昨日分解注油した時計ユニットに通電を掛けた状態で放置プレイ。。。
今日の朝の段階で遅れ等の症状も出ず。。。
大体AM8:10分過ぎを指して、時刻は概ね合ってました。。。(笑)
正常動作確認が出来たので再びユニットパネルに時計ユニットをセット。。。
今度は文字盤も装着して時計に再度通電を掛けて8時間程度動作を見ます。。。
その間に修理済の速度計をウチのW126に接続して実車試験を行います。
実車接続でパルス変調の微調整を行い、実車に装着されているGPS速度計で40km/h〜50km/hの域を概ね合わせて完了❗️🤗
速度計の調整を終えて戻って来た段階で時計の指示時間を確認。。。
オイラの携帯📱の時刻と合っていたので合格って事で明日の便で大阪府に向けて速度計と共にお帰りです。。。
ふと雑感を語りますか。。。
思えば約16年前にW124がブームだった頃、色々な改造やカスタマイズが流行したっけ。。。
ヤフオクではピカピカさせる装飾品やら社外のヘッドライトやテールランプAssy。。。
500Eに至ってはAMGやBRABUS、ロリンザーのパチモノ。。。
更にはAMGやBRABUSのコピーROM。。。
専門を謳うショップではROM交換でパワーアップなどとユーザーを騙してウン十万円でコピー擬きのROMを売りつける。。。
エンジンがどノーマルでエンジンコントロールを司るROMだけを交換して何故にパワーアップ❓❓
素人さんは4サイクルエンジンの基本さえも分かっていないから最高の獲物だったわな。。。
ユーザーは色々な社外パーツを手に入れて自分の車が速くなったと勘違いして300km/hメーターに換装する人が多かったですな。。。(笑)
だけど実際にはノーマル状態のメーター読みで250km/hリミットだった筈だが意味不明なROM交換でその250km/hも出ないタマが多かった。。。😂
更に言うとメーターの文字盤をノーマルの260km/hから300km/hスケールのモノに交換すると同時に速度計基盤側で設定が必要になって来る訳だ❗️
つまり速度計の進角調整を要す。。。
そうしないと文字盤のスケール変更で実際の速度指示値よりも速い速度を指針してしまう。
当時、多くのショップや中古車屋ではそんな設定など行っていない事が多く大抵は文字盤だけ300km/hスケールになっている個体が続出したなあ。。。😂
で、、、酷いのはユーザー車検で陸事持込の時に40km/hの指示誤差が許容を遥かに超えて車検落ち。。。
其処で初めて速度計のインチキ仕事に気付いたって話もあったっけ。。。
現在みたいにGPS速度計付きレーダーが普及してない時代だったから車屋のインチキに気付くまで時間が掛かった訳だ。。。😝
W124ブームが去って、ユーザーが淘汰され生き残った毒車のタマを新たに購入する変態さんが現在になってそうやって弄られたタマに遭遇してウチに相談されるケースが実に多い。。。😓
コトに500Eに関しては外観や機関系はノーマルでCPが凄まじく劣化している上にROMが変更してあってひたすら燃料リッチ何てタマも実際に多い。。。😖
エンジンマネジメントコントロール用のモジュール類も既に30年選手。。。
過去に弄られたタマは既に制御バランスを崩した上に経年劣化したモジュールユニットによるハードなのだからエンジン不調が出ても何ら不思議は無いわな。。。
まあ、ブームの時代に無茶苦茶な弄り方をされた挙句にショップの類や専門店を謳う馬鹿な車屋の餌食になったタマも未だ多く現存するらしいので暫くはオイラの仕事も多忙を極めそうである。。。