2011年始まりましたね。
皆様、良いお正月をお過ごしのことと思います。
私は、元日から三が日は、宇都宮で過ごしました。
今年は、祖母の喪中で、静かに新年を迎えました。
豪華なお正月料理はないですが、母が作ってくれた、郷土料理のしもつかれ、根野菜の煮物、餃子、母ご自慢のつけうどんなど、美味しいものをたくさんいただきまして、新年のお腹は、母の味いっぱいに満たされました

今年も元気に語れそうです
「しもつかれ」
3軒よばれると、風邪ひかないと言われてるんですよ

鮭の頭を練炭で10時間くらい煮るところから始まります。
見た目は、ちょっとぐずぐずなのですが、鬼おろしでおろした、たっぷりの大根や人参の味のミックスが美味しくていくらでも食べられちゃうのです。
この辺りの地方の冬の元気の素です
そして、毎回帰るたびに何かはある家ですが、今回は、嬉しいびっくりです

夏に車椅子生活を宣告された父が、足のしびれと痛さに苦しい状況は変わらないのですが、車椅子でもなく、松葉杖でもなく、自分の足で、重たい足取りではありますが、しっかり歩いていました
周りは、驚きですが、父が、愛情をかけている全てのものが、また、父の手にかかって甦っていました。
庭も、家も、すっきりとしていました。
父は、掃除が大大大好きですから。(私には、遺伝してないみたいですが。。

)
あまり、使い勝手は良くない、昔の家です。
土間があったりして、段差も多い、とにかく仕切りの多い家ですが、近頃は、この古びた、桟の掃除もやり難い障子戸なども、私の心を和ませてくれるものになってきました。
父が、庭を歩いている足音を聞きながら、私も、細かにハタキなどかけ、気持ちがしゃんとしました。
そして、父の足を動かした、何よりの力。
お孫君と野球を一緒にやりたいという気力です。
冬休みのトレーニングに励む二人を見た時には、じわっときてしまいました。
「すごい人だ。お父さんは・・・」
孫に、檄を飛ばしながら、父自身も体を動かして、その甲斐あってか、細く筋肉をなくしたようになっていた体が、がっちりともとに戻ったように感じました。
私も便乗しました

鈍った体を叩き起こすように、腹筋、背筋、腕立て伏せ、握力、スクワットと、私もテニス部だった中学生の頃、父と二人でトレーニングしていたのを思い出しました。
ジョギングもしました

家のすぐ脇から続く、聖山公園1周のコース。
よく走っていたところです。

男体山の頭が隠れちゃってる~。
林がちょっと途切れたところに、男体山。
山がすっきり見える日は、やはり嬉しいのです。
この走るコースの風景もまったく変わっていません。
故郷の空気は、いつも変わらず透き通っていて美味しいです。
夜の満天の星は、私に見えないものが見える気持ちを強く思い起こさせてくれるほどの美しさです。
北斗七星のひしゃくが、この手に掴めるような近さに感じ、カシオペア座は頭上から話しかけてくるのではないかというほど瞬いていました。
娘達を呼んで、何度も星空を眺めました。
娘が言いました。
「全部が一等星に見えるね」
今年も、ひとつひとつのお話会が、参加してくださる方々の心に、小さくてもしっかり光れるような、豊かな語りのひと時を届けてまいります。
愛依の風の合言葉、
「ハートの握手しましょう」

で、元気に語っていきます
どうぞよろしくお願いいたします。
やえ