毎年の嬉しいお裾分け。
山形の大粒の佐藤錦!
お隣のおばちゃんが、「少しだけど、食べて。」と、ビニール袋をひょいと上げにっこり。
「畑で穫れたの?おいしそう。」
「畑???」
あまりに大粒だったので、ミニトマトに見間違えちゃいました
さて、今日は火曜の会。
最初は楽しく、素話で『こぶとりじい』
ちょっと怖い『かっぱの目玉』
この夏、カッパのお話もたくさんしようと思っていますが、今日は、初語り。
初期の頃から、語りを聴いて頂いている、火曜の会の方です。
初出しはちょっと緊張しましたが、合格をもらえたようなので、学校訪問でも語っていけそうです♪良かった
そして、朗読は、
『冷や飯と沢庵』『俗人と冷や飯』子母沢寛
『ごはん』向田邦子
向田さんの書いた「魂の飛ぶようなご馳走」
印象に残りました。
これは、東京大空襲の翌日に食べた、ごはんとさつまいもの精進揚げのことです。
思い出にひっかかるご馳走は何でしょうか?
向田さんは、心に残るごはんに、生き死にに関わりのあった昼餐を第一に挙げました。
会の皆さんからもたくさんの思い出話を語ってもらいました。
切ないお話も。
私は…
もうじき、祖母の一周忌。
祖母の笑顔を思い浮かべると、おいしい料理の記憶が甦ります。
美しい思い出、特に、食べる話は、私にとってお腹いっぱいの平和な食卓の思い出です。
おばあちゃんの炊いた山椒昆布、ごり煮を白いご飯に山盛りのせて食べた夏の日。
ずっと心に残ってると思う。
会の後は、胸がじーんとします。
文学を愛するひと時、分かち合うひと時、火曜の会でした。
☆次回は、7月26日(火)14:00~です。