陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

昨日山本耕史さんの「HEDWIG AND THE ANGRY INCH」を見て…

2007-03-02 22:11:32 | Weblog
昨日、山本耕史主演の「HEDWIG AND THE ANGRY INCH」を見てきた。
新宿は本当に久しぶり。いつもは西口のCD店に行くが、今回は
演劇鑑賞。それもロックミュージカル
三上博史が演じてあたった「ヘドウィグ」だ。
新宿FACEは東口の方でコマ劇場の反対側。ここまでわかっていたのに、
入り口がわからなかった。エレベーターは一つしか使えなくて…係の人に聞いてから乗った。初めての場所は本当にわからない。
(FACEは以前リキッドルームという名前のライブハウスだった。
2回ぐらい行っているはずだったのだが…)
中の指定席のイスに驚いた。作り付けで可動式のイスを想像していたが
もろに学校で使用する折りたたみのイスだった。
8ぷん押しで始まる。
ヘドウィグが少年時代に過ごした旧東ドイツ。
母親と過ごした日々を語る感じで始まる。
そこから歌(ロック)も交えて自分の片割れを捜す話に入っていく。
今回イツァークが全面に出ていた。中村中(なかむら あたる)が其の役を演じた。彼女(以前は男だった)はいろいろ声を変えていろんな役をこなした。
ヘドウィグの母親の声だったり、ヘドウィグに体をゆだねてきた男の声だったり、
多彩な声の持ち主だった。最初、女の人なんかいないのに誰が母親の声を
やっているのかわからなかった。よーく見ていたら中村が声を出していることにようやく気づいた。この人何者?と…
三上博史の「ヘドウィグ」を見ていたので内容はわかっていた。
山本耕史さんの体でどんな「ヘドウィグ」になるかとは思っていたが…
終わってみると、えっ?という感じになった。
何か説明不足なんじゃない?最後の部分!
三上博史さんの時鳥肌がたつ程感動したのだ。
「アングリィ インチ」になった部分の説明がやや不足していたような
気がする。三上さんがやった演技をそのままやっては山本さんの個性は出ないが、
それにしてももう少しヴィジュアル面があっても良かった気はする。
今回、ねちっこくしなかったのは単なる演出?
やや迫力不足は否めない。中村中さんの起用は凄く良かっただけに少し残念…
最後に中村さんが女性として登場したときのきれいさに驚いた。
白いドレス、髪は結い上げ、まるでどこかの国のお姫様…という感じだった。
この人「ヘドウィグ」と同じなんだとわかった。
中村中さんの本来の演技をじっくり見てみたい気がした。
そんな風に感じたミュージカルだった。



このミュージカルを見に行く前にFACEがどういうふうに使われているかネット
で調べたら、格闘技に使われていると知って驚いた。
ライブハウスだったイメージが…
FACEは多目的ハウスに変身したってか?私には納得出来ない。
音響はとても良かったのでどんどん以前の様にヴィジュアルロックバンドが
出られるライブハウスになって欲しいと願う。
コメント
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