打越通信

日記ふういろいろ

ルイ

2015-07-24 18:09:39 | 公園の犬達
朝のすがすがしいなか100mも先から甲高い声が聞こえる。
時間にして5時半から6時ちょっと過ぎの時間帯、ほぼ毎日だ。
同じ団地に住むオバサン2人組だ。
まったく、歩いているのかおしゃべりしているのか不思議な人種だ。
年代的には上の世代なので<オネーサン>などとはとても呼べない。
<おばあさん>じゃかわいそうなので<オバサン>が良いだろう。
出来るだけ時間帯を避けているつもりだけどこちらも不定期だしあちらも不定期なのでしょうがない。
挨拶は手紙で言う前略ということだ。

「今日は早いね!」(私)
「アンタが早いとたい!」(おばちゃん)

「もうそろそろ杖が要るっちゃないと?(少し博多弁が)」(私)
「アンタも真っ直ぐ歩かんね、ふらついとるよ」(おばちゃん)

町内会で一緒だったので気心は知れている。
それでもこんなおばちゃんを同じ団地に数名知り合っていると何かと便利なのだ。

まあそんな感じで朝が始まるのだから最悪だ。
しかし世の中は良く出来ている。



この頃こんな犬に出会う。
名前は<ルイ>6歳、オスかメスかは不明。
中国のなんとかという種となんとかというミックスだそうだ。
「今日は毛を切りに良くとよ」
と持ち主は言う。
そして数日後再び出会う。



毛を刈ってもらいすっきりしていた。
落ち着きの無い表情だがカメラに対してはちゃんと目線を作ってくれる。



犬の名前は覚えられるけど、気心の知れたおばちゃんの名前は覚えられない。
ねえ!ルイ。


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