雨が降っています。
冷たい雨ですね~~
5月1日、国分寺二小へ語り授業に行って参りました
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6年生のクラスです。
4クラス120人を超えるため教室に入りきれないので、2クラスずつ分けての語りになりました。
この学年は、4年生の時に『蜘蛛の糸』芥川龍之介作を語りました。
教室のドアを開けた時から、みんなとても大きく立派になったなぁと感じました。
びしっとしていて、「語りを聴く」という姿勢、真剣な目の光、すごい力が向けられました。
語りは、『風切るつばさ』木村裕一作
『雨ニモマケズ』宮沢賢治作
私の感じるままの世界を、心を込めて語りました。
わらべ歌も歌って楽しみました~♪
そして、今日、こんな嬉しいメッセージが届けられました
涙が出そうなメッセージの数々は、6年生の心の豊かさ、優しさ、純粋さにあふれているものでした。
ひとりひとり違います。
一番多い感想は、
「ことばに感情がこもっていて、聞いているだけで場面が読み取れて、登場人物の気持ちがわかりました」でしたが、
表情や表現、声の強弱、間、台詞のことなど、細かい点についても書かれていて、聞く力に本当に感心してしまいました。
そして、最後にこのような言葉を書いてくれた子どもたちがたくさんいました。
「迫力のある語り」
「美しい語り」
「きれいな語り」
「物語が輝く語り」
を今度また聞かせてください。
作者のある物語を語る時は、その責任感を抱え、語り伝えの昔話とはまた違う語りを常に心がけています。
作者の言葉のひとつにとつを大事に、その言葉の響きを大切に、文学を語るという、私の想いも伝わったかな。
そして、何より嬉しい言葉がありました
「「風切るつばさ」の語りを聞いてから、語りとはどのようなものか知ることができました。
僕も、感情や気持ちをいろいろな形で表現できるようにしたいです。」
「感情や気持ちをいろいろな形で表現できるようにしたいです」
そうです。私の願いです。
子どもたちひとりひとりが自分の可能性を大いに発揮し、いろいろなことにチャレンジして、大きく羽ばたいてほしいです。
私の語る物語が、語ることでより輝き、子どもたちの心の芽が、大きく豊かに育つ良い食べ物になるように、
これからも語り続けていきたいです。
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明日から、上野の森絵本フェスタが始まります。
3日、4日、11:30~噴水前広場でおはなし会です。
雨が心配です。
どうか、明日、みなさんと楽しい時間がすごせますように