4月3日(木曜日)
熊本市または近郊のガソリン価格は126円でおおむね横並びになった。そこで4月以前の価格146円を計算する。146円-25円=121円、126円-121円=5円、計算が合わない。在庫分かなと思っていたが、小耳にはさんだ情報では(正確ではないかもしれない)この5円は4月からの小売価格上昇分とのことらしい。つまり146円-25円+5円=126円が正確な計算式になる。という事は今月末、税率そのままで再可決すると、126円+25円=151円の計算になる可能性がある。当分チャリ通は続く事になりそうだ。◆小麦粉も4月から30%上昇した。理由は小麦の一大産地であるオーストラリアの干ばつや、インドや中国での需要の伸び、世界的なバイオエタノール需要拡大などの影響。小麦粉の自給率は17%程度だから、海外に頼るしかない。牛乳やチーズの上昇もバイオエタノールのための転作が原因らしい。チーズにいたっては1.5倍の値上げ。影響の裾野が広い。主食が米(こめ)の日本でこれだけの大騒ぎになっているのに、主食がパンの海外の国々の騒ぎが聞こえてこないのが不思議だ。◆インドや中国では今後、車の重要が増え、この傾向は今だけの問題では無い。大気汚染も深刻になる。ガソリン高騰→代替燃料→穀物の高騰→食料品の上昇。結局ガソリン、食品ともに上昇する図式だ。おいおい!原因はやはり人騒がせな『ガソリン』、君か!。ガソリンは『いやいや、車だ、車社会だ。』と言うかもしれない。ということは自動車メーカーが新しい燃料で動く車を早く開発する事が物価上昇を抑える最大の解決策になるのか?