メリークルシミマス‼️😱





















サンタ🎅さんに不調のW124 500Eをプレゼントされてモグラ叩きゲーム状態になっている寅どす。。。
先日の続きでE-GASモジュール、GMモジュールをキッチリとO/H。。。



先ずは曲者の電源回路に鎮座しているこの大きな電解コンデンサー。。。


抜いて容量測定してみりゃあ220μF規定値に対して240μF超えのオーバーキャパシティやねん。。。間もなくパンクですわ。。。

真横の22μFの電解コンデンサーも。。。


既に液漏れが始まっていてスルーホールに浸潤して臭えこと臭えこと。。。😱
更にスロットルアクチュエータ制御部分の電解コンデンサーは。。。

基盤に液漏れの痕跡が残る程バッチリ液漏れ。。。


容量も規定値の22μF以下でESR値も高くなって来てますな。。。


電解コンデンサー類を車載用の高耐久製品に交換して、、、
更にタンタルコンデンサーは熱害に強いチップにスワッピング。。。

アイドル制御部分のタンタルコンデンサーをチップ化。


電源回路の平滑化用タンタルコンデンサーもチップ化。
続いてこの時代の基盤構成の鬼門とも言える構成基盤接続部の半田の打ち直し。。。

兎に角腐るんだ。。。旧い酸化したエコ半田を除去して国産の車載用半田に打ち替え。



一通り半田の打ち直しを施工して完成。。。




一通り半田の打ち直しを施工して完成。。。

後はケースに収めるだけ。。。
次にGMモジュール。。。


先ずは制御部分の電源回路から攻めてエアコン制御部分の実装部品の全交換。。。


ゴッソリと実装部品を外してスイッチング制御半導体を効率の良い国産品に交換。
電源回路のタンタルコンデンサーはチップ化。
100μF電解コンデンサーは車載用150℃規格品に交換。

次に鬼門の電磁リレー×3ケの摘出。。。


コレをウチのお家芸の無接点化。。。(笑)


と、一通りのモジュールのO/Hを完了し車両に搭載。。。
するとシャキッとしたモジュールが拾うわ拾うわ妙なエラー。。。
LHモジュールに至っては劣化が進んでいて自己診断機能がほぼ死んでました。。。🙏
で、、、復活させたらCANネットワークの不穏なエラーが検出され、、、意味不明なフェイルセーフやらエンスト。。。
診断機をセットして故障コードを拾おうとしたらLHモジュール自体認識しなかったり、いきなり復活したりとモグラ叩き状態。。。
はい。LHモジュールの脳障害が発覚です。。。
1992yの前期モデルに多いんだよね。。。
当時新車から5年落ち位の頃はデイーラーさんでLHモジュールの不調によるトラブルが頻発してメーカーは改良品番のLHモジュールをアフターパーツとして供給してLHモジュール交換技で対応していたらしいが、走行距離も伸びずに保管されていた低走行距離な個体に新車時から搭載されている品番のLHモジュールが対策前品番だったりして経年劣化が進むにつれてアンビリーバボーなエラーや症状を発してくれるのです。。。😱
今回も例に漏れず、、、LHモジュールの思考回路が正常になったら色々と不調箇所があると車が文句を言いまくり。。。
安全装置系統もASR/ABSモジュールとアクセスしているのでCANを介してLHモジュール絡みのフォルトコードがメモリーされるわwww......😱
アイドリングさせておいたら突然のエンスト。。。
診断機をあてたらEZL経由のクラポジ信号が突然断裂。。。😱
なんのこっちゃと言いたくなる故障ミサイルの集中砲火を浴びて爆死寸前。。。(笑)
結果は。。。

基盤の電源回路の積層基盤の間にあるパターンの電解コンデンサーから漏れた液体による断線。。。
バイパス回路増設オペを施術しようにも流石に中央演算回路のμ幅のパターンの積層の中なので人間で言えば脳幹損傷に近いのでウチの手持ちのメーカー改良後のマザーボードをウチでリビルトしたモノにROMを移植して、車種毎のセッティングパーツを組んでLHモジュールを製作。。。(笑)
現車、取り敢えず現在ウチのグループ工場にてインヒビタースイッチとASRスイッチ、、、燃料リッチで弊害を喰らったO2センサー、プラグ8本の交換を施工中なので現在ウチの代替のLHモジュールを搭載中。。。
来週週明け早々に一旦修復済みLHモジュールと交換して確認作業です。。。😁
もう、怨念じみたエラーよ。。。出るなよ。出るなよ。出るなよ〜。。。😵