<大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろだが、
その両親は、病弱だった幼少期のちひろを治したという、あやしい宗教に
深い信仰を抱いていた。中学3年になったちひろは、一目ぼれした新任の
先生に、夜の公園で奇妙な儀式をする両親を見られてしまう。そして、
そんな彼女の心を大きく揺さぶる事件が起き、ちひろは家族とともに過ごす
自分の世界を疑いはじめる。監督は、「さよなら渓谷」「日日是好日」の
大森立嗣。 映画.comより>
ちひろ(芦田愛菜)、父(永瀬正敏)、母(原田知世)、新任の先生に
岡田将生とそこそこいい俳優さんをそろえたが・・・
よくわからない宗教を信じた両親との確執がよく描かれてはいた。
あるときの夕方、数学の先生(岡田将生)に送ってくれるというので
ちひろは男子同級生と一緒に車に乗って帰る途中、小さな公園で両親が
へんな儀式をしているところを見られてショックを覚える。
その後11月頃、先生から絵を描いているのを否定されて・・・
あれはつらかったな~、あんな風に言われたら悲しすぎる。
ちひろの一方通行の恋が終わったのだ。
両親がへんな宗教にはまっているのを知ってしまった叔父さんがちひろ
心配をして声をかけてくれたが、結局両親と一緒にいることを決意。
でも最後何?意味不明だったんですけど・・・死ぬつもりだったんでしょうか?
ただ単に星を見つめて過ごしたってことなの?
宗教の儀式っていろいろあるので理解しがたい所もある。
作り物だとしても奇妙だったな~。それを一心に信じているわけでしょ?
娘のために一生懸命祈っていたってこと?信じていたってこと?
新興宗教には気をつけましょうということか?
誰がどんな宗教を信じるか自由だが、ちょっと宗教臭が強かったかな~。
特に自分の家に伝わる宗教を否定はしないが、心のよりどころは欲しいよね。
まあ無宗教に近いのかな~。
芦田愛菜ちゃんの演技は良かったし、娘を可愛がる両親が微笑ましくは
見えた。そこに宗教を混ぜたのがちょっと行きすぎたかな~とは思う。
あり得る話しではあるので、考えさせられた。興味のある方は見てください。