第3土曜日は恵比寿三越八重洲ブックセンターおはなし会
と~ってもいいお天気でした
緑も濃くて、初夏の香り~~
14:00~からぼちぼちゆったりスタ~ト
まだまだな~んとなく距離があるおはなし会のはじまり。
こちら、毎回初めてのお友達の会です。
ひとつひとつ指を折りながら、わらべ歌を歌って、ゆっくりゆっくりのおはなし会。
1歳の赤ちゃんも、お母さんのお膝の上で、私を真似て、手のひらにとんとんとんと指をついたり、
手を挙げたり、おねえちゃんたちをじーっと見つめたりしてちゃんと参加しています
1~4歳の小さい子どもたちでしたが、絵本への集中がすご~いので
最初は、かわいい絵本『ねずみくんのチョッキ』から『三びきのやぎのがらがらどん』
手遊びを入れて、まだまだ読んで、最後は『長ぐつをはいたねこ』と、少し長いおはなしもよ~く聞いていました
最後の最後、ちょっと胸がきゅっとしたおはなし・・・
2歳の女の子がひとりでちょこんと座り、絵本も手遊びも楽しそうに参加していました。
お母さんは店内でご本を見ていたのかな。
ところが、終わりの歌を歌おうとしたとき、お母さんが迎えにきました。
呼ばれて、女の子はお母さんの所へ行きましたが、その直後、
ものすごい声を出して、悲痛に泣き叫びだしたのです。
私は歌いだしていたので続けましたが、あまりにも泣き声が激しいので女の子を見ると、
お母さんはなだめていましたが、女の子は、私に救いを求めているように手をのばしています。
私は思わず、両手を広げました。
すると女の子は、わぁ~と泣きながらまっすぐ私の方へ、そして、私の膝にのり、胸に顔をうずめてきました。
歌いながらでしたが、背中をとんとんとすると、ぴたっと泣き止みました。
「最後まで一緒におはなし聞きたかったのね」というと女の子はこくんと頷きました。
「さよならあんころもちを一緒に歌おうね」と、みんなで一緒に手であんころもちを作りました。
「また、来てね。待ってるね。あくしゅでバイバイバイ♪さようなら。」と言って、握手して、女の子は笑顔でお母さんのところに。
始めましてから30分くらいの中でも、絵本を通じて、心が通い、おはなしの輪ができ、
参加してくれる子どもたちもその世界に溶け込んでいます。
子どもたちの目が物語っています。
もし、そんな時に子どもたちの世界の扉をたたく時は、少しだけ待ってあげてほしいなと思います。
お話し会も、余韻が大切です。
泣いて終わってしまったらそれは私も悲しいです。
やわらかく温かく、少しのんびりとおはなし会を楽しんでくださると嬉しいです。
次回は、6月16日(土)14:00~です。
おはなし三角コーナーで待ってます
おまけ。
地下で、秋田の白神フェア♪
なまはげさんと2ショット!
ポーズが決まってますね
でも、やっぱり、ちょっとこわそうです。
子どもたちは、なかなかそばに寄れないようでしたよ。
大きな包丁持って、おいでおいでしてるんだもん