昨日予定通り修理品のW124 500Eの速度計が到着した。。。
このメーター、、、先月に他業者によるオド&トリップの不動修理を受け、、、
その施工内容が酷い仕事を受けて更に不動にしてくれたと言う曰く付きのメーターである。。。
この酷い仕事を施工された後にメーターがユーザーさんの手もとに返り実車に装着してみると速度計も振れず、オド&トリップも進まない。。。
勿論、クレームで施工業者に修正修理を依頼したらしいが全く治る事無く先月、ウチでやり直し修理となった訳である。。。
オド&トリップの故障は機械的修理のミスの後始末で完了。。。
速度計はドライバーIC出力駆動回路の焼損とドライバーICへの入力パルス幅調整の禁断のVOLを無闇矢鱈に回した事による指示不良の修理、調整で完了した。。。
W126と速度パルスはほぼ同じなのでウチのW126 500SELで実車搭載試験を行なってOKとした。。。
其れがこんな短期間で症状は異なるが速度計が再び不調になるとは。。。謎だ。。。
で、、、早速速度パルス発生装置を接続の上で動作試験。。。
一発目、、、速度計が全く振れない。ウンともスンとも。。。😓
二発目、、、速度計の基盤をデコピンしたら35km/hを指示。。。パルスは100km/hをぶち込んでいるのにだ。。。
コリャ基盤に入力されている速度パルスが可笑しな変調になっている。。。
よって一旦速度計コイルとオド&トリップのAssyと速度計基盤を分離して基盤に速度疑似信号を入力の上で速度入力回路のパート毎の波形チェック。。。
すると。。。
基盤上に在る速度信号入力の変調用VOLを指でグリグリするとオシロの波形が歪んだり一直線になったり、、、試しに設定位置をマーキングしてVOL抵抗を計測。。。
すると、、、このVOL可変抵抗器は100kΩだが、、、抵抗器のVOLを回しても抵抗値がコンスタントに変わらず。。。😓
ってか、、、VOLは右約60°、左約60°でロックtoロックなのだがこのVOL、、、
右に180°、、、左に180°、、、ってか右にも左にも360°グルグル回る〜。。。😱
「自分はボクシングと出会って人生が360°変わりました。」
「一周回っちゃうんか〜い❗️♪ガッツ〜ガッツ〜ビバガッツ〜」
と、はなわの「ガッツ伝説」を聴きながらこの可変VOL抵抗器を主犯と断定〜。。。
恐らく、速度計不動の修理でこの可変VOLを闇雲に回してロックtoロックをブチ割ったのだろう。。。
この可変VOLは非常に微妙なので前回の調整の際も微妙にしか回していないので気付かなかったが、、、今回は試しにグルグル回してみて節度も無くなっていて半固定VOLになっていない。。。
試しに速度計を組み立てて速度擬似パルス信号を入力しながらこの可変抵抗VOLを回すと、、、
速度パルスに従ってメーター針は上下した。。。🤗
だけど、入力パルスは一定なのに時折メーター針が微妙に振れたり指示速度が変わる。。。
って、、、事で本日は半固定VOL抵抗器の交換作業。。。
更に同じ車の時計ユニット修理。。。たまに不動になるらしい。。。
続きはまた後程❗️