いつも昼食を取りに行く食堂にはテレビが2台置いてある。
テーブル席と座椅子に分かれているからだ。
客が勝手にチャンネルを変える事も出来るが、まあだいたい同じ番組を流してある方が多い。
そこで何か変だなと気づいた事がある。
昼飯時なので「笑っていいとも」が常に流れているのだが、テーブル席のテレビの声が、一瞬早いのだ。
テーブル席の音につられるように座椅子の席のテレビが同じ事を喋っている。
どうもテーブル席のテレビはアナログ放送で座椅子席のテレビは地デジなのだろう。
空いているといつも座る席は2つのテレビのちょうど中間、エコーのような音を聴きながらちゃんぽんやカレーを食っている。
デジタルはデータを圧縮(エンコード)して送信するため1秒から遅い地域は4秒くらい時間がかかってしまうらしい。
ということは、年末のカウントダウンも実際は遅れているという事か。
いずれエンコードするCPUの速度が上がれば解消されるようだ。
アナログ放送は2011年7月14日に完全に放送は中止してしまう。
ネットの記事で見つけたが、空いたVHFやUHFで携帯向けマルチメディア放送が計画されている。
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMITel000002122009