~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

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★7月21日(日)15時開演 愛依の風クラシックお話コンサート♪『アラベスク~魅惑の冒険物語』立川チャボヒバホール★nonowa国立ペーパーウォール「やえちゃんのたのしいよみきかせ」7月28日(日)11:00~(参加無料)★わらべうたの会『わらべの会』第1金曜日家庭支援センターひかり11:15~・第2木曜日恋ヶ窪市民プール11:00*無料どの地域からも参加できます。★愛依の風・たのしい語り塾新規開講!毎月月木金4~6日。★2018年、おはなし会・保育士研修・わらべうた・絵本・素話講座、ご依頼お待ちしております。 全国どこへでも参ります!プログラムや形式などお気軽にご相談ください。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

黄色の日

2008年03月26日 | 日々徒然

20℃あったかな~?暖かでしたね。
散歩に出るとすぐに目に飛び込んできたものがありました!
たんぽぽだーー地面に張り付いているような背の低いかわいいたんぽぽです。
初めてのお目見えです。

増田書店では、たんぽぽがでてくる、まどみちおさんのかわいらしい詩を語りますね。
この詩は五年前からたんぽぽに出逢う頃に語りはじめました。
今度6年生になる男の子達から、今も一番好きな詩と言われるほど、リクエストが多いです。タイトルは増田書店にて・・・。

たんぽぽに会うと、春いっぱいになってきたという幸せ感がありますね。
あちこちのお庭から雪柳や、白木蓮も光に美しく映えています。

散歩していると、もうひとつ嬉しい発見
とっても広い敷地のお邸。大きな桜の木が満開を待ちわびてるかのような広いお庭。ここでお花見できるわーなどと思いながらぐるっと歩いてみると、裏庭にレモンの木!しかも6本も
レモンを育てたいなとずーっと思っていたのでびっくりして、そのとっても立派なのに暫し見惚れていると、お家の方が出てこられたのです。もう素直に「ここで、こんな立派なレモンの木を育てられてるとはすごいですね」と言葉をかけました。
そこからおしゃべりが弾み、何と「しぼんでるのもあるけど、中はおいしいよ。無農薬の純国産。せっかくここまで歩いてきたんだから、お土産にどうぞ。」と言って秋ごろから収穫して黄色くなったレモンをコートの両ポケット一杯にくださったのです。
感激です

造園屋の娘だけあって、ついつい他所のお庭まで関心がいってしまい、散歩の途中に、よく庭木のことで立ち話になることがあります。これまで、いろんな花の株分けもしていただきました。
庭というのは、手作りの安らぎのひとつで、花咲く木、実のなる木を大事に育てるのは本当に愛情がなくてはできないことです。ちょっと放っておくと、荒れたり、枯れたりします。守り育てるのは大変です。
父も、もう癌の手術は目の前だというギリギリまで、「松やらなっきゃ、あと一本残ってる」といっていました。
私は、剪定をなまけていたバラを見上げて、反省しています。

それにしても、嬉しかったです
今日は、レモンを丸かじりできます。レモンピールも安心して作れます。
クエン酸で疲れもいっきに解消してしまうでしょう。
レモンの重さは豊かな恵みに思えました。

黄色は幸せの色ですね



やっぱり「アルハンブラの思い出」

2008年03月26日 | 趣味話

今日は、オークラ音楽賞の授賞式でした。
村治佳織さんが受賞し、その記念演奏会が開かれました。

村治さんは赤いドレスで登場しました。
とても美しかったです

最後にギター独奏曲、またトレモロ奏法の美しさで有名な「アルハンブラの思い出」を演奏してくれました。

やっぱり待っていました。この曲を
私の中の、ギター曲といえばこの曲ですから。

スペインのグラナダの丘の上。今も静かに姿の残る「赤い城」と呼ばれる「アルハンブラ宮殿」。
実際に見たことがないので、テレビの映像や本で見たものから想像することしかできませんが、演奏を聴いていて、伝説を秘めたこの城壁を吹きわたる風や、その歴史のどこかに私が佇んでいるような懐かしい記憶を遡るような心地になりました。

生のギターの演奏は、まったくCDで聴くのとは違います。
もっと繊細でゆらぐ響きがあって、胸の底にすーっと入り込んでくるような音。
ギターの音色もまた、心に真っ直ぐはいってくる音ですね。
その演奏姿勢も、体とギターが一体で、その指で人の胸や腹から音を拾い出していくような、体の内側にある心が美しいメロディになってあふれてきます。

語りに近い楽器。
益々ギターが好きになりました。

中央線沿線の桜がもうずいぶんほころんでいました。

増田書店のおはなし会の日は、大学通りの桜は満開かしら