「平凡なOL」からの「じゃかるた姫」

主人のジャカルタ転勤をきっかけに退職。17年11月、夢だった海外生活がスタート。
主人を支えつつ、楽しみたいです♪

突然の手紙

2024-08-20 20:36:00 | ささやき

ジムから帰ってきてポストが開けました

私宛の茶色い縦長の封筒が入っていました

宛名は手書きです

なんだか、瞬間的に緊張しました

封筒の裏の差出人を見てみたら

なんと高校の時の担任の先生なのです

??????????????

もう、頭の中が大混乱です



 

とりあえず、お家の中に入り

シャワーを浴びている間も

手紙がとても気になります

同級生の皆に出してる?私だけ?

 

 

落ち着いてから封筒を開けました

中には2つのものが入っていました

1枚の三つ折りと、ホチキス止めされた

複数枚の三つ折りです

複数枚のものは、私が高2の時に書いた

であろうレポートなのです

 

 

はじめに、1枚の三つ折りを開くと

先生は、もう学校を辞められており

お家の断捨離をしていたそうです

その中に「最後まで残していた〇〇時代の

資料の中からお送りしたレポートを

発見しました」と書かれていました

(〇〇は学校名です)

先生は、私が書いたであろうレポートを

私が卒業した後も、後輩への授業や

研修会での報告に使用していたというのです

なので、「処分するのが忍びなく」

書いた本人に返却するのが

一番良いのではないかと考え

私に返送してくださったそうです

 

 

とにかく、よくわからない涙が溢れました

急に高2の色々を思い出すというか

その時に戻ったというか

なんだかよくわからない感情です

 

 

私は、今回手紙をくださった先生に

ずっと嫌われていると思っていたのです

担任の先生であり、数学の先生でした

お顔もお声もはっきり覚えています

 

 

私が高2の時は、弟が中3で高校受験で

両親は弟ばかりを気する時でした

高2の2学期の時、1か月程度でしたが

週に2・3回くらいでしょうか

私は学校を遅刻をするようになりました

それも、たったの5~10分です

その遅刻の理由は、髪型を直すのが

間に合わなかったからという

とても小さなものでした

でも、その時の私には重要だったのです

決して、私の反抗期ではありません

「弟ばかりを見てる。私も見てよ」

という両親への感情でもありません

その遅刻のことで、先生から自宅に

電話がかかってきたのも覚えています

母が「弟が受験なもので・・・」などと

その電話で答えていました

今思うと、その電話をきっかけに

遅刻をするのを止めた気もします

 

 

お手紙を読んだ後

レポートの三つ折りを開くと

横書きで「数学レポート」と表紙に

シャープぺンシルで大きく書かれ

右下に「K2C(8)〇〇〇」と

書かれています

K=高校

2=2年

C=C組

8=出席番号   なのです

確かに私の字です

レポートは6枚もあり

6枚目の最後の行まで書かれていました

おそらく、夏休みの宿題?

だったのだと思われます

 

 

レポートの中身を読みましたが

何も覚えていなくてビックリです

何冊もの本を読んで書いたようなのですが

その本の内容も覚えておらず

「え?本当に私が書いたの?」

という感じなのです

 

 

我が家は、弟の高校受験の時

弟は塾には全く行かず

父が全ての教科を教えていました

なので、私を気にする時間はないのです

一瞬レポートは「パパが書いたかも?」

と思った自分がいました

 

 

旦那さまに、この話をしたら

レポートをペラペラめくったのみで

読みもせずに「これはお父さんだな」

と言いました

 

 

今度、母と会うときに

このレポートを持って行き

母に「私が書いたのか?」

「父の文章なのか?」を

聞いてみたいと思っています

私の父は、著述業をしていたので

母が読んだら、父の文章なのかどうか

一瞬でわかるはずなのです

 

 

とはいえ、自分が書いたと思いたいです

レポートの表紙の私の名前の右上には

赤い大きな文字で「Aプラス」と

書かれていました

(実際にはAの文字の右上に小さな丸です)

そして、レポートの6枚目の欄外に

先生から赤文字で感想が書かれていました

 

 

こんないろいろがありまして

先生へのお返事を書くのに

少し戸惑いがあるのが正直な気持ちです

先生は、私が髪型が決まらずに

週に数回遅刻したことを覚えているのか?

(髪型が原因だとは伝えていません)

高3になった時のクラス替えで

担任の先生が高2の先生と同じで

(手紙をくださった先生です)

その時に教室の扉の前で

「また、(担任が)〇〇先生だよ」

と、大きな声で言ったら

私の後ろに先生が立っていたのです

そんなこと、覚えているのでしょうか?

レポートの記憶が大きくて

その記憶はなくなっている?

などなど、いろいろ考えてしまいます

 

 

先生、もう少しだけ

手紙の内容は考えさせてくださいね

 

 

そして、もう1つ驚きがありました

現在、先生の住んでいる住所を見たら

義理実家から「歩いて10分」の

場所だったのです

何かご縁を感じてしまいました

 

 

小・中・高の先生の名前と顔は

全く思い出せない先生もおりますが

お手紙をくださった先生のことは

とてもよく覚えています

私が数学が得意だったのもあるのかな?

 

 

最後にわからないことが1つあります

先生のお手紙の中に、母校名が

何度が書かれているのですが

全て漢字が間違っているのです

どうしてですか、先生?

パソコンで変換できなかったとしても

学校名をなんで間違えた?

とても頭の良い先生だっただけに

ちょっと笑えましたよ

 

 

もう1つ、どうして私の住所がわかるの?

という疑問があると思います

私の通っていた母校は

学校ができた当初から現在までの

先生や生徒全員の名簿があるのです

(数年に一度自宅に送られてきました)

10年ほど前までは「本」でしたが

現在はデータなのだと思います

なので、各学年に現在も幹事がおり

引っ越しの際は、幹事に連絡するのです

勿論「住所不明」になっている方も

いらっしゃいますよ

なので、その名簿が先生のお家に

残っていたのかもしれませんし

母校に問い合わせをしたのだと思います

 

 

先生への手紙は、はやり手書きが

良いのでしょうか?

先生は、この手紙が私に届いたかどうかも

まだわかっていらっしゃらないですよね

早く、お手紙を書こうと思います

でも、もうちょっとお時間くださいね

 

 

 

今回、返送してくださった

何十年前のレポートが

とてもきれいに保存されており

そのことにも驚きました

紙が黄ばんでいることもなく

シャープペンシルの文字もそのままで

紙に折り目も少なくて

そのことにも感動しました

複数枚の三つ折りのレポートを開く前に

「こんなにきれいなの?」

と、それだけで感動しました

大切にしてくださっていたことが

私の心の深くに届きました

 

 

先生、ありがとうございます

この一言では足りませんね

 

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雷雨 | トップ | 沖縄のおみやげ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ささやき」カテゴリの最新記事