打越通信

日記ふういろいろ

準備

2016-03-27 12:16:12 | 日記ふう
不動産の担当は30代の若い男性だったが、度々ケータイに電話があり書類に捺印漏れがあるとか、契約書類に漏れがあると言ってくる。
そのたびにPDFに焼いた書類をメールで送ったり対応に追われる。
まったく、何のためにわざわざ福岡まで契約に行ったのかわからない。
少し間の抜けたような男だったが、そこまでとは思わなかった。
捺印漏れだけは書類のやりとり(郵便)では間に合わないので引っ越しの時にする事になった。

家の中は今度は引っ越しの準備でてんやわんやになっている。
嫁も休みのたびに手伝いに来てくれるが、勝手がわからず家の清掃を中心に手伝いをお願いする。
妻に持っていくモノのリストを書き出し、それのよって段ボールに物を詰め込んで行く。
何しろここ28年間何もしてこなかった家だけに捨てる物も多くある。



本類にしては100冊以上を段ボールの詰め、嫁が古本屋に持っていく。
「お父さん、800円でした」
と行って明細を見せる。
半分以上は買い取り対称にならない本で、それでも取ってくれるのだからありがたい。
単行本は一冊5円、文庫本は10円などの明細が並ぶ。
今の時代、大きな単行本より持ち運びの良い文庫本が高く買い取ってくれるのだ。
そして漫画本が高いのにはビックリした。
それでも本の処分は半分にも満たない。

ゴミの分別も大変な仕事になるが、それは嫁の仕事として任せる。
ゴミ収集カレンダーにより、プラゴミ、埋め立てゴミ、特定品目などに仕分けする。
そのたびに朝早くから何袋分もゴミとして処分した。
ちゃっかりしている嫁は
「これは売れそうです」
などと言って、プラスチックのかご類やおもちゃ、家電などをゴミと別に仕分けをしている。
妻と2人で近くの古道具屋に持ち込んでいるようだ。
しかし何百円にもならずがっかりして帰ってくる。
それの繰り返しだ。
息子に言わせれば古道具やにタイする<いやがらせ>となる。
毎日少しずつではあるが準備は進んでいるが、残り日数も少なくなっている。