた奇策 使用済み核燃料の
中間貯蔵施設を上関町に 中国電力と関西電力で苦肉の共同開発案】』
『●山口県上関町…《さんざん町民を分断してきた挙げ句に郷土を核のゴミ
捨て場…正真正銘の原発の墓場にするという動きに反発が高まっている》』
『●《「まるで反社以下の関電」…今も経済産業省と岸田政権に守られてぬく
ぬくと生き延びている》《関電と経産省、岸田総理は「亡国トリオ」》』
『●長崎県対馬市長、《文献調査…「市民の合意形成が不十分だ」…処分場に
ついて「将来的な想定外の要因による危険性が排除できない」とも語った》』
『●破綻した核燃サイクル、中間貯蔵施設は最終処分場と化す…使用済み核燃料
プールの現状は? どこを最終処分場にするかの議論の前にやることは?』
『●トイレなきマンション問題を放置し、「原発復権」「原発回帰」する
キシダメ政権…早晩、核燃料の交換ができず核発電は動かせなくなる』
『●NUMO「文献調査」の巨額な《原発マネー》に蝟集しても、空虚な《地域
振興》に終わるだけで、何の解決策にもならずに地域が分断されるだけ』
『●《「核のごみ」を困窮する自治体に》…上田文雄さん《世代間の倫理とし
ても未来に対して弁明できないほど、とてつもないことをしようとしている》』
『●原発を動かすということ: 一握りが儲かり、日本・世界中が迷惑する話』
《核のごみ 権益守る? 最終処分場 町の一握り誘致推進
…二〇一一年秋、北海道北部にある人口約二千六百人の小さな町・
幌延町(ほろのべちょう)の飲食店で、町議の佐々木忠光(62)が
突然、「原発の事故があったばかりだぞ。何を考えているんだ」
と声を荒らげた。町には、核のごみの最終処分技術の研究をする
日本原子力研究開発機構の深地層研究センターがある。佐々木は、
センターの「今後を考える」会に誘われたのだった。
「今後を考える」とは、最終処分場の誘致も視野に話そうとの意味だ》
『●《「核のごみ」を困窮する自治体に》…上田文雄さん《世代間の倫理とし
ても未来に対して弁明できないほど、とてつもないことをしようとしている》』
『●これは《対話》か? NUMO…《双方向的なコミュニケーション…
「『対話』という表現の使用で、常に公平な対話が行われている印象…」》操作』
古賀茂明さん《四つ目は核のゴミだ。原発のゴミも適切に処分できるんですよね、と社長に聞く。社長が頷いたら、「では、1カ月以内に最終処分までの計画を出してください」と言う。それは無理だというだろうから、では1年待つと言って、議論を終わる。これで、全ての原発は動かなくなり、廃炉するしかなくなる。国民の前で、ちゃんと議論すれば、止めろと言わずに止めるのは簡単だ。新政権には、是非そうした議論をして欲しい》。
空虚な《地域振興》ではないのか? トイレなきマンションの、まずはトイレからの垂れ流しを止めてからの議論開始を。
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/368722】
核ごみ文献調査報告書、地元提出 北海道2町村と道に、次の段階へ
2024年11月22日 20時28分 (共同通信)
(北海道寿都町の片岡春雄町長(左)に文献調査報告書を手渡す
原子力発電環境整備機構の山口彰理事長
=22日午前、寿都町(同機構提供))
(北海道の寿都町役場=22日午前)
原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分事業を担う原子力発電環境整備機構(NUMO)は22日、北海道の2町村で実施した全国初の文献調査の報告書を北海道知事らに提出した。両町村で次の概要調査に進めるとした。開始から4年で新たな局面を迎えたが、鈴木直道知事は同日、機構に「反対は変わらない」と伝えた。次段階は知事の同意が必要で実現まで難航しそうだ。
文献調査は3段階ある最終処分場選定の第1段階で、20年11月に北海道寿都町と神恵内村で始まった。報告書は寿都の全域と神恵内の南端の一部、両町村の沿岸海底を概要調査候補地とした。知事が翻意しなければ両町村は選定プロセスから外れる。全国で他に文献調査に応じたのは佐賀県玄海町だけだ。
機構は来年2月19日まで報告書の縦覧を実施。道内外で説明会を開く。3月5日まで住民らの意見を受け付け、概要調査の実施計画を申請。経済産業相の承認後、概要調査に移る。
鈴木知事は機構の山口彰理事長に「国民的議論が深まっていない」などとして概要調査に反対すると伝えた。
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(2024年11月27日[水])
昨夜 (26日[火]) も、能登半島で大きな地震がありました…。カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党所属の西村康稔前経産相は「能登半島の地震は1000年に1回や。なんべんもくるもんやない、1000年に1回や。原発作ったらええ」と仰っていた訳ですが…。
『●「利権」「裏金」「脱税」党・西村康稔前経産相「能登半島の地震は1000年
に1回や。なんべんもくるもんやない、1000年に1回や。原発作ったらええ」』
3.11東京電力核発電所人災の教訓も能登半島地震の警告も無視してオンボロ核発電所を稼働させたいとはね…ところで、福島は「原状回復」したのですね? 「原状回復」してもいないのに「原発回帰」「原発復権」って、まともな人がやることじゃない。カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党や下駄の雪党、お維やコミに投票するからこのザマだ。「立憲」の看板を下ろした民主党も、電力総連 (← 一番に核発電に反対すべきと思うのだが?) などに気を使ってか、「原発ゼロ」 などやる気も無し。《安全安心のための課題は尽きない》…再三言っているが、「安全な原発」「安心な原発」って形容矛盾もいいところ。
東京新聞の【<社説>原発50年時代 不老長寿はあり得ない】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/368443?rct=editorial)。《関西電力高浜原発1号機(福井県)が、国内の原発としては初めて運転開始から50年を超えた。原発も超高齢化時代に入った感がある。政府の方針に従って、電力事業者は延命に躍起だが、安全安心のための課題は尽きない。高浜1号機は1974年11月14日に運転開始。国内で今稼働している原発の中では、最も古い。福島第1原発の事故以前には原発の運転期間、すなわち寿命に関する法令は存在しなかった。しかし、事故を教訓に2012年、原子炉等規制法を改正し「原則40年、(極めて例外的に)60年まで」という歯止めをかけた》
もう正気とは思えない核発電麻薬中毒。「コストやリスクをこっそり国民に押しつける…」卑劣さ。
太田理英子・山田祐一郎両記者による、東京新聞の記事【AIの需要には原発増やし対応…コストは国民に払わせる? はびこる「電源を原子力しか考えない『原発脳』」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/368581)、《原発の新増設の費用を電気料金に上乗せして回収する―。そんな政府の構想が浮上していることを巡り、環境団体などは21日、導入に反対する署名を経済産業省に提出した。政府や電力業界は今後、人工知能(AI)の普及で電力需要が激増するとの見通しを、原発新増設のための「大義」としている。しかし、その前提には異論も出ている。(太田理英子、山田祐一郎)》。
『●いまごろ《あきれる》って…さっさと中止するよう声を上げて下さい、いくら
ドブガネしても《「核燃料サイクルの肝」再処理工場》は完成を見ない』
『●《着手》ねぇ? 「8億8千万グラムのデブリも1グラムから」…《放射線
量が極めて高》い、その数グラムのデブリをどこで保存するつもりなの?』
『●MOX燃料《1体は約12億400万円で、ウラン燃料の価格の10倍近い価格》、
衝撃のニュース! (皮肉です➙)ホントに核発電は「安い」のかね?』
『●“日本一避難しにくい原発”伊方原発…大島堅一さん「エネルギー政策で、
インフラが不十分で逃げにくい場所を選び、差別的にリスクを押し付け」』
『●狂気の核発電推進…「原状回復」することも無く教訓も警告も無視し「原発
回帰・原発復権」、しかも「コストやリスクをこっそり国民に押しつける…」』
『●もう一度、「幸運に恵まれる」とでも思っているのかね? 《辛うじて難を
逃れた》にすぎない、《辛うじて事なきを得たにすぎない》女川原発を再稼働』
『●それでも原子力「規制」委員会ではなく「推進」委員会…委員長をはじめ、
石渡明氏以外の他の委員の皆さんは「科学者」ではないし、「矜持」もなし』
『●核発電バンザイなホシュという矛盾…《地震大国の日本には、北海道から
沖縄まで原発を動かせる場所はどこにもない》(樋口英明さん)というのにね』
『●《敦賀2号機の1基だけで、ほかの12基は認めた》…それだけ、「不適合」の
敦賀原発2号機は酷いということ、何をダラダラ審査を続けてきたのか?』
『●核発電所新増設を要望、《原発活用は政府と同じ方向》な玉木雄一郎コミ代表
…カルト協会とヅボヅボな利権裏金脱税党に入れてもらえばいいのにね』
『●核発電賛成派の周辺住民の皆さん、いいんですね? 経産省や電力会社、原子力
「推進」委員会は「事故時、避難できませんよ」と言っているのに等しい』
『●樋口英明元裁判官《地震大国の日本には、北海道から沖縄まで原発を動かせる
場所はどこにもない》はずなのに、仙台高裁ときたら住民側の控訴を棄却』
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/368443?rct=editorial】
<社説>原発50年時代 不老長寿はあり得ない
2024年11月21日 08時06分
関西電力高浜原発1号機(福井県)が、国内の原発としては初めて運転開始から50年を超えた。原発も超高齢化時代に入った感がある。政府の方針に従って、電力事業者は延命に躍起だが、安全安心のための課題は尽きない。
高浜1号機は1974年11月14日に運転開始。国内で今稼働している原発の中では、最も古い。
福島第1原発の事故以前には原発の運転期間、すなわち寿命に関する法令は存在しなかった。しかし、事故を教訓に2012年、原子炉等規制法を改正し「原則40年、(極めて例外的に)60年まで」という歯止めをかけた。
ところが昨年5月、「原発の最大限活用」を掲げる岸田前内閣がGX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法を定めて歯止めを外し、原子力規制委員会の審査などによる停止期間を運転期間から除外するという「裏技」を使えば、60年を超えて運転できるようにした。震災後約12年間停止していた高浜1号機は70年を超えて運転できる可能性がある。
政府は、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー危機や脱炭素の要請、最近では人工知能(AI)の普及による電力需要の急増を理由に原発復権を急ぎ、新増設にまで踏み込んだ。
だが福島の事故の後、より高度な安全対策が求められるようになり、新増設には膨大な費用と時間がかかる。老朽原発の延命は、時間稼ぎのための苦肉の策にも映る。規制委はこれまでに審査を申請した8基すべてに、例外だったはずの延長を認めている。
政府や電力事業者は、かたくなに「老朽化」という言葉を嫌い、「高経年化」と言い換える。しかし、もちろん、原発も他の生き物や機械と同様に「経年劣化」は免れず、「不老長寿」ではあり得ない。原発も長く使えば使うほど放射線や高熱の影響で原子炉や配管などにダメージが蓄積し、ひび割れや腐食が起きやすくなる。
配管の修理や部品の取り換えは可能でも、原子炉本体の交換は技術的に不可能だ。時間の経過に伴って過酷事故の危険は募る。
原発自体の安全性への懸念だけにはとどまらない。排出される使用済み核燃料の行き先や避難計画の実効性など、長期運転に伴う課題は山積だ。老朽化の現実を直視して、もう一度、フクシマの教訓に立ち戻るべきではないか。
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/368581】
AIの需要には原発増やし対応…コストは国民に払わせる? はびこる「電源を原子力しか考えない『原発脳』」
2024年11月22日 06時00分
原発の新増設の費用を電気料金に上乗せして回収する―。そんな政府の構想が浮上していることを巡り、環境団体などは21日、導入に反対する署名を経済産業省に提出した。政府や電力業界は今後、人工知能(AI)の普及で電力需要が激増するとの見通しを、原発新増設のための「大義」としている。しかし、その前提には異論も出ている。(太田理英子、山田祐一郎)
◆学者らが問題視しているのは…
「原発新増設のコストを国民から徴収するような新制度はやめてもらいたい」。21日午後、衆院第1議員会館で、学者や市民団体のメンバーら有志が経産省の担当者と向かい合い、オンラインで集めた約2万5000筆の署名を手渡した。
(原発新増設コストを国民から徴収する新制度に反対する
署名を提出する有識者ら(布藤哲矢撮影))
有志が問題視しているのは、経産省が原子力事業者への支援策として検討しているとされる、英国の「規制資産ベース(RAB)モデル」という制度だ。国が認可した原発の新設にあたり、建設開始時から電力小売会社が建設費や維持費を電気料金に上乗せし、消費者から回収する仕組み。発電コストと利潤から電気料金を決める「総括原価方式」に近い。
政府がRABモデルに関心を寄せる背景にあるのが、電力会社側が抱える原発の建設・維持にかかる巨額のコストだ。東京電力福島第1原発事故後、既存原発の再稼働には事故対策費などの負担が増大した。工期の長期化も含め、計画通りに進みにくくなっている事情がある。
署名提出後の意見交換で、有志側は「RABモデルを参考にした制度は、事業者が担うべきコストとリスクを国民に負担させることになりかねない」「原発の延命策だ」などと指摘。経産省の担当者は「まだ議論の途上。具体的な制度の検討をしている事実はない」と繰り返し否定した。
(衆院第1議員会館で、原発新増設コストを国民から徴収する政府の
構想に反対する龍谷大の大島堅一教授(中)ら=布藤哲矢撮影)
◆原子力政策を進めるための意図みえみえ
この日参加した有志の一人で、原子力資料情報室の松久保肇事務局長は、RABモデルの事例報告がされた経産相の諮問機関「総合資源エネルギー調査会」の原子力小委員会で委員を務める。松久保氏が「原発は支援がないと建たないという方向性になっている」とただすと、経産省側は「建設にはいろいろな課題がある。民間事業者の投資判断だけでは難しい現実があり、対応できる対策があるかどうかを議論している」としつつ、「脱炭素電源へ投資がしやすい環境整備が必要だ」と強調した。
経産省が原子力小委でRABモデルを持ち出した狙いは何か。「こちら特報部」は改めて松久保氏に聞くと、これまでの委員会で、電力事業者団体が出席して巨額のコストを訴えたことを振り返り、「経産省側があえて事業者に陳情させ、原子力政策を進めるために新増設に向けた支援を正当化する意図があったのは明白」と断じた。
(経済産業省で、エネルギー基本計画の改定をめぐり事業者から
の聴き取りに臨む委員ら(2024年06月、鈴木太郎撮影))
今後について、政府が本年度内にも改定するエネルギー政策の中長期的な指針「第7次エネルギー基本計画」の中に、原発を含めた電源施設への支援の必要性を盛り込み、数年かけて具体策を検討すると見通す。松久保氏は「支援策は必ずしもRABモデルとは限らない」とした上で、「支援に税金を投じると、国会審議や財務省との折衝などのハードルがある。スムーズに進めるため、電気料金に上乗せして国民に薄く広く負担をさせる制度を取り入れる方向性だ」とみる。
◆原発回帰の「大義」に政府が掲げるのは………
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(2024年11月24日[日])
折角、選挙に行っても、易々とカルトやカルト的なもの、ヘイトやヘイト的なもの、ウソ吐きに騙される…。
『●《10月の衆院選の投票率は53.85%と全体でも5割台、18、19歳の投票率
(小選挙区)に至っては速報値で43.06%とさらに低い》(鈴木穣さん)』
『●2人の職員を自死させた斎藤元彦氏によく投票できますね、お維案件「優勝
パレード」問題の責任者をよく支持できますね…案の定、手のひら返し…』
『●(リテラ)《斎藤知事は2022年11月7日に開催された政府主催の全国知事会
を欠席…。ちなみに…斎藤知事は「西播磨地域づくり懇話会」に出席》』
『●なぜ、今、削除する必要があるの? 斎藤元彦知事「法に抵触することは
していない」と仰ってる訳で、「誇れ」ばいいのにね、よほど疚しいのかね?』
『●デマや《フェイクで選挙が盗まれ》た! お維案件な兵庫県知事やN党の
「どうかしている人」ら《デマゴーグに騙されるな!》(デモクラシータイムス)』
『●《兵庫県知事選に見た選挙の根本的な問題 「自由競争ができる選挙には
なってない」…畠山理仁氏》《馬鹿にするのではなく…まずは考えた方がいい》』
『●《盗まれ》た選挙を取り戻せるかの岐路…村上総務相《SNSでの虚偽情報の
投稿や他候補の当選を目的とした選挙運動が公職選挙法違反になり得る》』
『●神戸地検と兵庫県警、「斎藤劇場」の幕引きは許されない…二人の兵庫県職員
を死に追い込んだ問題、《斎藤元彦知事の買収、折田楓社長の被買収》事件』
相変わらず2/4が眠り猫…《10月の衆院選の投票率は53.85%と全体でも5割台、18、19歳の投票率(小選挙区)に至っては速報値で43.06%とさらに低い》。政治参加する多くの若者が居ることは知っている。でも総体としては如何なものか…。昔から、「今どきの若者は…」と言われ続けて、ブログ主自身もそうだ。古代エジプトの頃からそうなのかもしれない。世代間の分断に易々と乗ってしまう。低い投票率、特に若者の低投票率、長期自民党政権による、昨今のニッポン社会・政治の劣化のせいなのではないか。投票率を上げるための努力、特に若者の投票率、スウェーデン社会並みの努力をしているか? 時間を繰り上げての投票所締め切りなど、ベクトルは逆方向にしか向いていない。政治についての教育がおざなり。それどころか、教育の場で政治・政治参加の話しは避けられている。逆に、折角、選挙に行っても、易々とカルトやカルト的なもの、ヘイトやヘイト的なもの、ウソ吐きに騙される…。あの兵庫県知事選のアノ無残な結果、アノ斎藤県知事の再選。全く予想外な投票行動。「投票してもどうせ何も変わらない」などと市民に思わせるような社会でいい訳がない。《背景には若者の深刻な無力感がある》ことも分かる、でも、ならばこそ選挙に行くべきだと切に願う。
あの兵庫県知事選のアノ無残な結果…選挙制度、民主主義を破壊し続ける、N党の「どうかしている人」も含めて、公職選挙法に抵触しかねない犯罪的な選挙活動、違法な活動が行われたのではないか…、今やほぼ確実だと思う。ネット広告については、同じ構図だと言われているのが2024年4月の江東区長選挙。《インターネット上の選挙運動のための「有料広告」については、候補者名や政党名などを表示することが禁じられていて、総務省はその理由について、利用が過熱すれば金のかかる選挙につながるおそれがあるとしています》(https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20231026a.html)。木村弥生区長は辞職し、《東京地方裁判所は「選挙の公正を害する犯行だ」として懲役1年6か月、執行猶予5年の判決を言い渡しました》(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240614/k10014480771000.html)。参謀の (様々な党を渡り歩いている) 自民党・柿沢未途元衆議院議員 (法務副大臣) も逮捕、辞職している。兵庫県知事候補として立候補した「どうかしている人」との、斎藤知事の暗黙の選挙協力などなど、今回の再選をめぐっても問題山積であり、再選された斎藤元彦兵庫県知事は辞職必至だと信じる。
東京新聞の【<社説>衆院選低投票率 5割民主主義への憂い】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/368687?rct=editorial)のよると、《10月に行われた衆院選の投票率は2021年の前回より低下し、戦後3番目に低い53・85%となった。有権者のほぼ半数しか投票しない「5割民主主義」が民意を正しく反映しているとは言い難く、投票率が特に低い若年層には選挙の大切さを理解してほしい。衆院選小選挙区の投票率は1996年以降、旧民主党が政権交代を果たした2009年の69・28%が最も高く、その後は50%台にとどまる》。
東京都知事選、兵庫県知事選と、選挙制度、民主主義を破壊し続けるN党の「どうかしている人」、何とかしないと。
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/368687?rct=editorial】
<社説>衆院選低投票率 5割民主主義への憂い
2024年11月22日 08時08分
10月に行われた衆院選の投票率は2021年の前回より低下し、戦後3番目に低い53・85%となった。有権者のほぼ半数しか投票しない「5割民主主義」が民意を正しく反映しているとは言い難く、投票率が特に低い若年層には選挙の大切さを理解してほしい。
衆院選小選挙区の投票率は1996年以降、旧民主党が政権交代を果たした2009年の69・28%が最も高く、その後は50%台にとどまる=グラフ。
自民党派閥の裏金事件が主要争点となった今回は与党過半数割れという歴史的転換点になったが、5割しか民意を反映していない選挙で選ばれた議員が、私たちの暮らしや国の針路を決めることが妥当と言えるのだろうか。
総務省の抽出調査では18、19歳の投票率は43・06%で前回43・23%から微減。他の年代はまだ公表されていないが、10~30代の投票率が40代以上に比べて大幅に低い傾向は続いているとみられる。
人口の少ない若年層が投票しなければ、政治に意思を届けることはできず、人口が多く投票率も高い中高年層の声が優先して政治に反映されることになる。
若年層には、自分たちが関与しないまま、税や社会保障など将来も拘束する政策が決められることに危機感を持ってほしい。
学校での主権者教育も大切だ。校則を一方的に守らせるのではなく、生徒が学校運営に主体的に関わり、身近な問題を自ら解決する教育への転換が必要だろう。
7月の東京都知事選、今月の兵庫県知事選の投票率はそれぞれ前回比5・62ポイント、同14・55ポイント上昇した。出口調査によると、いずれの選挙も交流サイト(SNS)を積極的に活用した候補者・陣営が若年層の支持を集めた。若い世代に政治参加を促すSNSの効用は前向きに受け止めるべきだろう。
ただ、SNSの情報には虚実が入り交じる。虚偽が拡散して選挙結果を左右すれば、民主主義を危うくする。若年層に限らず主権者自身がネット空間の情報を正しく読み解く力を身につけるとともに新聞などメディアも正しい情報を発信し続けなければならない。
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[※ 『NNNドキュメント’17/記憶の澱』(2017年12月3日(日))↑]
(2024年11月18日[月])
高畑勲監督『火垂るの墓』の次作…「侵略戦争」と「加害責任」を問うテーマとなるはずだったそうです。
『●高畑勲監督…「『火垂るの墓』…どれだけの人が戦争の悲惨さを知り
…反戦映画の枠を超える名作になった」』
(リテラ)【高畑勲監督が最後に遺した無念の言葉「これで安倍政権が
崩れないのが信じられない」「自由で公平で平和な国で死にたい」】
『●高畑勲監督「「人を殺したくない」という気持ちこそ」…
日本の「侵略戦争」と「加害責任」を問うテーマは…』
(リテラ)【「火垂るの墓では戦争は止められない」高畑勲監督が
「日本の戦争加害責任」に向き合うため進めていた幻の映画企画】
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【https://x.com/ActSludge/status/1857952673796075756】
■[昔のブログ] 高畑勲監督『火垂るの墓』の次作…「侵略戦争」と「加害責任」を問うテーマ…《日の目を見ることのなくなったまぼろしの高畑映画》。《日本が他国に対してやってきたことをきちんと見つめなければ世界の人々と本当に手をつなぐ…》https://x.com/ActSludge/status/988378540218368000
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上田慶司@keishi_001
11月17日
宮崎監督良く言った。戦時下のフィリピン市民殺害に言及。
大日本帝国の過去にやったことを忘れよう、修正しようとしているのが今の日本の風潮だ。過ちに向き合おうとすると自虐史観などとレッテルを貼り攻撃をするような事でアジアとの友好は築けない。 …
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午前10:03 2024年11月17日
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【https://x.com/ActSludge/status/988378540218368000】
■高畑勲監督『火垂るの墓』の次作…「侵略戦争」と「加害責任」を問うテーマ…《日の目を見ることのなくなったまぼろしの高畑映画》。《日本が他国に対してやってきたことをきちんと見つめなければ世界の人々と本当に手をつなぐことはできない》…お蔵入りが悔やまれる(https://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/89e34787f439535531e263a0017203bd)
午後8:26 2018年4月23日
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『●自公支持者の皆さんへ、宮崎駿監督
「辺野古の海は残しておいた方が絶対沖縄の人のためになる」』
『●宮崎駿監督「憲法を変えるなどもってのほか」』
《多くの国民が危機感を抱いているからだろう。日本在住の米国人、
ジャン・ユンカーマン監督が撮影し、05年に公開された
「映画 日本国憲法」(製作・シグロ)に注目が集まっている。
首都圏を中心に全国で再上映されているのだ。
「アメリカの押し付け」「1週間で作られた」と批判される
現憲法は、民主主義の「世界の理想」を反映したものだ。
映画では、草案に関わった故ベアテ・シロタ・ゴードン氏らの
そんな証言も盛り込まれている》
『●宮崎駿監督は「憲法解釈を変えた偉大な男として
歴史に名前を残したいのだと思うが、愚劣なことだ」と批判』
『●宮崎駿さん「沖縄の非武装地域化こそ、東アジアの平和のために必要です」』
「「俳優の故菅原文太さんの妻・文子さんが就任。同県出身報道カメラマンの
石川文洋氏の就任」に加えて、「「辺野古基金」の共同代表に、映画監督の
宮崎駿氏が就任する意向」
そんなことを思い出させてくれたのは、マスコミはあまり報じない、以下のニュース。
東京新聞の記事【宮崎駿監督「日本人は忘れるな」 戦時の比市民殺害、授賞式で言及】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/367519)、《【マニラ共同】「アジアのノーベル賞」といわれるマグサイサイ賞の授賞式が16日、マニラで開かれた。受賞したアニメ映画監督の宮崎駿氏(83)は式典を欠席。代わりに寄せたメッセージで、太平洋戦争時にフィリピンで日本による多数の市民殺害を「日本人は忘れてはいけない」と強調。そうした歴史がある中、フィリピンから贈られる賞を「厳粛に受け止めている」と述べた。メッセージは、2016年に当時の天皇皇后両陛下がマニラを訪れ「マニラの市街戦に触れながら、命を失った多くの戦没者を慰霊した」と指摘。「日本人は戦時中、ひどいことを散々した。民間人をたくさん殺した」と訴えた》。
[※ 安田好弘さん 《「死刑反対。死刑をおかしい」と言うこと自体が、異端者になってくる》 (2018年7月28日 報道特集)↑]
(2024年11月15日[金])
《現状のままに存続させてはならない》。
久保田一道・森下裕介両記者による、アサヒコムの記事【死刑制度「廃止含め議論を」 遺族や元検察トップ、法学者らが提言】(https://www.asahi.com/articles/ASSCF2410SCFUTIL02GM.html)によると、《与野党の国会議員や犯罪被害者遺族、元検事総長らが参加した「日本の死刑制度について考える懇話会」(座長=井田良・中央大大学院教授)が13日、政府への提言を報告書にまとめた。現在の制度には放置が許されない多くの問題があり、「現状のままに存続させてはならない」との認識を示した。そのうえで国会や政府のもとに、制度の廃止を含む「根本的な検討」のための会議体を設けるよう求めた》。
飯塚事件、冤罪で死刑執行…随分と控えめに言って、検察や警察は無辜の人、罪なき人を死刑にしてしまった恐れがある。こんな残酷な話があるだろうか。袴田冤罪事件でも、袴田巖さんを死刑囚のまま、長期間監禁。警察や検察が証拠や証言をでっち上げ、裁判所がそれに加勢し、マスコミも囃し立てて、冤罪者を危うく死刑にしてしまうところだった。一方、この飯塚事件、既に死刑執行してしまった冤罪事件だからこそ、当時の警察・検察、マスコミや裁判所にも大変に大きな責任がある。もう、久間三千年さんは自分の口で無罪を訴えることも出来ない、死刑にしてしまったのだから。
『●冤罪で死刑執行、あってはならない!!』
『●贖罪:足利事件再鑑定から12日後の2008年10月28日朝、
飯塚事件久間三千年元死刑囚の死刑が執行』
『●NNNドキュメント’13:
『死刑執行は正しかったのか 飯塚事件 “切りとられた証拠”』』
『●①飯塚事件冤罪者を死刑執行:「死刑存置か?
廃止か?」…話題にも上らない、死刑賛成派8割なニッポン』
『●②飯塚事件冤罪者を死刑執行:「死刑存置か?
廃止か?」…話題にも上らない、死刑賛成派8割なニッポン』
『●飯塚事件冤罪者を国家が死刑執行、「この重すぎる現実」:
無惨…「死刑執行で冤罪を隠蔽」』
『●飯塚事件…《裁判所は…検察に証拠品のリストの開示を勧告…したが、
検察は「裁判所に権限はない」「事案の解明に意味はない」などと拒否》』
『●飯塚事件再審請求を却下…「女の子を見たのは2月20日ではなく別の日。
当時、捜査員に見ていないと伝えても『いや見たんだ』と押し切られた」』
『●飯塚事件、冤罪で死刑執行…「証拠品リスト」を何故に出し渋るの? リスト
を公開すると何か問題でも? 警察や検察が証拠や証言を捏造する国ニッポン』
死刑存置派の皆さん、本当にコレで良いのですか? 死刑執行を停止して、立ち止まって、考える秋ではないのですか? これだけ警察や検察のデタラメが報道され続けているのに、冤罪をゼロにすることは可能でしょうか。マスコミや裁判所は冤罪をゼロにすることができるでしょうか。一件でもとんでもないことだが、飯塚事件以外、過去、1件も冤罪者を殺していないと言えるのか。
『●『死刑』読了』
『●死刑廃止集会』
『●「死刑制度 国民的な議論を活発に」…
「死刑制度存置派驚異の8割の我国」では全くそんな気配なし』
『●「彼を赦したわけではない。
しかし死刑にして問題が解決するわけではない」』
『●「殺すなかれ…」…「彼らを処刑することが「社会正義」なのだろうか」?』
「安田好弘さんや河野義行さんらが出演。「彼らを処刑することが
「社会正義」なのだろうか」? 「殺すなかれ……」。日本人の
8割の死刑存置派が信ずる「社会正義」を達成して、
何か問題が解決するのだろうか?」
『●(東京新聞社説)《死刑制度には普遍的な人権問題が潜み、その廃止・
停止は、もはや世界の潮流となっている》…死刑存置でいいのか?』
『●死刑台からの生還、島田事件・赤堀政夫さん「僕は無罪である以前に無実」
「青春を返してほしい」…そして飯塚事件・久間さんの〝命を返してほしい〟』
『●《「死刑制度を続ける日本は北朝鮮やシリアと同じ」―。…日本に向けられて
いる厳しい視線》《間違いが起こる可能性を認める国こそ民主主義的な国》』
さらに、《裁判員として市民が死刑判断に加わる時代》…《死刑のスイッチ》を押させられる恐ろしい時代に。
『●無残!……『朝日』は、素人に《人を裁くという経験を通じ、
死刑と向き合い、是非を考え》させたいらしい』
『●手遅れ!! ~死刑のスイッチを押すことと死刑執行~』
『●「裁判員制度」の下での「死刑制度」存置支持』
『●それは、職業裁判官の怠慢にすぎない』
『●裁判員制度下で少年死刑判決』
『●裁判員の心を慮る…』
『●そのスイッチを押せない』
『●『きみが選んだ死刑のスイッチ』読了(1/2)』
『●『きみが選んだ死刑のスイッチ』読了(2/2)』
『●それは、職業裁判官の怠慢にすぎない』
『●なぜ〝素人〟裁判官に「死刑のスイッチ」を押させる
必要があるのか、さっぱり理解不能…国は一体何を意図?』
『●死刑で何か解決しますか? なぜ〝素人〟裁判官に「死刑のスイッチ」を
押させる必要が? 「鏡」に映る姿を見なくていいの?』
241207(日) 付記:
《日本に向けられている厳しい視線》《間違いが起こる可能性を認める国こそ民主主義的な国》。
アサヒコムの記事【日本の死刑「停止検討を」 国連特別報告者、「非人道性」「国際法違反の疑い」通報】(https://www.asahi.com/articles/DA3S16101206.html?iref=pc_shimenDigest_national1_01)。《日本の死刑制度が国際法に違反する疑いがあるとして、国連人権理事会に任命された「特別報告者」が日本政府に対し、執行方法の見直しや執行停止の検討を求める通報を行った。人権問題の専門家である特別報告者が、日本の死刑制度に特化して通報するのは初めてとみられる。 ■朝に告知・再審請求中… 政…》。
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【https://www.asahi.com/articles/ASSCF2410SCFUTIL02GM.html】
死刑制度「廃止含め議論を」 遺族や元検察トップ、法学者らが提言
久保田一道 森下裕介 2024年11月13日 18時32分
(記者会見で「日本の死刑制度について考える懇話会」の
報告書の内容を説明する井田良(まこと)・中央大
大学院教授(右から2人目)ら=2024年11月13日
午後4時7分、東京都千代田区、久保田一道撮影)
与野党の国会議員や犯罪被害者遺族、元検事総長らが参加した「日本の死刑制度について考える懇話会」(座長=井田良・中央大大学院教授)が13日、政府への提言を報告書にまとめた。現在の制度には放置が許されない多くの問題があり、「現状のままに存続させてはならない」との認識を示した。そのうえで国会や政府のもとに、制度の廃止を含む「根本的な検討」のための会議体を設けるよう求めた。
「存置派と廃止派、歩み寄り試みた」
結論を出すまで、死刑執行の停止も検討すべきだとも提起した。近く政府に提出する。13日に記者会見した井田座長は「これまでの死刑を巡る議論は、存置派と廃止派が意見をぶつけ合っていた。今回は、どれだけ歩み寄れるかということを試みた」と総括した。
懇話会は、日本弁護士連合会の呼びかけで今年2月に設立された。確定死刑囚の再審無罪を含め冤罪(えんざい)事件が絶えないなか、日弁連は2016年に初めて「廃止」を掲げる宣言を採択。宣言では終身刑の導入検討も求めたが、政府内で議論が深まらないことを踏まえ、さらに幅広い立場からの提言をめざした。
■世界の潮流踏まえ「国益損ね………
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[↑ ※「大阪・関西万博で見え隠れする維新の迷走」「「甲状腺がん多発は被曝と無関係?」福島県民調査の政治的内幕」(週刊金曜日 1487号、2024年09月06日号)]
// (2024年12月11日[木])
《キケンでムダな大阪化石万博》、行ってみたいですか?
どこまでも杜撰なお維。お維にとって、お維のための祭りはどうでも良くて、《日本再生の切り札》とお維の元祖大阪「ト」知事がご執心な《全国民を勝負師に…》な賭場開帳(だけ)が狙いか? でも、今時、オンラインカジノですよね??
そして、酷暑。40℃越えも…。「猛暑と万博」、お維によるお維のための祭りを想像すると、恐ろしい。子供の命を賭す《招待》という名の学徒動員、お維は正気を失っている。あぁ、「いのち輝く未来社会のデザイン」…。さらには…賭場開帳 (カジノ) のための〝お維祭り〟という大阪「万博に能登の子どもたちを招待」という〝学徒動員〟にふるさと納税? 支離滅裂な吉村洋文大阪「ト」知事…。
ましてや、「万博より被災地復興を」「万博の予算を被災地に」のはずだというのに…能登半島地震からもうすぐ1年。今井一氏は《強く訴える。「もう万博は失敗している。子どもをダシにし、批判をそらそうという小ざかしい思いが大阪府民の本意だと捉えないでほしい」》《「子どもをダシに使い、万博批判をかわそうとする目くらましの手法。欺瞞(ぎまん)が過ぎる」》(こちら特報部)。
『●《山本理顕氏も指摘する万博協会の「無責任」》…吉村洋文大阪「ト」知事
=日本国際博覧会協会副会長(理事)には大きな責任がありますよね?』
【キケンでムダな大阪化石万博(西谷文和さん)【The Burning Issues】20241126】
(https://www.youtube.com/watch?v=jnA06fNLOuk)
《デモクラシータイムス》《いよいよ5カ月半後には開幕する大阪万博! 熱はこもらず、誰が旗振りしているのかもわからなくなってきました。入場券は売れず、入場券収入とミャクミャク等の売り上げで賄うための万博の運営費の赤字は確実に。どうするんだ、足りない分は…と心配になります。国も大阪府市も経済界も、誰も補填しないと言っています。空飛ぶクルマも人間洗濯機もミャクミャク心臓も目玉にはならず、いったいこれは何のための万博だったのか…とため息が出ますが、ここは、とりあえず、西谷劇場で重い未来を笑い飛ばしましょう。収録は2024年11月26日》
中止一択だったはずなのにここまでダラダラと引き延ばし、あと4ヶ月、お維ときたら…。《キケンでムダな大阪化石万博》、行ってみたいですか?。「万博チケット売れない」…お維およびお維支持者の皆さん、一体「どないすんの⁉」 そんな中、3度目の、《吉村洋文知事は「アレ」を持ち出す》始末…大阪「ト」知事三代、正気だろうか?
太田理英子・山田祐一郎両記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/「万博チケット売れない」さらに「維新は賞味期限切れ」…吉村洋文氏はなぜか今「大阪都構想」を】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/372805?rct=tokuhou)、《大阪・関西万博の前売り券の発売から1年がたった。目標数1400万枚に対し、販売数は約740万枚余。企業購入分として割り当てられるのが700万枚で、一般向けが伸び悩んでいるようだ。今月13日で開幕まで4カ月。「どないすんの⁉」と突っ込みたくなる。そんな中で大阪府の吉村洋文知事は「アレ」を持ち出すのだが…。(太田理英子、山田祐一郎)》
『●【吉村洋文知事の3つの大言壮語/今西憲之】《予算は膨張に膨張》
《阪神・オリックスの優勝に便乗するも》《空飛ぶクルマもトーンダウン》』
《■②阪神・オリックスの優勝に便乗するも …両球団が優勝を
決めると、吉村知事は9月22日、兵庫県の斎藤元彦知事らと
記者会見し、11月23日に大阪市と神戸市で両方のパレードを
開催することを発表した。その名称は、
「阪神タイガース、オリックス・バファローズ優勝記念
パレード2025年大阪・関西万博500日前!」
という不思議なものだった。両球団の優勝と万博は何も関係がない。
吉村知事は「関西を盛り上げ、万博にもつなげていきたい」など
と語っていたが……。》
『●「万博より被災地復興を」「万博の予算を被災地に」…アノ三代目司会者
の下、『探偵!ナイトスクープ』に三代目大阪「ト」知事がパクパク登場』
『●世界中の《人を呼んで祭りをする会場にはそもそも不向き…ゴミ処分場とし
ての優位性は、祭り会場としては最悪の欠陥…「ゴミの島 夢洲の正体」》』
『●お維祭り工事現場で懸念されていたガス爆発事故…自見英子万博担当相「仮
に今後、工事に伴ってメタンガスが発生した場合には、施工者が直ちに…」』
『●お維祭り工事現場でガス爆発事故…こんなゴミの島夢洲・大阪万博に子供た
ちを招待という名の動員なんてあり得ない、親御さんに不安が広がることは必至』
『●お維「政治屋」塾で、一体何を「学び、感じ、世界を広げる」のだろう
か? お維祭りやカジノのように税金を「パクパク」する方法ですか?』
『●《「このまま強行すれば『大阪アホ万博』」…巨額の税金を投入して、
7割もの人々が不要だと回答するお祭りにどれほどの意味があるのか?》』
『●お維の《あらゆる腐敗が爆発》(適菜収さん)…《爆発が起きているのに
「もともとガスが出るというのはみんなわかっている」…開き直り》(リテラ)』
『●お維のお祭り会場でのメタンガス引火爆発事故、消防連絡は4時間半後、
そして、クジラの「淀ちゃん」死体処理の闇…お維の《あらゆる腐敗が爆発》』
『●お維の《いのち輝》かない事件が起きてからでは遅い…お維祭り【会場
「ガス爆発事故」では天井も破損していた! シレッと追加被害公表…】』
『●お維のお祭り会場…《つまり裏を返せば、何らかの拍子で事故が起こっても
不思議はない危険な場所なのだ…さらに危険の度合いは増したと言えよう》』
『●お維《「2割のお友達のための政治と、7色の嘘」で投票率が低い故に選挙に
勝ち上がり、履き違えた権力を振りかざし…ウソにまみれた政治を…展開》』
『●元通訳氏の件、MGMともつながり。そして、賭場開帳が《日本再生の切り
札》とご執心なお維の元祖大阪「ト」知事は《全国民を勝負師に》とご宣託』
『●《大阪府では無料招待の学校用に1日あたり10台のバスを提供》…学校に
踏み絵を踏ませ、自腹を切らせる、どこが無料? 学徒動員という〝教育〟』
『●《子ども102万人の無料招待計画》…「参加しない」という選択肢が無く、
子供の命を賭す《招待》という名の学徒動員、お維は正気を失っている』
『●賭場開帳に向けたお維によるお維のための祭りに《子ども102万人の無料招
待計画》…こんな所に子供たちを無料招待という名の動員なんてあり得ない!』
『●傷は日々深く…賭場開帳に向けたお維によるお維のための祭り、さっさと
中止すべきだ。メタンガスに加えて、硫化水素ガスも発生する始末…』
『●『五輪と万博 開発の夢、翻弄の歴史』著者・畑中章宏さん「今の大阪万博は、
IR…を目指す大阪維新の会の政治的目的のイベントになってしまっている」』
『●もっと知られるべき「関西生コン事件」…⦅そして、彼らが私を攻撃したとき、
私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった》とならないために』
『●斎藤元彦兵庫県知事、新たなお維案件…ホイッスル・ブロワー《組織の
不正をただす告発者が、守られる環境》が全く実現されていない悲劇』
『●お維案件…斎藤元彦兵庫県知事《被害者ヅラまで…疑惑を隠すために元局長を
処分するという公益通報者保護法違反をはじめ、斎藤知事の責任の重さ…》』
『●斎藤元彦兵庫県知事というお維案件…《「優勝パレード」問題…信用金庫へ
の県補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った》』
『●賭場開帳のための〝お維祭り〟という大阪「万博に能登の子どもたちを
招待」という〝学徒動員〟にふるさと納税? 支離滅裂な大阪「ト」知事…』
『●《山本理顕氏も指摘する万博協会の「無責任」》…吉村洋文大阪「ト」知事
=日本国際博覧会協会副会長(理事)には大きな責任がありますよね?』
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/372805?rct=tokuhou】
こちら特報部
「万博チケット売れない」さらに「維新は賞味期限切れ」…吉村洋文氏はなぜか今「大阪都構想」を
2024年12月11日 06時00分
大阪・関西万博の前売り券の発売から1年がたった。目標数1400万枚に対し、販売数は約740万枚余。企業購入分として割り当てられるのが700万枚で、一般向けが伸び悩んでいるようだ。今月13日で開幕まで4カ月。「どないすんの⁉」と突っ込みたくなる。そんな中で大阪府の吉村洋文知事は「アレ」を持ち出すのだが…。(太田理英子、山田祐一郎)
◆前売り券「大半が企業による購入」が現実
(大阪府の府庁舎と大阪・関西万博のマスコット
「ミャクミャク」(コラージュ))
「低調」とも報じられる万博前売り券の販売状況。日本国際博覧会協会(万博協会)はどう捉えるのか。東京新聞「こちら特報部」が尋ねると、担当者の口からはあくまで前向きに捉える言葉が出てきた。「オントラックです」。順調に進んでいる状態、という意味だ。
ただ先月30日で発売から1年となったのに、今月4日時点で売れたのは目標の半分程度の約740万枚。担当者は「大半が企業による購入」と認める。
一部報道では、それが何枚だったか、一般向けの販売済み枚数がどうか、関係者情報として伝えられるが、担当者は「内訳は物理的に区別が難しく、公表していない。いずれ推計値を出す」と回答を避けた。
◆運営費の「8割超」を入場券収入でまかなう計画
協会の計画では、人件費や広報宣伝費をはじめとする運営費の8割超を入場券収入でまかなう。国や大阪府・市、経済界が負担する会場建設費と違い、運営費は協会が財源を確保する。
運営費の規模は5年前の時点で809億円だった一方、昨年12月に1160億円に増額。入場券収入の想定は当初の702億円から969億円に引き上げた。
目標の来場者数は約2820万人。大人6000円を基本とする前売り券は1400万枚の販売を目指し、企業向けと一般向けでそれぞれ半々と見立てている。
◆チケットが売れなければ、赤字が現実味を帯びる
ただ発売から1年でも、一般向けが伸び悩む。基本は電子チケット。購入者層の幅を広げようと10月から紙チケットの販売も始めたが、効果は見えない。
それでも前向きなのが先の担当者。「現在購入している人は熱心なファン層。来年1月半ばからパビリオンやイベントの本格予約が始まれば動きが出てくる」
(X(旧ツイッター)の万博公式アカウント(スクリーンショット))
入場券の販売が滞れば、赤字が現実味を帯びる。気になるのが補填(ほてん)の方法。どうするつもりか尋ねたが、担当者は「万博の魅力や楽しさを発信し、一層の機運醸成に努めることが重要」と答えるばかりだった。
◆Adoさん効果? Xフォロワーは増えたけど…
協会は今年7月から交流サイト(SNS)での情報発信の強化も始めている。
在阪のシンクタンク「アジア太平洋研究所」によると、X(旧ツイッター)の万博公式アカウントのフォロワー数は7月末時点の約7万8000弱から、11月15日には約8万9000に増えた。表示回数は、8月の平均1.9万に対し9月平均はほぼ倍増。ただ、歌手Ado(アド)さんの開幕記念ライブ出演決定や男性アーティストのビデオメッセージ公開の影響とも。野村亮輔副主任研究員は今後について「ターゲットの層を絞り、Xで拡散したくなるコンテンツをタイムリーに出すことが必要」と話す。
一般向けの販売が低調だと、企業向けの割り当てがさらに増えないか、とも思えてくる。
関西経済連合会の場合、主要加盟企業1社当たり15万〜20万枚の前売り券購入を既に割り当てている。20万枚を購入したJR西日本の労働組合に取材すると、担当者は「現状は福利厚生の一環と思っている。(さらなる買い増しは)聞いていないが、そうなれば労使で話す必要がある」と話す。
◆工事現場でガス爆発
前売り券の販売状況から浮かび上がるのは万博への冷ややかな空気感だ。
(吉村洋文大阪府知事(資料写真))
不信感を増幅させるのが膨らむ費用。資材価格や人件費の高騰で会場建設費は当初の1250億円から2350億円………。
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