あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

あまんきみこさんの「車のいろは空のいろ」4冊読了

2024-01-14 23:15:58 | Weblog

窓側で暖かい陽を浴びて本を読む。

あまんきみこさんの本「車のいろは空のいろ」4冊。

ファンタジーの世界。

タクシーの運転手の松井五郎さんとお客さんとの物語。

前に出た本は画家さんが北田卓史さんだったけど、今は黒井健さんである。

「星のタクシー」の蝶の絵に魅かれる。

あまんさんの物語は、たぶんご存じの方も多いし(ちいちゃんのかげおくり、おにたのぼうしなど)お子さんやお孫さんに尋ねれば知っているだろうと思う。

「白いぼうし」は8編あったけど、他は7編ずつ。

「白いぼうし」の「くましんし」は今に通じて身につまされる。

他にも戦争の理不尽さ、悲しさを感じるものもあり、すべてそれぞれにいい。

ふっと笑えるものも、そしてかわいくて楽しいお話も。

「春のお客さん」の「きりの村」はダムの話は奥多摩の小河内ダムに沈んだ村をも思わせた。私の勝手な想像です。

同じく「やさしいてんき雨」は私も花嫁衣装でタクシーに乗ったっけと懐かしく思ったのです。

「白いぼうし」の蝶の話も好きだった。

なの花橋が出てくるのがとても嬉しかったのです。

機会があれば図書館で手にして読んでみてほしいと思う。

あたたかい気持ちになります。

 

そして、今日のおやつ。

ああ、今日もおいしかった

 

 

 

 

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