台風10号が凄まじい。
鹿児島の友人たちにラインやメールをすれば、丁寧に返事をくれる。
なんか、台風のおかげで旧交を温められているっていうのも複雑だ。
ニュースの「今までに経験したことのない台風」という言葉が心配になる。
鹿児島は台風が来て当たり前。
家が揺れる。
停電になるのはいつものこと。
ろうそくの灯りを思い出す。
指宿の友人のひとりはホテルに避難しているという。午後4時過ぎから停電だという。
まさに現実だ。
今、真っただ中だろう。
怖いのよねえ。
それにつけても思い出すのは、私が横浜に来てから、ひとりで住んでいた母のこと。
広い家にひとり、怖かっただろうなと思う。
そして、申し訳なかったと思う。
夏に帰省して台風が来たときには、私たちがいたことが少しは役立ったのだろうか・・・。
飛んだ瓦の整理に夫が帰省したっけ・・・。
台風についてはいろんな思い出が次々と浮かんでくる。
台風が来るとわかると、雨戸を木切れでおさえ、釘づける金づちの音があちこちから聞こえる。
我が家もそうした。
そして、鉄の棒を屋根の方から地面に何本も引っ張った。
寝れば家の揺れもわからないから寝たいと思ったっけ・・・。
朝、外に出れば木々が折れている。
ただ、台風一過の青空はきれいだった。
台風10号、どうぞ、大きな被害がありませんように!
指宿、鹿児島、佐賀、福岡の友達、妹たち、お兄さん、熊本のお義姉さま方、がんばぁれ~