~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

オープン参加!!イベント・おはなし会・ワークショップ情報!!

★7月21日(日)15時開演 愛依の風クラシックお話コンサート♪『アラベスク~魅惑の冒険物語』立川チャボヒバホール★nonowa国立ペーパーウォール「やえちゃんのたのしいよみきかせ」7月28日(日)11:00~(参加無料)★わらべうたの会『わらべの会』第1金曜日家庭支援センターひかり11:15~・第2木曜日恋ヶ窪市民プール11:00*無料どの地域からも参加できます。★愛依の風・たのしい語り塾新規開講!毎月月木金4~6日。★2018年、おはなし会・保育士研修・わらべうた・絵本・素話講座、ご依頼お待ちしております。 全国どこへでも参ります!プログラムや形式などお気軽にご相談ください。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

文学サロン 火曜の会 vol.3

2010年03月24日 | おはなし会・語りの会
小学校の卒業式予行のために、3年生は2時間で終了。
娘にとっては、午前中からお友達と遊べるスペシャルデー。
前からの約束で、お昼をみんなで一緒に食べて遊ぶ日。
お昼のメニューも、メモ書きで渡され指定されてしまいました

みんな集まると、いきなり鬼ごっこ。
とにかく遊びたいのね。
そして、お昼。揚げたてフライドポテトがやっぱり人気
「めちゃめちゃおいしい!」などと言われ、
「あら、そんなこと言われたら、めちゃめちゃ嬉しい!」と返しました
それから、テーブルを囲んで、まあ、見事なガールズトーク。
愉快で賑やかでかわいいです

お腹がいっぱいになると、早速始めたのが、百人一首
授業でも一段から八段まで段授与の方式でがんばっているところです。
読み手を変え、メンバーを変え、グループ対抗戦。

 みんな真剣な顔つきで、なかなか白熱していました!




さて、こちらは、火曜の会。
文学サロンはこんな様子。

 クレオパトラのお人形が素敵。すごい存在感なのです。

今回の作品は、芥川龍之介作『藪の中』
「真相は藪の中」の語源となったともいう作品。

火曜の会の皆さんは、どう読んだでしょう。

盗人多襄丸、女、巫女を通しての男の食い違う証言。
「誰が殺したのか?」ではなく「自分が殺した」と言う証言。
果たして真相は。

私が、皆さんに投げかけたのは、「それぞれの気持ちががらっと切り替わる時の、目の光を見てください。それぞれの目の奥の心はどんな想いでしょう。ちょっと考えてみましょうか」という問いでした。

そこから、色々に話が発展していきました
様々に枝分かれした持論の展開は楽しい限り。

ひとりの黙読もそれは、とても意義あることですが、こうして、様々な意見を交換し合いながら、最後は、笑いに転じて終了と上手くつながる会は、本当に楽しい時間です

文学散歩、次回は、4月27日(火)です。
暫くは、短編をご紹介していきますが、今、夏目漱石『三四郎』をどう読んでいくかちょっと考えています。
火曜の会は、一回だけでも参加できます。
お気軽にご参加くださいね