桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

講習会受講疲れ

2010年10月03日 15時54分30秒 | 日録

 先月の二十九日から千葉県シルバー人材センター連合会という団体が主催するシニアワークプログラムが始まりました。宝籤では下一桁しか当たったことのない私が競争率3・3倍! という難関を突破して射止めた講座です。新しい仕事に臨むための基礎知識をいろいろ教えてくれます。

 講習会は先月の二十九日から今月の十四日まで、十日間にわたってあるのですが、二十九、三十、そして今月一日と、わずか三日間受講しただけで疲れてしまいました。
 各日午前十時から午後四時まで、昼休みを除く五時間の講義があって、三人がけの机を前に坐って講師の話に耳を傾けるのです。ずっと同じ姿勢を強いていたためか、身体の節々も痛い。
 身体が衰えるのを少しでも先延ばしにせむと、一日一万歩を目安に歩くことを心がけていますが、ただ歩いているだけでは駄目なのだなぁと思い、ヨガでも始めますか、と自分に呟いたりしています。
 二日目、三日目になると少し慣れたみたいですが、初日は家に帰ったあと、夕飯を食べるのもかったるいぐらいグッタリしてしまいました。それもそのはず、講師と何時間も睨めっこするのは、多分大学生のとき以来でしょうから、四十数年ぶり……。

 初日、講義が始まるのに先立って、受講者の自己紹介タイムが設けられました。
 苗字の五十音順に席がつくられています。
 私の苗字はア行なので、席も前のほう、自己紹介の順番も早めに回ってきます。別に笑いを取ろうという気はありませんが、つむじ曲がりなので、人と同じようなことは言いたくないという性格です。しかし、自己紹介をさせられるというのはその場で知らされたことだったので、下準備もへったくれもありません。
「では、アイウエオ順に……」と指名され、あっという間に自分の順番がきて、何一つ面白いことをいえぬままに終わってしまいました。

 面白い自己紹介だったというと語弊がありますが、真ん中あたりで立ち上がった一人がおもむろに、仕事を辞めて何か月か経つと、どんどん気持ちが沈んで行き、このままでは精神的に追い詰められてしまうと思ったときに、この講習があると知って応募をした、というようなことを告白しました。

 私は「ほほう、なるほど。気持ちはよくわかる」と思って聞きましたが、この人の発言で座の雰囲気がほぐれたのでしょう。「私も、私も」という人が出てきました。中にはかなり深刻な告白をしてしまう人もおりました。一人一人の配偶者や家族の有無はわかりませんが、全員が平穏な年金生活を営んでいるのではない、ということだけは確かです。

 講習の受講者は四十名。年齢が六十歳から六十五歳まで、と限定されているので、同窓会に似ています。しかし、休憩時間がきて、用足しに行く人や飲み物を買いに行く人を見ていると、同じ年代といっても、歳の取り方はまさに十人十色、千差万別だなぁと思います。背筋がピンシャンして、肌も若々しく見える人もいれば、もう棺桶に片足を突っ込んでいるのではないか、と思える人もいます。



 受講中は写真を撮ることができないので、これは一日の講習が終わった直後の写真です。

 二日土曜日、講習は休み。天気もよかったのに、受講疲れでグッタリしてしまって、散策に出る気にはなりませんでした。今朝は少し気力が戻ったので、久しぶりに早朝の散歩に出ました。



 富士川親水広場では太極拳の集まりがありました。



 近くにはドッグランがあります。何度も通ったことがありますが、犬がいるのを見たのは初めてです。
 二頭ともいまどきはあまり見かけないコリー犬です。両方とも♂で、支柱におしっこをかけながら歩き回っているだけで、全然ランはしておりません。



 本八幡・コルトンプラザの「手仕事の庭」で名前を覚えたばかりの黄蜀葵(トロロアオイ)。常磐線脇にある市民農園で。

 


 常磐線の線路に沿って坂を上って行くと、香取神社がありました。祭神は経津主命(ふつぬしのみこと)。江戸時代初期の石造物があるという説明板が建ててありますが、創建はいつなのか不明です。
 画像下は神社境内にいた猫殿。まだ仔猫のようです。



 無患子(ムクロジ)の樹のある農家の前を通りました。この樹は観音寺の樹と較べると、実の落ちるのが早いようです。道路にはまるで誰かが敷き詰めたようにビッシリと実が落っこちていました。

 この家の入口近くに作業小屋のような建物がありました。無患子の写真を撮ったあと、ふと視線を下げたら、その小屋の前に置かれた椅子に腰かけて、煙草を吹かしているオヤジがいました。
 目が合ってしまったので、挨拶をして訊ねてみました。この家の主でした。
 やはり自然に生えたのではなく、先代が植えたということでした。高くなり過ぎたので、一度伐ったことがあるといっていました。
 むろん、在の人です。ここは千葉県の流山市ですが、話を聞いていると、語尾がどんどん上がって行く茨城の言葉に似ています。



 いつも眺める富士川近くの民家の桔梗殿です。



 これは我が庵の桔梗殿。代替わりしながら、何年も手許に置いていますが、十月になっても咲いている、というのは記憶にありません。それどころか、まだ蕾すらあります。
 右下は今朝の散策途中で拾った柿です。 



 本土寺参道の曼珠沙華は満開期を過ぎつつあります。しかし、我が庭の曼珠沙華はこれからです。まだ花を開いていない茎もたくさん顔を出しています。

 インターネットで注文しておいた桔梗とハーブの種が届きました。
 早速苗床をつくって種を播きました。まだ芽も出ていないのに、移植するときに備えて庭を掘り返しています。来年の春はささやかながらも桔梗畑とハーブ畑が出来上がっているでしょうか。
 朝夕はめっきり涼しくなってしまったというのに、夕方になるといまだに蚊が出ます。ピシャリピシャリとやりながら畑地づくり。

※昨日、ドラゴンズの優勝が決まりました。ファンとしては悦ぶべきなのですが、今年は本命と思われたジャイアンツが勝手にずっこけたという印象があって、なんとなく感激も薄いのです。ヤクルトにボロ負けに負けたのに、それで優勝かよ、というのも感激を薄くした原因かもしれません。
 一方、ラグビーのほうはトヨタ自動車が開幕4連勝。こちらはもろ手を挙げて万歳をしています。もう一つの応援アイテム・メイジは先週、今週とお休み。



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2 コメント

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Unknown (にゃん)
2010-10-13 17:45:49
最近 更新されてないようですが体調悪いのでしょうか…
毎日のように更新されていたので少し心配です
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にゃん殿 (桔梗)
2010-10-14 20:12:52
ご心配いただきありがとうございます。
マキノでは気づかぬまますれ違うこともあるかもしれませぬが、田島亭ではついにご馳走せぬままに終わりました。
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