桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

猛暑復活

2018年07月31日 23時44分51秒 | つぶやき

 この夏は早い時期から暑くなったので、ちょっと涼しくなると、夏が終わったみたいな錯覚を起こしました。しかし、本当の夏はこれから。
 酷暑といい、逆走台風といい、みんなでオカシイオカシイといっていますが、少なくとも夏の暑さに関しては、オカシイのは今年になって始まったわけではありません。
 過ぎたばかりの私の誕生日は、例年地獄のような猛暑の中で迎えるのが通例でした。最高気温は低い年でも30度。30度なら涼しいほうで、35度36度は当たり前でした。が、三年前から30度を切るようになって、今年も27・2度。そのぶん、ほかの日が暑くなったのでしょうか。
 異常なら異常で、このまま涼しくなってくれればありがたいのですが、そうは烏賊のなんとやらで、猛暑が戻ってきました。

 私にとっては加えて具合の悪いことに、人生初体験の坐骨神経痛に見舞われることになりました。
 突然、歩くのに難渋するようになってしまったので、病院には行けません。

 かといって、日課にしている慶林寺の参拝は休むわけにはいきませんし、毎日という必要はなくとも、買い物にも行かなければなりません。
 痛みが出ると、オットットと独り言を呟いて立ち止まり、近くに腰を下ろせるような場所があれば腰を下ろし、なければ脚をひきずり、立ち止まり、立ち止まり、を繰り返しながら、なんとか腰を下ろせる場所まで辿り着きます。
 痛みが出ても、どこかで二度三度と腰を下ろすことができれば、とりあえず痛みは去ってくれるのです。そのあとは、自由に歩き廻る、というわけにはいきませんが、買い物ぐらいなら、なんとかこなせます。が、かかりつけの病院まで行くとなると、電車に乗っても、倍ぐらい歩くことになるので、行ったほうがいいと思いながらも、行けないのです。
 どうにもひどくなったら、タクシーを呼ぶことにします。



 休み休み慶林寺参拝に出かけましょうと、庵を出て見上げた空はこ~んな夏空。



 慶林寺は今日は珍しく門を開けていました。
 七月の晦日というだけで、薬師如来の縁日でもなく、観音菩薩の縁日でもないので、お賽銭はあげませんが、折角門が開いているので、正面石段下に見える香炉前まで進んで参拝します。



 参拝を終えて、上の画像をカメラに収めていたら、三毛猫殿がトコトコと歩いてきました。参道にある二軒の民家のうちの一軒で飼われている猫殿です。
 ときどき見かけますが、飼い猫だとわかっているので、キャットフードを与えたことはありません。第一、見かけるときはいつも離れていて、近づいてきたことがありません。それなのに、こうして近寄ってきてくれたのは初めて。
 きっと私をだれかと間違えたのでしょう。真下までくると、クルリと向きを変えて、立ち去って行きました。暑さのせいで猫殿もボケたのかもしれません。



 観音様も舞い戻ってきた暑さに辟易されている様子です。
 日除けの傘を差し上げたいが、この大きさでは、昔の殿様が野点で使ったような野点傘でも間に合いそうもない。
 そもそも台座を含めると5メートル近くもある高さでは、間に合う傘があったとしても、差しかける術がありません。 



 観音様の前に置かれた水盆で花を咲かせる蓮。



 散策路の途中にある臭木(クサギ)です。
 二十八日に襲来した台風12号によってもたらされた雨で、少しは生気を取り戻したかと思えたのに、舞い戻ってきた暑さに、再びグッタリしています。

 


 枯れてしまわなければいいけれど……。


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