打越通信

日記ふういろいろ

もつ鍋居酒屋 亮

2015-12-14 17:47:39 | 食事
息子夫婦と4人でもつ鍋を食いに行く。
もつ鍋というと博多のイメージがある。
それに距離的に100kmと割と近いが鹿児島というと倍以上の距離がある。
松橋ICから高速に乗り鹿児島に向かう。
いくつものトンネルを抜け、人吉までの高低差をぐいぐいとクルマは登っていく。
長い長い加久藤トンネルを抜けると目の前に霧島連邦が見えてくる。
「クルーズコントロールって楽ですね」
などと娘が言う。
彼女は鹿児島に行くのは初めてだという。
それで
「私が運転する」
と言ってハンドルを握っている。



鹿児島ICを出るとあとはナビが案内してくれる。
高速からの取り付け道路から一般道に出るのに渋滞が始まっていた。
実は甥っ子が今年4月に鹿児島市内にもつ鍋を中心にした居酒屋をオープンさせたのだ。
9月に結婚式を挙げ、今は夫婦でがんばっている店だ。
息子の結婚式にわざわざ鹿児島から出席してくれて、そのときに息子が年内に来店を約束していたのだ。
熊本を3時過ぎに出たので、夕方6時には厳しいかと思ったが何とか時間には間に合った。
夫婦ともに鹿児島大学を出ており、お店の場所もキャンパス近く(騎射場電停近く)にあり、周りにも飲み屋や食い物屋の多い所だった。
息子が場所は調べていたようですぐにわかった。



まだ新しい玄関を入ると甥っ子と彼女が出迎えてくれた。
店内も新しく、こじんまりとした感じだった。
カウンターがあり、少し広めの座敷席、4人掛けの個室的なテーブル席が2つあった。



料理場も結構広く、入口からは想像できない広さだった。
席に着くとさっそくウエルカムボードがありメッセージが書かれていた。



期待のつ鍋を4人分と土手焼き、生ビールなどを注文する。
乾杯なのだが、その後の運転などあり私はノンアルコールビールだった。
さっそく女将が鍋を持ってきてくれ鍋を火にかけてくれた。



スープを頂くと、こりゃたまげた、博多の大石に劣らず、上品な味だった。
スープが美味けりゃもつも新鮮で柔らかい。
いつの間にこんな技術を身に付けたのやら・・・。
この味ならもつ鍋専門でも行けそうな感じだ。
でも居酒屋なのだからと店内を見回すと日本酒がずらりと並んでいた。
いつの間にか予約客で店内はいっぱいになった。
それでも次から次に客があり、そのたびに丁寧にお断りをしていた。
近々にテレビ取材などあり放映直後なので飛び込みの客も多いのだろう。
店の雰囲気もきりっとした雰囲気で引き締まっていてすがすがしい感じの店だ。
この店ならやっていけそうと確信しながら約3時間ばかり楽しい時間を過ごすことが出来た。
新しい門出をこんな形で始めた夫婦に、息子からすれば年も変わらない従妹をどう見たのだろうか。
店を出て県境の実家に向った。


もつ鍋居酒屋 亮
鹿児島市荒田2丁目43-14
099-230-7578

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