あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

北の地の余韻に浸った日

2017-09-20 19:52:16 | Weblog
こんばんは。

今日は、元気に出勤。
仕事も忙しく、頼まれごともあり・・・。

なんとか、仕事をクリアしました。

お昼はカフェで、ゆっくりランチ。
のんびりしました。

やっぱり、旅はいいなあ。

余韻に浸る・・・。
今でも、また、どこでもいいから、どこかへ行きたいなと思います。

結構、ドジなこともたくさんやったけど・・・

いろんな方とおしゃべりも楽しんだし・・・
エレベータの中で、外国の方がいらしたので、「どこから」と尋ねればドイツからだとわかり、私達も以前ドイツに行ったことを片言で話せば、降りるときにその女性の方がにこやかに「バーイ」と。
そんな些細なことが嬉しい。

鶏肉をサービスしてもらったり、茨城の男性と話したり・・・
旅ならではの醍醐味です。

でもね、これからやることがたくさん。
全て、創作関係です。

今夜は早めに寝ます。

高速から見た十勝の山々です。






こういうところをよく開墾したなあと依田勉三さん達、晩成社の方々を想う。


おやすみなさい。



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北海道は広い。心も広くなるような・・・。

2017-09-19 21:55:40 | Weblog
さて、今日は快晴。



「帯広はいいなあ」と思う。
気持ちいい。

夫は朝の散歩。

帯広の地図です。どのあたりかわかるかな。



駅のなかに。
中城ふみ子さんが入園した幼稚園。卒園はしなかったらしい。



何か所もあるのだけど、その中からひとつ。ホテルを出てすぐ。



簡単に食事をすませて8時のバスで新千歳空港へ。



なんと、来る時と同じ運転手さん。うれしいものだ。
覚えていてくれて「ぱんちょう」の話などをする。

2時間40分の高速バスは本当にいい風景の中を進む。
芽室、夕張、清水・・・見知った地名が見える。

新千歳空港で降りて、飛行機まで時間があるので、千歳の「サケのふるさと千歳水族館」へ行く。今回は、時間の関係で中には入らず・・・でも、ちとせ川の空気を味わう。





ここに来たのは、これで何度目だろう。
長女たち家族と
息子と
次女と・・・つまり4度目か・・・。
3回は水族館に入ったっけ。
夫がとくに鮭が好きで、私は付き合いだけど。やはり、橋から鮭を観れば感動が先に立つ。
幾年の旅を経て、ここに戻って来たかと・・・。




鮭がわかるかな。
わからないかなぁ。大きくすると見える?





そして、道の駅でソフトクリームを食べたり。

マンホール、かわいいですね。





また歩いて駅まで。
室蘭のコスモスがとてもきれいだったのだけど、写す時間がなくて途中に見たコスモスをアップします。
コスモスも大好き。
優しい感じがするの。


ななかまども。



新千歳空港でのお昼は北海道産のお蕎麦の「八雲」
息子のお餞別でいただく。
いつもラーメンだったのだけど、夫の希望をきいて・・おいしかった。こしがあった。
お箸いれがユニーク。



それから、ラウンジでティータイム。

あっというまに時間が過ぎて、飛行機に乗る。

青春18切符の旅に慣れた私たちには飛行機の速いこと。
あっという間に羽田空港へ着く。

で、我が家には18時過ぎ。

本当に楽しい楽しい北の地の旅だった。
Cちゃんの運動会のおかげ。
長女たちが北海道にいるおかげ。
何度、北海道へ行ったことだろう。

住みたいなあと思いにもかられる・・でも、雪が…もちろん、雪の季節にも何度か行ったけど・・・
それにしても、北海道はいい。
運動会で話した長女の友達、家族の方々。先生たち。
ちっとも疲れない。なんと心地いいのだろう。
それはどうしてか?
わかった気がする。

子どもには勉強しなさいと言いたい。
母がそう言ったように。
好きなことでいい。
頑張ってやりなさいと。
努力は自信につながる。
自信は人への優しさになる。
心広くなる。
そう思う。


今回もトンボや蝶に会いました。
今日も千歳川のほとりで。夫がトンボによく気づく。
ありがとうです。

楽しかった4泊5日の旅。
充実しすぎるほどに充実していました。

やはり、ありがとうです。
そうそう、幼稚園のブログ、運動会のリハーサルの写真にCちゃんが結構写っていました。
嬉しいな。
かわいいな。

一生懸命する様子は心を打つ。





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帯広~9月18日~

2017-09-19 01:19:22 | Weblog
こんばんは。

今年は鹿児島で台風にあわないのに帯広であうなんてなんともおもしろいというか、なんだか、愉快な気分になった。

お昼ごろに札幌に上陸と聞いて、さてどうするかと考えたけど、今のうちに出発だぁ~の声も勇ましく雨の中を外へ出る。

といっても、六花亭の本店へ。泊まったホテルがドーミーイン帯広だから近い。
お菓子を買うつもりはなくてドアを見たかった。
どうしてって?
ドアの作成に長女の友達のIちゃん(というより、Tちゃんの幼馴染のK子ちゃんのお母さん。勉強にフランスとかに行っているときいた)が関わっていると聞いたから・・・。
これがそうです。たぶん木製の方に関わったと思う。



重厚でとても素敵な自動ドアでした。

で、やはり本店でしか買えないお菓子やグッズを買う。

それから、雨の中を駅前のレンタカー屋さんまでGO~。
夫は「タクシーで行こうよ」と言うけど、「これってそんなにひどくないし、雨が少し強いと思えばへいちゃら」と私は言い、歩く。
そうなの・・・子どもの頃から、鹿児島のあの強風とすごい雨を経験している私にはなんのその。

レンタカー屋さんで車を借りる。レンタカーはマーチ。夫が乗りやすかったという。ありがとうさん。マーチさん。



まずは、帯広市百年記念館へ。
流石に来ているのは私たちとちらほら。



中に入ってマンモスにこんにちは。



十勝を開墾した依田勉三さんの存在を知る。
渡辺勝、カネさん夫妻や鈴木銃太郎さんや・・・もうすごいのひとこと。
伊豆からなぜに行くのか・・・。
カネさんに興味をそそられる。凛とした方だったらしい。横浜の共立を出ているとの由。親近感を覚える。





彼らの作った晩成社から今の私の大好きなマルセイバターサンドの包装の名前ができたというのを新しく知る。どうして「マルセイ」なんだろうと思っていた。先人の苦労に敬意を表してだろうか。



他にこんなものが・・・。
母を思い出した。



かわいいですね。



きれいねえ。



何時間いたのだろう。
じっくり、見る。
時計や土器や、大豆や、十勝に昔からいた方の話や・・・ほかにもいっぱい・・・見る価値あり。

さて、そろそろ美術館へ行こうかと外を見れば、雨は小降りになり、遠くが明るい。

やったぁ~、台風がいっちゃた!
美術館へ歩く道で中城ふみ子さんの歌碑に遭遇。
嬉しいね。



感激。
まさか、歩いた道で出会えるなんて思わなかったから。

そして美術館。


高倉健の特設展示をしていたけど、私たちはスルー。



常設展の絵を楽しむ。
樹木を描いた絵がきれいだった。
途中、エゾリスに会う。中城ふみ子さんの石碑を見たあとと、美術館のあと。
しっぽが大きくてかわいい。
北原白秋の「りすりすこりす」の詩を思い出し、つい、口から出る。



途中の児童館。素敵ねえ。



それから、さわやかな青空の下を教えてもらった柳月トスカチーナへ。



パスタがおいしい。



トイレの花がいい香り。名前がわからない。



三方六を求める。
ここのお店のスタッフはみんな感じがいい。

そして、今度はかつて短歌の吉田さんが館長をしていた帯広市図書館へ。
すばらしかったなあ。
きれいに整理されて、読みやすい。



そこで、中城ふみ子さんのお部屋をのぞく。
「辛夷」にいた中城ふみ子さんの「中城ふみ子読本」を求める。





そして、意外と図書館と近かったホテル日航ノースランド帯広にチエックイン。バッグを置く。図書館に行って初めて気づく。図書館から歩いてすぐなんだって。



希望をきいてくださって9階。眺めがすばらしい。
お花もきれい。



それから、中札内村へ。
愛国や幸福駅や懐かしい名前を見る。
ちらっと幸福駅が見られたけどね。
ドライブしながら、帯広っていいなあ。土地も広いけど、心も広く、豊かにさせてくれる。
十勝、北海道は最高だ。
中札内村の道の駅。




ここもお花がきれい。夕闇だけどね。



そして、童話仲間のI川さんがホテルにいらしてくださって談笑。
楽しい。
行動的。
すごい。小説、短歌、俳句とどんどん賞をもらっている。
朗読に畑ガイド、彼女を見ていると本当に人生を謳歌していると思う。

有名な作家S藤さんの話も楽しい。
S藤さんのエッセイはこの前読んだばかり。今、ベストセラー?
ふたりは似ているかも・・・思っていることをはっきり歯に衣着せずに言うから…と思う。聞いている方は小気味いい。

夜は早々としめるお店が多く(当たり前よねえ、横浜と違うよ)居酒屋「ととと」に行ってこれを食す。
「ととと」とはとうふ、十勝、もう一つはなんだったっけ?
かわいいもうすぐ17歳になるという女の子が見送ってくれる。愛嬌いいな。



というわけで、一日、本当に充実していました。なが~い一日でした。
他にもたくさん、書くことがあるのだけど、このくらいにしておきます。

これが十勝、帯広の18日の楽しい一日でした。



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室蘭から新千歳空港を経て帯広へ

2017-09-17 23:41:48 | Weblog
こんばんは。

東室蘭駅から、高速バスで、新千歳空港へ。
ここはJR東室蘭駅。



今、帯広のホテルです。新千歳空港に着いて、帯広行きの高速バスに乗りました。 
新千歳空港で見た側溝のふた。






帯広までの風景を少し。牧歌的ね。


 





乗ったバス。





帯広に着いてまず紹介された豚丼の「ぱんちょう」





行列ができていたけど、私たちは、かろうじてセーフ。
私は4枚でオーケー。



鰻丼の味ね。おいしかった。

ホテルで、モール温泉に入っていたら、「指宿で・・・」って女性ふたりが話していたのでつい「私は指宿出身で・・・」と話してしまう。
だって、こんな北の帯広で指宿って聞くなんて、なんというタイミングでしょう。
隼人と川崎の姉妹の方々でした。愉快ね。

夜はいつもの夜鳴きそば。


目の前の風景。



いつものようにおいしい。

帯広に着いた18時40分頃は暗かったけど、なにかしら、広々さを感じました。
明日は台風とか・・・
帯広で台風?
鹿児島ならわかるけど・・・
それなりに、行動しましょ。

今日は次女にとってもいい日。
ラインで話が弾みました。
みんなに助けられ、それがありがたく、また、その気持ちへの感謝は他の方々にも返していけたらいいなと思う。

おやすみなさい。
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Cちゃんの運動会、楽しかったぁ~9月16日~

2017-09-17 14:24:30 | Weblog
昨日、Cちゃんの運動会がひろ~いグランドで行われました。
第42回だそうです。





天気は、曇りでときおり小雨がぱらつきましたが、そんなことはなんのその。
楽しくプログラムが進んでいき、午後には晴れてきて、暑くなりました。



腕を大きくふってにこやかに入場するさまは、運動会を楽しんでいる真面目なCちゃんならではでした。
 かけっこもフォームが、かっこよく、最後まで一生懸命走りました。

「もぐらっちょ」のダンスは、スコップを肩に楽しいダンス。お父さんとの競技は、1位でした。

だるまさんをひく競技、お母さんとのフォークダンス、玉入れ、綱引きとたくさんの出番があり、よく頑張ったと感心します。

Mちゃんも、2回も出番があり、アンパンマンの黄色いジャージが目立ち、かわいらしく、2歳なのにちゃんとゴールに向かうのに、びっくり。

Tちゃんも卒園生で出て、ジャンケンゲームはTちゃんらしく、頼もしかった。

ちなみに私も夫も別々な組で「リサイクルの達人」という祖父母のゲームに出て、夫は2位、私は1位。
でもね、あとでビデオで見て、自分の外見にがっかり。
ダイエットしなきゃといったら、娘が「去年も言っていたよ」って。
ギャハァハァ~、ガクッです。

お昼のお弁当です。娘手作りです。
子どもたちの好きなオムレツ、焼きそば、お好み焼きは画期的です。
シューマイは、横浜からのお土産。崎陽軒のシューマイです。



わざわざ近所のH田さん家族、小さいときから面倒をみてくれているかえでちゃんが応援にきてくれて、みんなでいただきました。



今日はCちゃんは、ヒロインです。
帰りには幼稚園の先生がわざわざ挨拶してくださり、ありがたいかぎり。
娘に「おばあちゃんたちは来ましたか」と気にかけてくれていたようです。

Cちゃんのおかげで、本当に楽しかった。
いい幼稚園です。
最高です。

Cちゃんのメダルです。



雰囲気をすこ~し。



競技をたくさんアップしたいのですが・・・。
とにかく、かわいかった。
私も幼稚園教諭として、母として、かつてを思い出して、感慨深かった。


運動会が終わって、みんなは、なにかしら、鉄道フェアに行き、帰宅してからも元気に公園で遊んでいました。
夜はトランプ。
私はMちゃんと寝ました。
しあわせ~
Mちゃんは、人懐っこく、みんなにかわいがられます。

今朝は、将棋。ままごと、サッカーのまねごと・・・など。

Cちゃんが「のりちゃん、今度は五つ泊まってね」って。

東室蘭まで送ってもらい、今、新千歳空港に向かっています。
それから、帯広に向かいます。

室蘭、楽しかった!!
ありがとう

幼稚園の紫苑のお花です。



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北海道はいいなあIN室蘭

2017-09-15 11:24:37 | Weblog
北海道への機内からの雲です。
きれいだった。




着陸近くになって





北海道は、なんとなく、海外の雰囲気を感じさせる(数少ない海外旅行だけど)

緑が美しくて・・・。
好きだなあ、北海道。






今日の花。











Tちゃん、Cちゃん、Mちゃんの大歓迎を受け、楽しい一日だった。

公園で遊べば、近所のお姉ちゃん、お兄ちゃんが遊んでくれ、昔ながらの子どもたちの遊びを見たようで、娘たちは、温かい、いい環境で子育てをしていることを嬉しく思った。

Tちゃん、Cちゃん、Mちゃん、夫、私と「ヨーイドン」と、公園で走ったさまはとてもおもしろかったらしく、娘に動画を撮られて、ラインに載せられた。何度も走ったね。

2歳のMちゃんが、ジャングルジムのてっべんに裸足でのぼったこと、Cちゃんが私を描いて切りぬいたり、ピアノを自然に弾いたこと、Mちゃんがすぐに宿題に取りかかり、教科書の朗読をしたり、明日のお弁当のサンドウィッチにバターを塗ってくれたこと、一緒のお風呂でままごとをしたこと、寝しなに私が童謡を歌い・・・Mちゃんはすぐに寝たことなど、可愛らしく、感心する場面が多く、楽しかった!

次女たちや息子たちからのお土産も大人気だった。

明日は、Cちゃんの運動会。
幼稚園にお迎えにいけば、にっこにこのCちゃん。
ときおりの言葉にはっとすることもあり、頼もしい。
娘は遅くまでお弁当作り。感心ねえ。
Dさんは、宇宙研での研究会を終え、私たちのあとを追うように、横浜線、羽田空港から新千歳空港、そして、大学の仕事をして夜に帰宅。愉快ね。

新千歳空港でメールを開いたら、ブログの友達からメッセージをいただいていて感激。
優しいなあ。

今夜もあっちとんだり、こっちいったりのブログでした。

というわけで、室蘭の夜は更けていきます。

おやすみなさい。



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明日、室蘭、帯広へ~Cちゃんの運動会へ~

2017-09-14 21:23:33 | Weblog
こんばんは。
昨日、次女から届いた空の雲。
「飛行機みたいでしょ」って。



見えますよね。

昨日の空はとてもきれいで、また、見とれてしまった。

次女たちにいいことがありますように。
今の懸案事項はきっとうまくいくと思うよ。

今朝、歩いていたら前に女の子。
きれいな髪をしているなあと思いつつ「おはようございます」と挨拶をすればさわやかな声がかえってくる。「おはようございます」と。
10月に体験学習に行くんですって。
ワクワクしている様子がよくわかる。
初めて会った女の子なのに、よくおしゃべりしました。
「おばちゃんはね」と話しながら「おばあちゃんはねえ」でもいいかもと思った次第。

昨日、びっくり。
Kさんのブログに私と同じ名前があり、あれ~って感じ。読み方が違うかもしれない。また、いつも拝見するCさんのぶろぐには「あじさい」が。
偶然だったけど、ひとりで笑ってしまった。

さて、今日は木曜日。
明日からお休み。

そして、早朝、羽田空港から北海道へ飛びます。
室蘭のCちゃんの運動会へ。16日にあります。
このブログのパソコンバージョンの左側にある文化学園大学附属幼稚園の運動会です。
最新のブログにCちゃんは、ちょっぴり写っていて、この前は大写し。
「あっ、Cちゃん!」と話しかけてしまいます。
ひろ~いグランドで運動会ができますように。

それから、今回は帯広に足をのばします。
I川さんと会えるといいな。
短歌のY田さんは忙しいだろうなあ。何しろ、今は大学の副学長だから。
計画が急に決まったしね。

ワクワクです。

でも、やっぱり、帯広は足の向くまま、気の向くまま・・ゆきあたりばったりの旅になるでしょうか。

ブログ、更新したいけど、どうなるかなぁ。
自分の記録ですが・・・。

では、初秋の北海道、室蘭、帯広を満喫してきます。
帰宅は19日の予定です。
皆さまも楽しい連休をお過ごしくださいね。
これから、準備です。

いってまいります
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「オオカミのお札」三巻を読む~おおぎやなぎ ちか作 中川 学絵~

2017-09-13 22:32:30 | Weblog
おおぎやなぎちかさんの本「オオカミのお札」三冊を昨日読み終えた。

奥湯河原へ行くときに「オオカミのお札(一)カヨが聞いた声」を持っていった。
読み始めると止まらなくなるのだけど、そのときそのときやることができて・・・でも、帰りの電車内で読み終えた。
読み終えて、本を膝においてしばし呆然とした。
余韻に浸ったというのがいいかもしれない・・・。
江戸時代の話である。

そして、帰宅した翌日
「オオカミのお札(二)正次が見た影」を読了。
戦時下の話だ。

それから、昨日、現代の話として「オオカミのお札(三)美咲が感じた光」を読み終えた。
これらの本がそうです。



ちかさん、またまたいい本を書きましたね。
まずは、ご出版、おめでとうございます。

三冊一度に出すのがどうなのか、もったいなくはないかと思ったけど、三冊一緒ゆえ、意味があり、興味をそそられ、次は次は・・・と読みたくなる。

神社の祠に貼られている「オオカミ」のお札。
その祠の中には「大神さま」がいる・・・。

ああ、人は生きている。
つながって生きている。
精一杯生きている。
江戸時代があり、戦争のときがあり、現代がある。
それぞれの時代の人、一人ひとりがいとおしい。

今のあなたにはご先祖さまがいたのよ。その息吹があってあなたがいるのよと・・「しゅるしゅるぱん」にも感じたことだ。
でも、今回の書き方はまた違う。受け渡し方は少しちがった。

祠に貼られたオオカミのお札・・・。

(一)の「カヨが聞いた声」の妹ナツに対しての思い。
人には悪の心もあるということ・・・それに苛まれるカヨ。
人間の善と悪・・・だれでも持っている。ここまでも自分を責めるのか、カヨは…と思った。純粋な心をみる。

(二)の「正次が見た影」
戦争というものをこの物語を読んで、子どもたちが何かを感じとってくれればと思う。
とても、自然に、よく書かれていると思う。
悲しいね。
オオカミ以上に怖いもの・・・それは・・・。
実話に基づいた話だ。

(三)の「美咲が感じた光」
離婚という現代の世相の中の美咲。あまりにも辛い現実が襲う。岩手と東京を行き来するちかさんしか書けない物語だ。体験者しか書けない。3・11のこと。ついこの前のこと。
でも、生きていかなきゃならない。それが現実だ。

うまく書けないのだが、3冊、それぞれに趣がある。
どの時代も子どもたちがいた。大人がいた。
生活があった。
生きていた。


ふと、思う。
私の先祖の江戸時代の人たちはどういう生活をしていたのだろうかと。
薩摩で・・・。

ご先祖様がいて、今の私がいる。生かされている。
私は見守られていると切に思う。
感謝しかない。

少し引用させてください。
「細い朱ぬりの鳥居をくぐると狛犬ならぬ一対のオオカミの石像と、ランドセルをひとまわり大きくしたほどの祠がある」
これは現代版。

では、その描写は、戦時下、江戸時代ではどうなっているか。
読んでください。

三冊に出てくる黒い筋の数本入った灰色の石。
うわぁ~すごいと思った。
江戸時代からの石・・・その石がさりげなく3冊に出てくる。小憎いちかさんの演出だ。
素晴らしいなあ。
細かい気配りのある物語。

それぞれに三冊の本がいい。
しっとりとする。

手元において、また読みたくなる本だと思う。
軽いからバッグにいれてどこでも読めます。

いっぱい書きたいこともあるけど、感想文の苦手な私・・・「よかった!!」で終わらせてください。

本当によかった。

ちかさん、頑張りましたねえ。
すごいです。
ありがとう。

ぜひ、皆さま、読んでください。
自分というものを振り返るかも・・・。

そして、自分だけの命ではない。
つながって自分がいるんだと思えば、おのずと生き方も変わるかもしれませんね。

私の誕生日にかけて読んだ3冊。
偶然ではない気がする。
これからの生き方を思います。
素晴らしい物語のプレゼントをいただきました。

今夜も言います。
本は心の栄養だと・・・。

中川学さんの絵も素朴で心に沁み入ってきました。
くもん出版から発行です。

ちかさん、今度は昌一さんのその後を読みたいです!

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「7番目の季節 じゅんぐりじゅんぐり」 かとうけいこ作 おのかつこ絵

2017-09-12 19:36:20 | Weblog
かとうけいこさんの本「7番目の季節 じゅんぐりじゅんぐり」を早くご紹介しなきゃと思いながら、今日になってしまいました。


ずっと前、7月に読了していたのですが、もう一度、読みたいと思い、バッグに入れて、出勤していました。
「7番目の季節 じゅんぐりじゅんぐり」はこの本です。



絵は、おのかつこさんの素敵な銅版画です。

このかわいい表紙に誘われて、本を開くと第一話から第七話までの目次があります。

第一話 コタロウゆきんこにあう
第二話 ぼくとびたくなっちゃった!
第三話 ネコジャラシティのお月見まつり
第四話 ドジョウとコスモス
第五話 みつみみぎつね
第六話 なごりのさくら
第七話 ペガサスの馬車

まず、どれもこれもかわいい興味を魅かれるタイトルですよね。

全体的に、ひとことで言えば優しさの詰まっているお話でした。
どの話にもかとうけいこさんの優しさがありました。
心が和みます。
かわいいお話に昔の純粋な心を持っていた自分を思い出します。
文章がとても上手でその風景が手にとるようにわかります。

どの作品もよかったのはいうまでもありませんが、特に私は「なごりのさくら」が好きでした。
情感が漂っていて・・・。
心にじーんときました。
主人公のさとるの気持ちとさくらの木、いいお話です。

「ぼくとびたくなっちゃった!」も楽しかった。

どれもこれもかとうさんの渾身の作品です。

最後の「ペガサスの馬車」は、いろいろ考えさせられました。

また、これを編集しているときのかとうさんの心情を推し量り、ちょっとせつなくなったのですが、ああ、今を大事に生きなきゃと思うことでした。

「じゅんぐりじゅんぐり」の意味を考えるのもいいかと思います。


どうぞ、皆様、手にとってお読みください。
発行は銀の鈴社です。

それぞれのお話の挿絵のおのさんの絵もまた圧巻です。

本、絵本は心の栄養ですね。

素敵な本を出されたかとうけいこさん、おのかつこさんに拍手です

ありがとう




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りんご~KIDに学ぶ~

2017-09-11 23:58:40 | Weblog
こんばんは。

今日も忙しかった。

今朝方、4時くらいから長女と次女と私とラインで用事のメッセージのやりとり。
そのまま、寝ずに過ごしたから、駅までの歩きでは幾分かふらふら。

でも、仕事はどうにかこなして、午後から休む。
ちょうど正午前にお電話があり、その対応をして・・・仕事をやった感、満載で職場をあとにする。

次女の用事で出かけたわけだけど、まあ、いくらか役立ったかと思う。

人生、決断のときもありです。

KIDを連れた次女と待ち合わせたのだけど、KIDが私を見て声を出して喜んでくれる。
嬉しいなあ。

喜ばれるってことがこんなにうれしいなんて。

だから、やはり、家族のみんなが帰ってきたときは笑顔で「おかえりなさ~い」と言わなきゃね。

会ったときもにこやかに「こんにちは」と・・・。

喜ばれるってことは「認めてもらっている」ってことよね。
かわいいKIDに学ばされることおおいにありです。


帰宅してさすがに爆睡。

朝かと思ったら、22時前でほっとしました。

昨日から高崎の友人宅に行っていた夫のお土産のりんごのおいしいこと。
りんごの季節になりました。
「はなあ園の新鮮直送りんご あがつま産 つがる」とメッセージが作った方のお顔といっしょにありました。丹精込めて作ってくださったんですね。



おやすみなさい。



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