私もOGである、学校文庫『にじいろ文庫』さん主催の保護者向け絵本講座でお話してきました
会場は、家庭科室!!学校らしくて楽しいですね。
『絵本を楽しもう~読み聞かせ初めの一歩~』
毎週金曜日の朝に行われている保護者の絵本読み聞かせ、
子どもたちへの絵本の読み聞かせを中心に活動している『にじいろ文庫』の様子、
ストーリーテラーとしての絵本のあれこれをお話するというリクエストでした。
絵本は、35冊持っていきました。
どの学年でも共通する、楽しさ豊かさを持つ絵本からの紹介をブックトークと絵本読みしながら進めました。
知恵やユーモアの面白さを味わうことのできる絵本。
言葉の面白さ、絵色の美しさを感じる絵本。
人の営みや日常に彩りを添える絵本。
年相応に、引き出しの数も多くなり、笑いのツボも変化のある頃ですので、広がりますよ!
低学年、中学年、高学年と学校教科書にも寄り添い、
関連のある絵本、五感に触れる季節や自然を題材にしたものも紹介しました。
小学校時代に獲得してほしいと願う、社会への信頼の心。
「命あるものへ触れる」「共に生きる」をテーマに、生命力、冒険心、勇気、といった心を動かす絵本。
歴史上の人物を描いた絵本なども時に読んでみるといいですね。
時間が1時間ということで、絵本を読んだ時間と私のお母さんたちに伝えたい想いのお話と半々だったですね。
私トークがちょっと長かったですかね。
でも、どうしても伝えたいことがあります。
子どもたちにとって、温かい眼差しや声をかけてくれる、安心できる大人に出会えることは、
人生の初めの出会いで本当に大切なことだと思っています。
毎週やってくる、お母さんたちの朝の絵本読みの時間は、子どもたちにとって嬉しい時間です。
たくさんのお母さんたちの笑顔、声に会えるのです。
絵本を選んできてくれて、その絵本を読みにきてくれるお母さんたちに会えるのも、いつもの朝よりちょっとでも愉快な時間になります。
一時間目のはじまる前の平和な温かい時間。
少しずつ少しずつ心にストックされ、重くなく、軽くなく、隙間を包んでくれるような、
決してつきることのないバッテリーになって、歩み行く手に力を与えてくれると思うのです。
そう信じて、私も日々語っています。
『朝の読み聞かせ』を取り入れている小学校は少なくないと思います。
その機会があるお母さん!朝10分です!
6年間のうち、一度だけでも、この時間を作ってみてください。
実現可能な子どもたちとの時間だと思います。
「1冊の絵本が子どもたちの開かずの扉を開けるきっかけになることもあります。」
この講座で、にじいろ文庫さんの新しいメンバーに加わってくれたお母さんがいました。
伝えることで理解し合え仲間が増える喜びも味わえる、私にとっても奇跡的な時間でした。
にじいろ文庫さん!
講座のご準備どうもありがとう。
これからも見守りつづけ、その活動を応援サポートしていきます!
一緒にがんばっていこうね
今年度第1回にじいろ文庫おはなし会、賑やかな子どもたちの声がこだましますように