あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

かつてのことはやさしさを・・・。

2011-06-15 20:43:54 | Weblog
児童文学1-2月号でそれぞれの方の「後藤竜二さん」との思い出を読んでいる。

この前の日曜日にこの本に出会ったのも何かのご縁だと思う。
後藤さんが「読みなさい」と言ってくれたんだろうなと思う。
まもなく1年になろうとしている今、後藤さんを思い出す。
今も後藤さんからのメールの切り取りを手帳にはさんでいる。
いろんな人との出会いがあるのでしょうけど、私は私の出会いを大切にしたい。読んでいて涙が出そうになる。
彼の考え方は私の原点かもしれない。子どものことを思えば書かざるを得ないのだ。
どんな子どもであっても、彼は子どもたちの味方だったのだ。
言われたこと、話したこと、本を贈ってもらったこと・・・ひとつひとつが懐かしくありがたい。やさしい方だったんだなと思う。
後藤さんのご恩に報いねばと思うのに・・・。

昨夜はふるさとのE子さんと久しぶりに電話。
私の勤めていた幼稚園の話になる。
小学校の中にあった幼稚園。
長渕剛さんが歌っている歌詞のあの「宮ヶ浜」にある。
あのときは道路側。
同窓のM君が走りにきたときに子どもたちと遊んだ。
彼は今年は石巻に支援に行ったという。
それは仕事上だったのだけど、仙台のI君が喜んだ。
M君もI君も頑張っている。

幼稚園は今は海側にあるのだけど、我が子達を連れて行ったときは海側。きれいだった。

教え子たちは40歳からその前くらい。
みんな元気かな。
この前は北海道から沖縄に転勤になりましたと家族写真でYくんから便り。
お母様が「田舎に泊まろう」に出たのは書いたっけ。
彼は海上保安学校教官だったと思う。
涼しい目元のY君はかっこいい。

私の受け持った156名の子どもたち。
大事な子どもたち。
今、それぞれに活躍しているだろうな。

ふと思い出す。
かつてのこと、ふたつ。

それは心にやさしさをくれる。
そして、元気をくれます。

コメント
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