陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

読売新聞朝刊 「編集手帳」を読んで

2021-09-10 13:10:30 | Weblog
 コラム「編集手帳」を読んだ。
最初は「塗壁」の話し。漫画では妖怪だが実は妖怪の名前では
なかったらしいとのこと。
京極夏彦さんの講演集『「おばけ」と「ことば」のあやしいはなし』に
教わったという。
 目の前に何かにたちふさがり、歩けなると言う民話を柳田国男が書き留め、
水木しげるさんが漫画にしたという。
「塗壁」は元々現象であったという話し😲 
京極氏は<「塗壁が出る」のではなく「塗壁」が起きるだったんですね>と
述べているという。
 何かにたちふさがられ、歩けなくなって久しい。19都道府県に対する緊急
事態宣言の延長の話しになる。ため息をつきながら、ため息では済まない
話で、ミュー株のワクチン効果が7分に1に低下するコトがわかった
という話しが続いた。

小さいコラムにここまで膨らませて書く編集記者さんの力量が凄いと思う。
ミュー株の効果の話しはつい先日出たばかり。
それをすぐ他の話しと付き合わせて膨らませ、読者がどれくらい興味を
持ってくれるか。一発勝負的な感じもする。
「塗壁」の話しはためにもなった。
今後も編集記者さんにはギュッとつまった「編集手帳」を期待したい。
コメント
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