朝は早い。
午前4時半には目がさめる。
梅雨が明けたと思ったらいきなりの猛暑日が続き、熊本市内は空気が止まったかのようなジリジリとした暑さがつづく。
おかげで夜の10時前には熟睡というわけだ。
そんな早朝に新聞を取りに外に出ると西の空に黄色い満月に近い月が出ている。
昨日の朝もそうだったが5時過ぎに白々となって雲の陰に隠れてしまう。
再び今日もまだ暗い中外に出ると黄色い月が出ていた。
黄金色に輝く月を見ていると神秘的にも思う。
まだ暗いうちに家を出て壷井川遊水公園の熊本城に一番近いところまで行ってみた。
その月が熊本城の真上に落ちていく姿が見られるかも知れないと思った。
しかし現実はかなり離れていた。
永康橋を渡り東の空を見ると山の稜線がいきなり真っ赤に輝き出した。
しばらくその場所に立ち止まり朝日が出るのを待った。
振り向くと黄金のように輝いてきた月が白くぼんやりと薄くなっている。
太陽の端が少し頭を出すと回りが急に明るくなっている。
頭を完全に出す頃には暑い夏の朝の始まりに変ってしまう。
遊水公園の堤防を歩いているとセミが一斉に鳴き始める。
時々涼しい風が吹き気持ちの良い朝を迎える。
公園のグラウンドのベンチで一休みしていると鳩たちが一斉に飛んできてすぐ近くまでやってくる。
そうこうしていると北熊本駅から始発電車が出て行く時間になる。
後ろを振り向けば青ガエルが上熊本へ向けて走っている。
8月2日は私にとって幼い頃からいろいろな思い出が重なる日でもある。
黄色い月から一日が始まる。
また一つ思い出が重なるのかも知れない。
午前4時半には目がさめる。
梅雨が明けたと思ったらいきなりの猛暑日が続き、熊本市内は空気が止まったかのようなジリジリとした暑さがつづく。
おかげで夜の10時前には熟睡というわけだ。
そんな早朝に新聞を取りに外に出ると西の空に黄色い満月に近い月が出ている。
昨日の朝もそうだったが5時過ぎに白々となって雲の陰に隠れてしまう。
再び今日もまだ暗い中外に出ると黄色い月が出ていた。
黄金色に輝く月を見ていると神秘的にも思う。
まだ暗いうちに家を出て壷井川遊水公園の熊本城に一番近いところまで行ってみた。
その月が熊本城の真上に落ちていく姿が見られるかも知れないと思った。
しかし現実はかなり離れていた。
永康橋を渡り東の空を見ると山の稜線がいきなり真っ赤に輝き出した。
しばらくその場所に立ち止まり朝日が出るのを待った。
振り向くと黄金のように輝いてきた月が白くぼんやりと薄くなっている。
太陽の端が少し頭を出すと回りが急に明るくなっている。
頭を完全に出す頃には暑い夏の朝の始まりに変ってしまう。
遊水公園の堤防を歩いているとセミが一斉に鳴き始める。
時々涼しい風が吹き気持ちの良い朝を迎える。
公園のグラウンドのベンチで一休みしていると鳩たちが一斉に飛んできてすぐ近くまでやってくる。
そうこうしていると北熊本駅から始発電車が出て行く時間になる。
後ろを振り向けば青ガエルが上熊本へ向けて走っている。
8月2日は私にとって幼い頃からいろいろな思い出が重なる日でもある。
黄色い月から一日が始まる。
また一つ思い出が重なるのかも知れない。