打越通信

日記ふういろいろ

黒龍紅

2013-03-19 06:02:35 | 食事
街中を歩き回り腹が減ってきたのだが、昨日の酒がまだ残っていてご飯類はちょっと勘弁といった感じだ。
こんな時は蕎麦やちゃんぽんといった麺類が良い。
日頃はあんまりラーメンは食わない。
博多でもほとんどラーメンを食う機会はない。
そして博多のラーメンは熊本ラーメンと違って細麺でなんだかソーメンを食っているようでイマイチなのだ。
そんなことは良いとして、何件かラーメン屋を回る。
この付近にはホントにラーメン屋が多い。
飲み屋の近くなので〆のラーメンとしての客をあてにしているのだろう。
何件か迷っていたが、この派手な構えに思い切って扉を開けてみた。
こじんまりした店内。テーブル席が2つとあとはカウンター席。
カウンター席に座り、メニューを見ると、まあすごい品揃えだ。
熊本ラーメンは基本的に替え玉は無い、メニューを見るとそのことも書かれてあり、注文時に麺の量も指定できるようだ。



先客は一人、黙々と日本酒を飲みながらつまみを口にしていた。
酒を飲もうかと思ったが、前日の酒がまだ残っていてやめにした。
カウンターの中にはダミ声の女将に若い女性。
ラーメンと餃子を注文した。
ダミ声の女将が「餃子ラーメン」と言う。
「いやいや、ラーメンと餃子」
と言うとわかったとばかりに首を縦に降る。



地元新聞を読みながら待っていると、割と早めにラーメンが出てきた。
見るからにこってりしたラーメンだ。
テーブルにはにんにくのチップがあり、スプーンで2杯ぐらい入れた。
まずは半熟たまご、食うととろりと口の中でとろける。
スープはこってりのとんこつ、熊本ラーメンだ。
麺は中太、食い応え有り。
食っているとアベックがテーブル席へ、ラーメンと半チャン焼き飯を注文していた。
そしてもうひと組、年配のグループのようだ。
変わったラーメンを注文していた。
そして生ビール。



餃子が出てきた。
丸い餃子でなく、棒の用に細長い餃子だ。
食ってみたが熱々の鉄板に出てくるので、熱くて口の中を火傷しそうだった。
それでも後味はニラの香りで独特だった。
日本酒をモクモクと飲んでいた中年のおじさん、そんなラーメンの臭いに何かを感じたようで、ラーメンライスを注文していた。
1030円を支払って外にでると小雨が降っていた。