湯島へ通院した帰りです。コスモス(秋桜)を観ようと柏市のあけぼの山農業公園に行きました。
あけぼの山公園周辺を歩くのは、今年の五月、東海寺薬師堂に薬師詣でにきたとき以来です。
下車すべき常磐線の北小金を通り越して、我孫子駅北口からあけぼの山公園入口行のバスに乗り、三井団地というバス停で降りました。
団地横の野道を歩いて行くと、墓所があり、中に阿弥陀堂がありました。卒塔婆にはキリークという梵字。
グランパンパスが風に戦いでいました。
圓性寺。真言宗豊山派の寺院。創建年代は不詳。
「柏市史」には「布施村字土谷に所在。飛龍山と号し、江戸時代は葛飾郡桐ヶ谷(流山市)西円寺の門徒寺であった。本尊は不動明王」との記述があります。
ところどころに、このような立派な門を持った民家がありました。お寺の本堂かと見まがうほど大きな屋根の家も何軒か。
切り通しを抜けると、遠くに見慣れたオランダ風車とピンクの花畑が見えました。
五月に訪れたときは満開の菜の花とポピーでした。
真言宗豊山派の東海寺は門前で拝礼したのみ。
東海寺の境外地にある薬師堂。今日は薬師詣での日ではないけれど、お賽銭をあげて参拝。
薬師堂から歩いて十一分。浄土宗の南龍寺に参拝して帰ります。元和八年(1622年)の開山。
南龍寺の門前にあった道標。右の細長い道標に彫られているのは「新四國大師道」。左には「右流山?・左江戸道」の文字。