~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

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★7月21日(日)15時開演 愛依の風クラシックお話コンサート♪『アラベスク~魅惑の冒険物語』立川チャボヒバホール★nonowa国立ペーパーウォール「やえちゃんのたのしいよみきかせ」7月28日(日)11:00~(参加無料)★わらべうたの会『わらべの会』第1金曜日家庭支援センターひかり11:15~・第2木曜日恋ヶ窪市民プール11:00*無料どの地域からも参加できます。★愛依の風・たのしい語り塾新規開講!毎月月木金4~6日。★2018年、おはなし会・保育士研修・わらべうた・絵本・素話講座、ご依頼お待ちしております。 全国どこへでも参ります!プログラムや形式などお気軽にご相談ください。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

火曜語りの会

2008年09月10日 | おはなし会・語りの会
今日は火曜語りの会です。
8月は夏休みでしたので、しばらくぶりに皆さんとお会いできました。

今日のプログラムは、夏から秋へ季節が移り変わるような物語を選びました。
前回、ギリシャ神話をおはなしした時に、次は日本神話をやりましょうと言っていたので、今回は、日本神話より、「国生み」「いなばの白兎」。
そして、物語は、安房直子さんの世界です。

初めに、「奥さまの耳飾り」。
お屋敷の奥さまがある日、耳飾りを無くしてしまいます。それは大切な耳飾り。
思いがけずそれを拾った小夜が、その大きな真珠の耳飾りをつけてみると、呼び声が聞こえます。
その声を追って、どんどん海の方へ。そこで出逢ったものはなんと・・・!

次に「秋の風鈴」。
「僕」は、思い出のガラスの風鈴を大事に思っています。その音は格別心地良いのです。
ところが、ある日、「僕」のところへ、一枚のハガキが届きます。
それは、風鈴の音がうるさいから早くしまえという内容でした。
一向にしまわずにいると、ある日、肝をつぶすような出来事が起こりました。
なんと小包ほどのハガキの束が、郵便受けをドスンと落としたのです。いったいなぜ?誰が!?

安房さんのファンタジーは、どこか切なく懐かしいのです。
この二つの作品で、不思議な世界を、夏から秋へ風が吹きぬけていくのを感じてもらえたでしょう。

さざ波の音に今でも呼ばれているようです。