打越通信

日記ふういろいろ

山都町

2013-02-12 05:50:00 | 小旅行
朝起きて朝飯食っているとき
「どうね、天気も良いしドライブにでも行こうか?」
と母に尋ねると
「そうね!」
と否定でない返事が帰ってきた。
帰省中の息子に娘、そしてテンションの高い妻と5人で出かけた。
行き先は母がその昔、3年暮らした山都町(旧矢部町)にした。
熊本市内からクルマで40分程度。
浜線バイパス(国道445号線)から御船町を通り、いよいよ山登りの道だ。
道幅もそんなに広くは無いが、何しろクルマの流れは速い。



懐かしい道をグイグイ登っていくと、山の中にぽつんと町が見えてきた。
町内のあちこちに八朔祭りで使われる、巨大な作り物。
そんなオブジェを楽しみながら、昔住んでいた官舎に行ってみた。
しかし、そこは高校の駐輪場になっていた。
その場に立って周りを見渡すと昔ながらの風景があった。
仲の良かったお寺の長男、そのお寺も以前のままの姿であった。
もう住職になっているのだろう。
そんなことを考えながら、クルマでしばらく町中を散歩した。
母も昔の思いが蘇ったのか、いろんなことを話し出した。
妹2人もちょうど高校生と中学生だったこともあり、子育ての最終段階だったのだ。
通潤橋の売店、トイレ休憩に寄った。





そこにもロアッソ熊本(サッカーJ2)のオブジェとくまモンのオブジェがあった。
トイレの横の民族資料館に入った。
そこを管理するおばちゃん
「バレンタインですので」
と言ってチョコレートをいただいた。





山深い中で昔の生活様式、貴重な水を田んぼに運ぶ用水路。
その水を運ぶために作られた通潤橋。
昔の人たちは賢かったのだ。