打越通信

日記ふういろいろ

永観堂

2014-12-02 21:01:03 | 旅行
京都、最終日、朝6時起きだった。
マンションは午後3時には出て行かないといけない。
3連休の最終日ということもありどこも人でいっぱいが予想される。
「この時間なら清水が6時から開門しているとよ」
と言うので出かけた。
清水寺までならマンションから歩いていけると思ったが、七条大橋を渡り京阪電車に乗り込む。
清水五条駅までは一駅、駅を降りて清水の坂を歩く。
清水には何回か来たこともあるが結構きつい坂なのだ。
こんなにきつい坂だったのか、昔の記憶は間違っていた。
まだ朝の8時前なので土産品店は開いていないし人の姿もまばらだった。
拝観料は300円と安いし、さすが清水寺という雰囲気がある。
すっかり紅葉した清水寺、言葉が無かった。
一般的な観光路を歩いて清水寺を後にした。
東大路通りだと思うが永観寺まで歩くのだ。



高台寺、八坂神社が見える、しかし時間の関係で立ち寄ることはできない。
東大路から右に曲がり細い路地を行く。
知恩院が右手に見える、行きたいと言うが聞き入れてもらえなかった。



しばらく歩くと巨大な鳥居、これにはびっくりだ。
街の真ん中に何でこんな巨大鳥居は必要なのだろう。
ここは平安神宮の鳥居だった。
門をくぐり境内を見ただけで参拝はしなかったが神社とお寺は何が違うのか、疑問が出てきた。
さらに右に道を折れ進むと目的地の永観堂に到着した。
境内に入ると、これはこれはすばらしい紅葉たちが出迎えてくれた。







それは言葉を失うような美しさだった。
嵯峨野嵐山駅でのあのオヤジから聞いた通り、ガイドブックであっちこっちと探している妻より正確な情報だった。
あまりの美しさにカメラを向け何十枚を撮るがこのブログにはすべてを掲載できない。
清水から約1時間歩いてきた価値がある。
境内を出て哲学の道なる入り口がありそのそばに喫茶店があったのでそこに入る。
妻はコーヒーととケーキみたいなものを頼んでいるが、私は当然喉がからからでビールだった。
哲学の道も趣がありなかなかな風情だった。
約2kmの道を歩き、京都駅までバスに乗る。
偶然なのか渋滞は無い、しかし運転はかなり荒いのだ。
どこまで乗っても230円、は良いことだと思うがこの運転には参った。
京都駅に着きマンションに向かい帰り支度をする。
実は来るとき新大阪駅で帰りの指定を取ろうと緑の窓口に行ったが3連休の最終日、午後の便はすべて満席だった。



新大阪駅の20番ホーム、人であふれていた。
一便遅らせて何とか席は確保できたが立ち席の人たちが通路まであふれ、トイレに行くにも人をかき分けて行くしかない。
それでも何とか帰ってきたのだ。