打越通信

日記ふういろいろ

餅つき

2015-12-20 18:11:55 | イベント
冬眠中の生活の中、朝7時に起床し公民館に向かう。
当然餅つきの準備はすでに出来ていて、餅米は前日から研ぎ浸け置きされており、火熾しもすでに出来ていた。



恒例の町内会恒例の年末餅つきだ。
長年の恒例行事のようで町内会に入ったずうっと昔から行われているようだ。
しかしここ数年、餅をつく若手の人が少なくなり、この伝統も怪しくなって来ている。
餅つきをする家庭も今では少なくなり、餅をつく臼も杵も、またつく手順も伝統も無くなって行くのだろう。



そういえば我が家でも母が餅つき器なるものを買ってきて、機械でついていた。
それでもやっぱり年末には餅つきをし新年の鏡餅を作ろうとしていた。
父の実家でも母の実家でも家族総出で餅つきをしていた事を覚えている。
まあ、昔は家族も多く、またつき手もいたので続いていたのだろうが、少子化になりそんな伝統もすたれかかっているのだろう。
それと同じで町内でもやはり餅つきと言うとあまり関心が薄いのだろう。
参加者は少ない。
それでもあえて子供たちには残したいとオジサン達(いやいやオバサン達もだ)は頑張る。
つき手はやはり60代70代のオヤジ達が中心になるのだが、気合いの入り方が違うのだ。



テラのオヤジもその一人で、やってくるなり杵を掴みつき出した。
懐かしさもあるのだろうが、あまりに気合いを入れてついているので、周りからは寝正月になるぞ!と声がかかる。
火熾しの火で芋を焼き、焼いた芋が回ってくる。



朝飯も食っていないので、この芋が旨い。
右手が痛くなければ一つきだけでもつきたい所だが今年は遠慮した。
小学生やまだ幼い子供達も来ていたが、やはりお母さんと一緒のようで、若き父親の参加は少ない。



つきあがった餅は公民館で形を整え、まずは町内の独居老人の方へ配り、残りは販売となる。
あっという間に売り切れ、今年の餅つきは無事終了した。