あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

有川浩さんの「阪急電車」

2011-06-18 14:35:48 | Weblog
昨日は久しぶりに玄関を掃除した。
きれいに掃きだして靴を並べただけで気持ちよかった。

昨夜、Nさんお勧めの有川浩さんの「阪急電車」を読了。
昨日、紀伊国屋書店で買い求めたものだ。
夢中になって結局今朝の5時まで読んでいた。やめられない、とまらない「かっぱえびせん」なのだ。

久しぶりに広い意味でおもしろい本を読んだ。
「してやられた」ってかんじ(そこまで言うか、口幅った言い方だけどね)
私も電車通勤しているからそういう話は書けないかと児童文学の分野でちらりと思っていた。
まあ、内容は違うけど、書きたいなとは思っているのだけど(何だろう?この自信みたいなものは?ほら吹きにはなりたくないけどね)
書くにあたってはいろんなことを思い浮かべるのだけど、自分しか書けないものってあるよね。

とにかくおもしろかった。
夫の知り合いが宝塚(まさしく清荒神駅)にいらして、以前たずねたことがあった。
あとの駅はうろ覚えなんだけど、だから、身近に感じたのは事実だ。

翔子の生き方いいなあ。詳しいことは書かないけど、いい。
時江も、ミサもカツヤと別れてよかった・・・彼氏と悦子もいい、圭一も・・・
年齢的には時江と康江の心情はわかる。

よくまあ、いろいろなキャラクターを書けるものだと感心する。
小説家だ・よ・ね。

読みやすくておもしろくていろいろ考えさせられて・・・ちなみに私も冒頭の「生」はビールを思ったのだった。
コメント
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