陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

「岬のマヨイガ」DVD

2023-08-13 22:07:06 | Weblog
<児童文学作家・柏葉幸子が東北の民話を盛り込みながらつづった
同名ファンタジー小説をアニメーション映画化。
ある事情から家を出た17歳のユイと、両親を事故で亡くしたショックで
声を失った8歳のひより。それぞれ居場所を失った2人は、
不思議なおばあちゃん、キワさんと出会い、岬に建つ古民家「マヨイガ」で
暮らすことに。そこは“訪れた人をもてなす”という、岩手県に伝わる
伝説の家だった。マヨイガとキワさんの温もりに触れ、2人の傷ついた心は
次第に解きほぐされていく。そんなある日、「ふしぎっと」と呼ばれる
優しい妖怪たちがキワさんを訪ねてマヨイガにやって来る。
主人公ユイの声を芦田愛菜が演じる。アニメ「のんのんびより」シリーズの
川面真也が監督を務め、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」シリーズの
吉田玲子が脚本を担当。  映画.comより>

遠野に伝わる妖怪の話しと東日本大震災後の話しをからめた話しに
なっている。しかし登場人物の17歳ユイの事情は父親から逃げたかったから、ひより8歳の事情は両親が交通事故で亡くなって、震災後に行く場所が
なくなってしまったから、大勢が非難している体育館にやってきて、
不思議おばあさんに拾われたのだ。
岬に立つ古い家は二人にとって不思議な場所になり、自分を取り戻すことが
出来た家になった。

私は妖怪ものがわりと好きで・・・文庫小説にもそういった類いものはあるね。
やっぱり河童は外せないね😀
遠野まで小船で河童が泳いで、そこまで運ぶ設定が無茶だが面白かった。
調べたいことは河童に頼んでいた。海ベの穴の先には何があるのか?
4箇所穴はあるが4個めの穴の先は封印してあるとの話しで、河童にもそれはわからなかった。三つの場所の一カ所は小船で観光出来る。
この話しテレビでみたことがあるのだが・・・何年前だったろうか?
  言い伝えのアガメ(蛇で目が赤い)は人間の弱さ等を好みそれを
  食べると大きく成長する。
アガメのために地元民はおびえていた。それを知っておばあさんが奮闘する。
ひよりがユイを追いかけていくうちに、声がでるようになった。
血は繋がっていないが一緒に生活していくうちに家族らしさができる
ようになったので、おばあさんを助けるという一大イベント!
ひよりの笛、ユイの弓矢でアガメを退治することが出来た。
(その間には各地から応援に駆けつけた妖怪達もアガメを退治すべく力を
貸してくれていたが・・・)見える人は限られているらしい。
そしてそういうのを見たことは町の人には話てはいけない決まりなのだ。
人は弱いものだ。しかし、助けて欲しい時は声をだしていいんだよと
言いたいね。弱いところを見せたくないのは解るけど、そばにいて欲しい人
を一人でも作りたいと思わせるアニメだった。

ユイやひよりちゃんがどんな成長をするのか続きをみてみたい気もした。
自分が何をしたいか決まったらまたアニメ映画になるかな。
私が知っている「座敷童子の代理人」も結構凄い話が出てくるが・・・
(これが続き物でかなりの冊数出ている読み切れないよ😀)
古本屋でしか買えない、大きなブックオフにでも行くか?😀
そうだこの柏葉幸子さんの小説があるらしいので捜してみようと思う。
DVDの出来はよかったと思う。
コメント
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