[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
(2021年05月23日[日])
日刊ゲンダイの記事【1.5億円めぐり二階サイド爆弾発言 選対委員長が広島を担当】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/289351)。
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/二階はパンドラの箱を開けたのか】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202105200000063.html)。
《内輪モメか、それとも責任の所在をウヤムヤにする猿芝居なのか。2019年の参院選をめぐる公職選挙法違反の罪で有罪が確定し、当選無効になった河井案里元参院議員の陣営に党本部から1億5000万円の選挙資金が投入されていた問題で、自民党の二階幹事長が17日の会見で突然、「私は関与していない」と言い出した。しかも、会見に同席した林幹雄幹事長代理が二階氏の説明を補足し、「当時の選対委員長が広島を担当していた」と爆弾発言だ。当時、選対委員長を務めていたのは、安倍前首相の盟友である甘利税調会長。河井夫妻の事件を主導したのは安倍・甘利ルートだと明かしたに等しい》。
《★その甘利は18日「1ミリも関わっていない。もっと正確に言えば1ミクロンも関わっていない」とした。甘利は自分の金銭疑惑で国会を休んで説明責任を果たさなかった過去がある。党重鎮の2人の「関与せず」を真に受けるのならば当時の党総裁・安倍晋三、官房機密費が運用されたのであれば官房長官で現首相・菅義偉しか決裁者はいない。いずれも関与者はこのクラスだということになる》。
『●なんだよ、アベ様実弟・岸信夫防衛相。そして、報道への《極めて
悪質な妨害愉快犯》《捏造体質》なアベ様が「どう答えるか注目」だな』
《■1億5000万円を指示したのは誰? 田崎史郎は「かかわるとすれば、
当時の安倍総理」と
17日に会見で自民党の二階俊博幹事長は「問題の支出に私は
関与していない」と発言し、同時に林幹雄・幹事長代理が「実質的には
当時の選対委員長が広島にかんして担当していた」と言及。一方、当時の
選対委員長である甘利明・税調会長は18日、メディアの取材に対して
「私は1ミリも関与していない」「もっと正確に言えば1ミクロンも
かかわっていない」「(1億5000万円が)党から給付された事実を
知らない」と否定した。
どう見ても醜い責任のなすりつけ合い…》
全員に責任。《どう見ても醜い責任のなすりつけ合い》。当時の最低の官房長官・カースーオジサンによる官房機密費の使用の疑いさえある1.5億円の税金を誰が買収資金として投入したの? 一番の責任者は、当時の自民党党首ではないのですか?
『●キングメーカー気取り? 重鎮ヅラ?? アベ様案件の一つでも真相
解明し、責任をとったら? 《重鎮ヅラして政治活動する資格はない》』
アベ様再々登板などという〝クソ〟な状況にならないことを本当に本当に望みます。《…与党が惨敗しながらも、過半数を確保した場合に、一番可能性が高いのは、安倍晋三前総理の三度目の登板だ》(森永卓郎さん)。
マガジン9のコラム【森永卓郎の戦争と平和講座 第94回:ポピュリスト登場のリスクが高まっている】(https://maga9.jp/210519-4/)によると、《政府の委員会というのは、政府の意向に沿う委員が招聘され、政府案にお墨付きを与えることが役割だ。分科会も、これまではずっと政府案を丸のみにしてきた。その分科会が反旗を翻したのは、政府案があまりにも手ぬるかったからだ。…結局、与党の凋落分は、すべて「支持政党なし」に回っている。支持政党なしが62.2%から64.8%へと2.6ポイントも増加しているのだ。危険な状態だと思う。国民の3分の2が支持政党を持たない状況で、これから深刻な不況が続くと、国民が極端な政策を掲げる救世主を求めてしまう可能性が高まるからだ。1930年代がそうだった。世界恐慌後の不況のなかで、先進各国では、国民の選択の結果として独裁者が次々に誕生した。ヒトラーでさえ、選挙で選ばれて権力を手にしたのだ。そして独裁者たちは、まっしぐらに戦争への道を突き進んでいった。…与党が惨敗しながらも、過半数を確保した場合に、一番可能性が高いのは、安倍晋三前総理の三度目の登板だ》。
『●アベ様には一体何枚の舌? 「118回」息吐く様にウソをつき、
国会がコケにされたのに、無《責任政党》から誰一人声を上げない…』
『●《約700万円も使途不明…私的な支払いのために預かった金を
安倍前首相に断りもなく秘書が勝手に流用…それは完全に横領では》?』
『●《自民党の安倍擁護派は野党の質問をことごとく口汚くののしった。
議会と国民にうそをつき、質問者をばかにし…野党批判に変えた》』
『●衆参議運での《訂正》説明後、アベ様は《「説明責任を果たすことが
できた」と胸を張り、さらには来年の衆院選出馬の意向を示した》』
《安倍晋三・前首相は昨日25日、衆参議院運営委員会で「桜を見る会」
前夜祭問題について説明をおこなったが、終了後、記者団に
「説明責任を果たすことができた」と胸を張り、さらには来年の
衆院選出馬の意向を示した。あんな説明で国民が納得すると本気で
思っているのだから、国民を舐めているとしか思えない》
『●選挙を私物化して税金投入し、私怨を晴らすためにアベ様がやったこと
…下関市長選では《安倍派のライバル候補…》既視感』
『●アベ様マネー1.5億円の原資は? その一部はアベ様や自公に《還流》?
そりゃぁ、賭けマージャンな黒川弘務氏を検事総長にしたいよねぇ』
『●無《責任政党》の《大物》政治屋幹事長…《影響を及ぼすほどの
大物議員でもなければ、そんなに大騒ぎするような立場の人の行動でもない》』
『●《広島県府中町議が、昨年5月に克行容疑者に白封筒に入った
現金30万円を渡された際、克行容疑者から「安倍さんから」と言われた》』
『●リテラ《安倍首相と克行容疑者が面談をおこなった直後や前後に、
自民党本部は相場からかけ離れた巨額の選挙資金を投じていた──》』
『●河井克行元法相が《安倍首相の名前で金を受け取らせたのは圧力》
(バービー氏)…カネで同調圧力、会食で同調圧力、監視で同調圧力…』
『●《民主主義の根幹を揺るがす重大な問題》…《計1億5千万円…
そのうちの1億2千万円は税金が元手の政党交付金》…差額の原資は??』
『●河井克行元法相買収事件…それにしても、箕部幹事長が2度目の
他山の石発言、対岸の火事気取りな自民党の岸辺の大火事に気づかないふり』
『●アベ様のポケットマネーを《前首相に断りもなく秘書が勝手に流用
…それは完全に横領》なはずなのに、配川博之氏が私設秘書に復帰?』
「野尻民夫氏による、リテラの記事【「桜前夜祭」問題で辞職した
安倍事務所の配川秘書が密かに復職か! 安倍前首相が切れない理由は
…河井案里の不正選挙にも関与】…《そもそも、安倍前首相は
重鎮ヅラして政治活動する資格はない。その前に責任をとるべきことが
いくつもあるだろう。その一つが「桜を見る会」問題だ。なかでも
「桜を見る会」前夜祭の会費補填問題は、政治資金規正法違反も
疑われている。…ところがここにきて、案の定、その配川氏が、
また安倍事務所で秘書として働いている疑いが浮上したのだ》。」
『●《完全に横領》なはずの配川博之氏復職…《つまり、復職させている=
安倍前首相もやはり共謀していたと思われても仕方ないのではないか》』
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/289351】
1.5億円めぐり二階サイド爆弾発言 選対委員長が広島を担当
公開日:2021/05/19 14:05 更新日:2021/05/19 14:05
二階俊博 甘利明 岸田文雄 河井克行 河井案里
(醜悪な責任の押し付け合い(右から、自民党の
二階俊博幹事長と甘利明税調会長)/(C)日刊ゲンダイ)
内輪モメか、それとも責任の所在をウヤムヤにする猿芝居なのか。
2019年の参院選をめぐる公職選挙法違反の罪で有罪が確定し、当選無効になった河井案里元参院議員の陣営に党本部から1億5000万円の選挙資金が投入されていた問題で、自民党の二階幹事長が17日の会見で突然、「私は関与していない」と言い出した。
しかも、会見に同席した林幹雄幹事長代理が二階氏の説明を補足し、「当時の選対委員長が広島を担当していた」と爆弾発言だ。当時、選対委員長を務めていたのは、安倍前首相の盟友である甘利税調会長。河井夫妻の事件を主導したのは安倍・甘利ルートだと明かしたに等しい。
名指しされた甘利氏は18日、記者団に「1ミリも、正確に言えば1ミクロンも関わっていない」と釈明。こういう時に「2万%」とか「1ミクロン」とか極端な表現で断言するヤカラは得てして嘘つきな傾向があるが、甘利氏は「党から(1・5億円が)給付された事実も知らない」と関与を全否定している。
すると、二階氏は18日の会見でも「全般の責任は私にあるが、個別選挙区の戦略や支援方針はそれぞれの担当」と、改めて直接の関与を否定。では甘利氏に説明責任があるのか問われると、またしても林氏がシャシャリ出てきて「根掘り葉掘り、党の内部のことまで踏み込まないでもらいたい」と遮る場面もあった。
渦中の党幹部が責任をなすりつけ合う姿は醜悪そのものだ。
幹事長も選対委員長も知らないなんてあり得ないし、本当に2人とも知らなかったのなら、党のカネ1・5億円を自由に動かせるのは総理総裁しかいない。
「官房機密費が迂回投入された可能性もある。いずれにしろ買収の原資に税金が使われたかもしれないのに、『根掘り葉掘り聞くな』なんて、公党としてどうかしています。幹事長を続けたい二階氏が菅首相や安倍前首相に対し、『オレを交代させたらすべて暴露するぞ』と牽制する目的かもしれませんが、当時も今も幹事長の立場にありながら『知らなかった』は通用しません」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)
幹事長の権限で内部調査を指示し、誰が1・5億円を支出したのか明らかにすればいいだけだ。
■自民岸田前政調会長が「金は何に使われたのか!」と不快感
誰よりも「根掘り葉掘り聞きたい」のは岸田前政調会長のようだ。二階幹事長や甘利氏が関与を否定していることに対して自民党の岸田前政調会長がテレビ番組で不快感を示した。
岸田氏は18日夜のBS-TBSの番組で、河井氏の当選無効に伴う4月の再選挙で自民候補が敗れた要因として、「1億5000万円が買収の原資に使われたのではないかという党への疑念があった」と指摘。自分が会長を務める党広島県連の要望は使途の説明だとして、「送金に誰が関与したかではなく、金が何に使われたかだ」「論点をごちゃ混ぜにするとおかしなことになる」と訴えた。
この問題をめぐっては、二階氏が17日の会見で「関与していない」と言い、林幹事長代理も「当時の選対委員長(甘利氏)が広島を担当」などと発言。名指しされた甘利が「1ミリも関与していない。1ミクロンもかかわっていない。事件後の新聞報道を見て初めて知った」などと反論していた。
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202105200000063.html】
コラム
政界地獄耳
2021年5月20日7時38分
二階はパンドラの箱を開けたのか
★これは明らかに自民党内の暗闘ののろしを党幹事長・二階俊博が上げたということだ。19年の参議院選挙で自民党広島選挙区の河井案里陣営に自民党本部から1億5000万円が支給されていた問題で、17日の会見で二階は「支出された当時、私は関係していない。関係していないから関係ないというのではなく、その事態をはっきりしておくために言っただけのことだ」とコメント。同席した幹事長代理・林幹雄は「実質的に当時の選挙対策委員長・甘利明が広島に関しては担当していた。そういった意味では細かいことはよくわからないということだと思う」と発言。また「幹事長が発言しているんだから根掘り葉掘り、党の内部のことまで踏み込まないでもらいたい」と記者の質問を遮った。二階はこの問題について「他山の石」と人ごとのように発言して批判を受けていた。
★その甘利は18日「1ミリも関わっていない。もっと正確に言えば1ミクロンも関わっていない」とした。甘利は自分の金銭疑惑で国会を休んで説明責任を果たさなかった過去がある。党重鎮の2人の「関与せず」を真に受けるのならば当時の党総裁・安倍晋三、官房機密費が運用されたのであれば官房長官で現首相・菅義偉しか決裁者はいない。いずれも関与者はこのクラスだということになる。
★17日、林は「検察から書類が戻れば報告書を作成し総務省に届ける」とし、18日、二階は「党本部としての党全般の責任は私にあることは当然のことだ」とした。二階は仕掛けておいてこれで終わるはずがないとでもいいたげだ。二階は1億5000万円のカードを握った。直接関与がないのならば二階は調査委員会を立ち上げて党財務を徹底的に洗いなおせばいい。一方、検察から書類が戻っても動きがなければ二階は誰かと握ったことになる。二階はパンドラの箱を開けたのか。(K)※敬称略
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