あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

かつて幼稚園で遊んだYくんと・・・IN桜木町

2016-10-08 21:38:50 | Weblog
ああ、なつかしや。
1980年に幼稚園で受け持ったYくんと桜木町で会う。
だから、今日の再会は36年ぶりとなる。
彼は42歳。働き盛りである。

この4月に門司から転勤してきた。
横浜は2度目だけど、かつてはそれぞれに忙しかったのね。
今回、会うことが叶った。

笑顔がかわいくて穏やかなYくんは、これまた頼もしい40代になっていた。
4歳・5歳と受け持ち、思い切り遊んだっけ。

和食ランチがいいとのことで、いつも創作童話の会の「ローズ・チョコレート」で行っているお店に決めた。
お席は昨夜のうちに予約しておいた。みなとみらいが見渡せるいい場所だ。
彼は今は霞が関で働いているが、その仕事上、日本全国を回っている。
ところどころでの生活を満喫して、その時の出会いが今ひじょうに役立っているようである。
私も今夏沖縄に行ったとき、Yくんもかつて沖縄にいたので、情報をもらった。
奥様や娘さんたちの話も楽しく、ふるさとのことも、学生時代のことも、尽きることなく、楽しく聞けた。

そのお店にどのくらいいたのだろう。
外に出れば、雨も止んで「あかいくつ号」に乗り、「みなとの見える公園」へ行く。
ベイブリッジの海を見ながら歳月のたったことを想う。



みなとの見える丘公園の緑を少し。




彼は海の男だ。
かつての「海猿」の話も出る。
今は事務だけど、人命救助で地震のあったバングラデシュに行ったという。
世界一周の話、実習の話・・・
潜るのに2分半呼吸を停止できたとも・・。
えっ~、すごい。

素敵に生きている。
趣味のカメラは風景を写すという。
「コンテストとか出すの?」と尋ねれば
「みんながあまり出さないコンテストに出して賞をもらいましたが・・」と謙遜して言う。
帰宅してネットを見ればいくつかの受賞のなかに素晴らしい丹頂鶴の写真があった。

17時前に握手して「またね」と。
私の電車を見送る彼の律義さに恐縮して「どうぞ、帰って」と手で合図を送る。

かつて受け持った子どもたちの成長は嬉しく、私自身、元気をもらう。
彼へのプレゼントは、5歳のときに描いた私の顔の絵のコピー。
「おげんきで」「のりこせんせい」という言葉を横にかき、自分の名前を書いてある。
本物ももちろん持って行って見てもらった。
大きく描いた私の顔の絵はかわいいらしいな。
私が辞めるとき(彼達の卒園時)に、私の顔を描いてもらっていた。
あのとき担任した46名の絵が大事にスケッチブック帳のホルダーにあった。
この日を待っていたかのように・・・。

帰宅して心が軽やかな自分に気づく。
ああ、ストレスがないなんてこういうことかと思う。
如何に職場でストレスと感じているのだろうかとこんなときに思う。
自分では普段はそんなにストレスがあるとは思わないのに・・・。

いただいた和食。
おしながきをもらうつもりでとっていたのに、すっかり忘れてきたみたい。

 



 



  



そして「みなとの見える丘公園」のバラ。横浜市の花だ。







ともに遊んだ子どもたちがそれぞれの地で元気に笑顔で過ごしていることを切に願う。

今日はYくんにありがとうです。

楽しいハッピーな一日でした







コメント (4)
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